アルカイ&アカデミア・デル・ピアチェーレ/コロンビ−ナ〜メディナ=シドニア公の音楽

2022年05月17日 (火) 09:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


スペイン古楽界の次代のエース、ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイと、
自身の古楽アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレの新作


スペイン古楽界の次代のエース、ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイと、自身の古楽アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目のアルバム。ファミ・アルカイは1976年生まれ。現代のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中でもっとも才気あふれる若手演奏家と評されると同時に、その独特で伝達力に長けたアプローチによって、古楽レパートリーの優れた解釈者として広く認められています。ヴィットリオ・ギエルミらに学び、ジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIなど世界的に名高い古楽アンサンブルに参加。2002年に、アカデミア・デル・ピアチェーレを結成し、音楽監督も務めています。彼らの演奏は「並外れた特別なものであり、ヴィオラ・ダ・ガンバを喜びの可能性に満ちた新境地へと導く、ヴィオラ・ダ・ガンバの過去と未来への素敵なトリビュート」と英国グラモフォン誌は絶賛しています。
 スペイン・セビリアのセビリア大聖堂に付属するコロンブス図書館(コロンビーナ図書館)に5世紀にわたって所蔵されている「コロンビーナ歌集」は、間違いなく、スペインのルネサンスの偉大な音楽的遺産のひとつでしょう。その楽譜には、アンダルシア楽派のユニークな音楽約100点が含まれています。これらは、コレクションの創設者であるクリストファー・コロンブスの次男であり、並外れた好奇心旺盛なエルナンド・コロンによって、1534年に購入されました。おそらく当時はセビリアに拠点を置いていたメディナ=シドニア公爵夫人によって編集され、歴史上最初のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のひとりが、楽譜の一部を演奏したと考えられています。
 アカデミア・デル・ピアチェーレの音楽監督であるファミ・アルカイは、その500年後、楽譜をアンサンブルとしてここに蘇らせました。この録音はあまり演奏されないスペインのルネサンスの宝石を取り戻すため、フアン・デ・ウレーデの『これほどの苦しみはかつてなく』や、ヨアン・アンブロシオ・ダルツァノ『カビルド・カスティリアーノ』、ファミ・アルカイが独自のアレンジを加えた『悲痛な叫びで呪詛している』や『プレリュード=ラ・スパーニャ』などの作者不詳のものなど、様々な魅力的な作品が収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
● 作者不詳:プレリュード『ラ・スパーニャ』(ファミ・アルカイ編)
● 作者不詳:めでたし、『聖なる産みの母』
● フアン・デ・ウレーデ:『これほどの苦しみはかつてなく』
● 作者不詳:『私は歩かなく』
● 作者不詳:『彼らは呪い』
● フアン・デ・トリアーナ:『だれがきみにそんな力を』
● ヨアン・アンブロシオ・ダルツァ:『カビルド・カスティリアーノ』
● フアン・デ・トリアーナ:『大きな恐れを持ち』
● 作者不詳:『悲痛な叫びで呪詛している』
● ヤーコプ・オブレヒト:インテルルディウム『めでたし海の星』
● 作者不詳:『ア・ロス・マイティネス・エラ』
● 作者不詳:『何とかわいい坊や』
● エンリケ:『溢れんばかりの悲しみをもって』
● 作者不詳:『子守歌とワイン』
● 作者不詳:プレリュード『ラ・スパーニャ』(別の対位法による、ファミ・アルカイ編)


 アカデミア・デル・ピアチェーレ
 ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 録音時期:2021年12月9-11日
 録音場所:スペイン、セヴィリャ、Church of the former Convento de San Pedro de Alcantara
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
コロンビ−ナ〜メディナ=シドニア公の音楽 ファミ・アルカイ&アカデミア・デル・ピアチェーレ

CD輸入盤

コロンビ−ナ〜メディナ=シドニア公の音楽 ファミ・アルカイ&アカデミア・デル・ピアチェーレ

価格(税込) : ¥3,080

会員価格(税込) : ¥2,125

まとめ買い価格(税込) : ¥2,125

発売日: 2022年06月10日

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