コルティ、イル・ポモ・ドーロ/『極端の時代、多感様式の音楽』

2024年11月26日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


コルティが誘う、わずかな期間だけ花開いた情感豊かな音楽への旅

フランチェスコ・コルティと彼が首席客演指揮者を務めるイル・ポモ・ドーロによる、多感様式のチェンバロ協奏曲を中心としたアルバム。
 18世紀の後半バロックから前古典派、そして古典派への過渡期に発生した「多感様式」は、感情の揺れを率直に表す起伏の激しい音楽表現が特徴ですが、短い間に古典派に取り込まれるように後退していきました。疾風怒濤期のハイドンやベートーヴェンなどへ大きな影響を与え、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ[1714-1788]がその代表格とされます。ここではゴータの宮廷楽長でその作曲手腕がモーツァルトからも一目置かれていたゲオルク・ベンダ[1722-1795]と、大バッハの長男ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ[1710-1784]によるチェンバロ協奏曲を中心に、カール・フィリップ・エマヌエルのチェンバロ独奏曲も2曲挟み、疾走するように情熱的なパッセージから穏やかで美しい緩徐楽章まで、その魅力を多角的に楽しませてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
● G.ベンダ:チェンバロ協奏曲ヘ短調
● C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏曲 Wq.118/9
● W.F.バッハ:シンフォニア ニ短調 Fk.65
● W.F.バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ長調 Fk.41
● C.P.E.バッハ:アンダンテ ハ短調〜ソナチネ ハ長調 Wq.103
● G.ベンダ:チェンバロ協奏曲ロ短調

 フランチェスコ・コルティ
(チェンバロ、指揮)
 使用楽器:製作者不明、1700年頃ドイツ製の楽器による、アメリカ合衆国ミシガン州マンチェスターのキース・ヒルによる2001年製再現楽器

 イル・ポモ・ドーロ(古楽器使用)

 録音時期:2024年1月22-25日
 録音場所:イタリア、パドヴァ、サラ・デラ・カリタ
 録音方式:ステレオ(デジタル)
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