【映像】ベルリン古楽アカデミー／ベートーヴェンとその時代 第2集

ベルリン古楽アカデミー／ベートーヴェンとその時代 第2集

ベートーヴェン・イヤー（生誕250周年）の2020年10月、SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が4夜に渡り開催されました。当盤は第3夜と第4夜のコンサートを収録。
　第3夜の中心を成すのはベートーヴェンの交響曲第5番『運命』とエティエンヌ＝ニコラ・メユール[1763-1817]の交響曲第1番。この2曲はほぼ同年代に作曲され、楽想的にもいくつかの共通点が認められます。このメユールの作品は、後年それを聴いたシューマンが称賛したという対位法を駆使した躍動感溢れる音楽。
　第4夜で取り上げられたのは、ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』と、その20年ほど前に書かれたユスティン・ハインリヒ・クネヒト[1752-1817]の交響曲『自然の音楽的描写、あるいは大交響曲』、そして『海の嵐』と名付けられたイグナーツ・ホルツバウアー[1711-1783]の交響曲。そのいずれもが自然を音で描いた作品として共通し、特にクネヒトの作品はベートーヴェンとの近似性でも知られています。
　ピリオド楽器を奏でるベルリン古楽アカデミーの奏者たちの姿や、その楽器配置など、楽曲以外にも見所満載の映像です。（輸入元情報）

【収録情報】
『コンサート 3』
1. ケルビーニ：歌劇『ロドイスカ』序曲
2. メユール：交響曲第1番ト短調（1808-09）
3. ベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』（1808）

『コンサート 4』
1. ホルツバウアー：交響曲変ホ長調『海の嵐』（1769）
2. クネヒト：交響曲ト長調『自然の音楽的描写、あるいは大交響曲』（1784-85）
3. ベートーヴェン：交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』（1808）

　ベルリン古楽アカデミー（古楽器使用）
　ベルンハルト・フォルク（コンサートマスター）

　収録時期：2020年10月28,29日
　収録場所：シュヴェツィンゲン、シュロステアター（ライヴ）
　SWRシュヴェツィンゲン音楽祭2020

　収録時間：155分
　画面：カラー、16:9