マリウス・ネセット/自作自演集

2021年11月17日 (水) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


マリウス・ネセットが協奏曲を自作自演!
共演はエドワード・ガードナー&ベルゲン・フィル


1985年ベルゲン生まれのノルウェーのサクソフォン奏者兼作曲家マリウス・ネセット[1985-]が、エドワード・ガードナー&ベルゲン・フィルとの共演で「Chandos」に初登場!
「ノルウェーのグラミー賞」と呼ばれる「Spellemannprisen」受賞や、米ダウンビート誌の「25 for the Future(未来を担う25人)」などに選ばれてきたマリウス・ネセット。ジャズ・サクソフォン奏者として、挾間美帆を始めとする世界中の著名なジャズ・ミュージシャンと共演してきた他、コンサート・ホール向けの音楽の作曲家として注目を浴びており、このアルバムでは彼が作曲したオーケストラ向けの4つの新作を収録。そのうち3作品はサクソフォンがフィーチャーされた協奏的作品であり、マリウス・ネセット自身がソリストとして華麗な技術と音楽性を披露します。
 メインとなる協奏曲『マンメイド』は、エジソン、アポロ、ノーベルなど人類が辿ってきた創造の歴史を描きながら、現在直面する気候変動の課題をテーマとする、5楽章、約30分の力作。ジャンルを超えた多様な表現を、サクソフォンがまるで自身の身体の一部であるかのように自在に操るネセットのプレイでお贈りします。
 エドワード・ガードナーと、2023年まで首席指揮者のポストを延長して良好な関係を続けるノルウェーの名門ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団は、レコード芸術「特選盤」に選ばれたシベリウス『ペレアスとメリザンド』がロング・セラーを記録するほか、スチュアート・スケルトンをタイトルロールに据えたブリテン『ピーター・グライムズ』が英グラモフォン賞2021の「Recording of the Year(年間最優秀レコード賞)」を獲得するという快挙を達成しています。
『ア・デイ・イン・ザ・スパロウズ・ライフ』はオーケストラ版世界初録音。残り3曲はすべて世界初録音。(輸入元情報)

【収録情報】
ネセット:
1. マンメイド(人工の)(2019)〜サクソフォンとシンフォニー・オーケストラのための協奏曲

 創造
 エジソン
 アポロ
 ノーベル
 新しい創造〕
2. ウインドレス(風がなくなる)(2017)〜サクソフォンとオーケストラのための
3. エヴリ・リトル・ステップ(すべての小さな一歩)(2020-21)〜オーケストラのための

 認識する
 動き
 高く高く
4. ア・デイ・イン・ザ・スパロウズ・ライフ(スズメの一生における一日)(2016-17)〜サクソフォンとオーケストラのための

 マリウス・ネセット(ソプラノ・サクソフォン:1,4、テナー・サクソフォン:1,2,4)
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 エドワード・ガードナー(指揮)

 録音時期:2021年6月14-17日
 録音場所:ノルウェー、ベルゲン、グリーグホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND