シュパンツィヒ・クァルテット/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番、他
2025年02月04日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

弦楽四重奏曲集〜ベートーヴェン、リース、ロード
このアルバムには、同時代の作曲家ベートーヴェン、ピエール・ロード[1774-1830]、フェルディナント・リース[1784-1838]による3つの弦楽四重奏曲を収録。19世紀初旬のウィーンにおける3人の関係を捉えています。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番は1810年に書かれた作品で、自身で『セリオーソ』と名付けた厳格な曲です。ピエール・ロードはフランス出身のヴァイオリニスト。1812年にベートーヴェンが最後のヴァイオリン・ソナタ第10番を献呈した相手です。ここには1811年に出版されたハイドン風の佇まいを持つロードの四重奏曲が収録されています。そしてロードに献呈されたベートーヴェンのソナタも収録されていますが、こちらは原曲ではなく、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったフェルディナント・リースが1830年代半ばに編曲した弦楽四重奏版です。彼はベートーヴェンの音楽を深く理解しており、その作品を繊細に分析しながら、室内楽作品として新たな形に再構築しました。
演奏するシュパンツィヒ・クァルテットは、ベートーヴェンと深く関わりのあったイグナーツ・シュパンツィヒの名を冠したケルンのアンサンブル。リース作品の演奏が高く評価されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
● ベートーヴェン/リース編:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96(弦楽四重奏版)
● ロード:弦楽四重奏曲ト長調 Op.18
シュパンツィヒ・クァルテット(古楽器使用)
アントン・シュテック(ヴァイオリン)
カーチャ・グリュットナー(ヴァイオリン)
クリスティアン・ゴーセス(ヴィオラ)
ヴェルナー・マツケ(チェロ)
録音時期:2021年3月
録音場所:Andreaskirche, Berlin-Wannsee
録音方式:ステレオ(デジタル)
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