リュビモフ/ジョン・ケージ:『フォー・ウォールズ』
2022年05月20日 (金) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
アレクセイ・リュビモフのロッケンハウス・ライヴ。深夜のジョン・ケージ!
ジョン・ケージがチャンス・オペレーションによる作品を発表する前、1944年にマース・カニングハム振り付けによる舞踏劇のために書いた『フォー・ウォールズ』。カニングハムの「演奏の容易なもの」というリクエストもあったとされますが、ピアノは白鍵のみを使用して演奏するように作曲されており、9曲目にあたる『VII』のみカニングハムによる詞をソプラノがソロで歌います。
演奏はケージのスペシャリストであり、1992年以降コンサートやダンサーとのコラボレーションでこの作品を度々演奏してきたアレクセイ・リュビモフ。1994年のロッケンハウス音楽祭で真夜中の12時から行われたというライヴの記録です。深淵を覗くような静寂と、暴力的なまでの激しい動きを行き来するその響きは、「フィリップ・グラスやアルヴォ・ペルトのスタイルと、ミニマリズム全体を予見する」(リュビモフ)という美しさと刺激に溢れています。
2002年にモスクワのレーベルからリリースされたアルバムの再発売で、プロデュースはリュビモフ自身です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ケージ:フォー・ウォールズ
アレクセイ・リュビモフ(ピアノ)
マリアンヌ・プスール(ソプラノ)
録音時期:1994年7月8日24時〜9日1時
録音場所:オーストリア、ロッケンハウス(ロッケンハウス室内楽音楽祭)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
16件中1-16件を表示
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。