坂入健司郎&名古屋フィル/チャイコフスキー:交響曲第4番、他

2022年05月18日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


多彩な表現と明快な構築で魅せる!
坂入健司郎の名フィル・デビュー、ライヴCD化!
圧巻のコントロールで大エネルギーを放射したチャイコフスキー第4交響曲の快演ほか、
コンサート・プログラムを丸ごと収録!


気鋭指揮者・坂入健司郎がはじめて名古屋フィルと共演した2021年ライヴ。ロシア音楽でまとめられたプログラムから様々な響きを引き出し、表現力の多彩さと明快な構築感で大いに魅せた充実の演奏が、プログラム丸ごと音盤でお楽しみいただけます。メインのチャイコフスキー第4番は曲全体をみごとに見通して輝かしく段階的に盛り上げていき、ここぞという所で予想値を超える大エネルギーを放射、圧巻のコントロールで鳴らし切った快演です。名フィル客員奏者でもある堀江裕介が巧みなソロを吹くグラズノフの協奏曲も聴きもの。同じプログラムを演奏した愛知・東京2公演の録音からより良い記録状態のものを収録しています。

【鈴木淳史氏の解説より】
「ボロディンの《中央アジアの草原にて》は、澄み切った響きが丁寧に重ねられていく。堀江裕介をソリストに迎えたグラズノフのサクソフォン協奏曲は、フランス音楽かと思わせる色彩をふりまく。後半は、チャイコフスキーの交響曲第4番。終楽章は、様々な方向性の音楽が入り交じるロンド形式だ。それらの音楽の繋ぎを滑らかにしたり、逆にコントラストを強くしたりと変化をつけることで、熱狂的なコーダを自然に導く上手さ。悲しみも喜びも、すべては最後に肯定される。そして、そんな〈幻想〉を実現させるには、このような緻密な流れの作りや構造が必要である」(販売元情報)(写真 販売元提供)

【収録情報】
1. ボロディン:交響詩『中央アジアの草原にて』
2. グラズノフ:サクソフォン協奏曲変ホ長調 Op.109
3. チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
4. チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20より『スペインの踊り』
(アンコール)

 堀江裕介(サクソフォン:2)
 名古屋フィルハーモニー交響楽団
 坂入健司郎(指揮)

 録音時期:2021年8月18日(1,4)、8月20日(2,3)
 録音場所:愛知県芸術劇場コンサートホール(1,4)、東京オペラシティ コンサートホール(2,3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付き



【坂入 健司郎(指揮)】
1988年生まれ、神奈川県川崎市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。これまで指揮法を井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、ウラディーミル・フェドセーエフ氏、井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受けている。13歳ではじめて指揮台に立ち、2008年より東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成。これまで、J.デームス氏、G.プーレ氏、舘野 泉氏など世界的なソリストとの共演や、数多くの日本初演・世界初演の指揮を手がけている。2015年、マーラー交響曲第2番「復活」を指揮し好評を博したことを機に、かわさき産業親善大使に就任。同年5月には、MOSTLY CLASSIC誌「注目の気鋭指揮者」にも推挙された。2016年、新鋭のプロフェッショナルオーケストラ・川崎室内管弦楽団の音楽監督に就任。その活動は、朝日新聞「旬」にて紹介された。2018年には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に初客演しオルフ「カルミナ・ブラーナ」を指揮、成功を収め、マレーシア国立芸術文化遺産大学に客演するなど海外での指揮活動も行なった。2020年、日本コロムビアの新レーベル「Opus One」よりシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」をリリース。2021年1月に愛知室内オーケストラへ客演、ブルックナー交響曲第3番を指揮し名古屋デビュー。同年8月には名古屋フィルハーモニー交響楽団に初客演。名古屋・東京にてロシア・プログラムを指揮し脚光を浴びた。2022年2月には、日本フィルフィルハーモニー交響楽団へ客演し、サントリーホール・デビューを果たした。これまで、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団とも共演し、今後は神奈川フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団などへの客演も予定されている。(販売元情報)

【堀江 裕介(サクソフォン)】
宮城県仙台市出身。愛知県立芸術大学卒業、同大学院音楽研究科修了。サクソフォンを古溝徹、雲井雅人の両氏に師事。ソリストとして外山雄三、松尾葉子、沼尻竜典、工藤俊幸、山田和樹各氏らの指揮で、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、愛知室内オーケストラ、セントラル愛知交響楽団等と協演。セントラル愛知交響楽団とは多数の共演を重ねており、定期演奏会のソリストも務めた。また名古屋フィルハーモニー交響楽団では18年にわたって客員奏者を務めるなどオーケストラ奏者としての活動も多く、国内外の指揮者の評価も高い。2021年にはソリストとして、坂入健司郎指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団と名古屋、東京でグラズノフのサクソフォン協奏曲を共演。ゲストソリストとしてアマチュア吹奏楽団や合唱団との共演も多数。近年は音楽全般におけるレクチャー・コンサートなど教育活動にも力を入れている。2021年に門下生と「HYMN CHOIR(ヒム・クワイア)」を立ち上げ、新たなサウンドと音楽、パフォーマンスを目指し活動を開始している。HYMN CHOIR主宰、Unita Della Saxコンサートマスター、Wind Ensemble GAJA、Arion Saxophone Quartetメンバー。ナゴヤサクソフォンコンクール運営委員長。愛知県立明和高等学校音楽科教諭。(販売元情報)
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