マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム/モーツァルト:交響曲第39〜41番(2CD)

2021年08月01日 (日) 11:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


マナコルダ+KAPの手によって、
新たな生命を与えられたモーツァルト「至高の三福対」


2011〜15年にシューベルト、2015〜17年にメンデルスゾーンのそれぞれ交響曲全曲録音を成し遂げ、HIP(Historically Informed Performance)をモダン楽器の室内オーケストラに縦横無尽に採り入れた充実したアプローチが絶賛された、アントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダム(KAP)。このコンビが初めて挑むモーツァルト、何といきなり後期三大交響曲の登場です。
 モーツァルトの交響曲第39、40、41番は、1788年初夏のわずか1ヵ月半のあいだに連続的に書かれましたが、作曲の動機はいまだに特定されていません。1788年6月26日にウィーンで完成された交響曲第39番は、明るく力強い中に真率な悲しみや清澄さが秘められ、第40番は同年7月25日に完成され、ト短調という哀愁を帯びた旋律が古典美の極致。そして第41番は8月10日に完成され、晴朗さと雄渾、崇高で神々しいというだけでなく、創造のエネルギーが満ちたまさに『ジュピター』という名にふさわしい名曲。カール・ベームやオトマール・スイトナーら20世紀の巨匠たちの中にもこれらコントラストに満ちた個性あふれる3曲を一晩で取り上げるモーツァルト指揮者はいたものの、昨今ニコラウス・アーノンクールやジョルディ・サヴァールなどピリオド畑の指揮者はより明確に「三福対」としての組み合わせを打ち出すようになってきています。モーツァルト自身、この3つの交響曲をひとつの壮大なる組曲になるように考えていたともいわれており、『第39番』の第1楽章は三位一体の序曲であり、『第41番』の最終楽章はそれまでのすべてを集約した音楽という捉え方をしていた可能性があります。
 マナコルダはそうした説を含めながら、これまでのシューベルトとメンデルスゾーン同様に、弦楽奏者らしく弦楽パートのフレージングを緻密にコントロールし、そこに個性あふれる木管を明滅させながら強烈な金管とティンパニを打ち付ける、柔軟かつドラマティックなスタイルで作品の魅力を浮き彫りにしています。感情が高まる場所での爆発的なエネルギーの発散も聴きものです。
 アントネッロ・マナコルダはトリノ生まれで、ヘルマン・クレバースやフランコ・グッリにヴァイオリンを学び、クラウディオ・アバドとともにマーラー・チェンバー・オーケストラを創設、そのコンサートマスターを8年務めました。名教師ヨルマ・パヌラのもとで指揮を学び、2018年現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ています。2011年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任しています。(輸入元情報)

【収録情報】
モーツァルト:
● 交響曲第39番変ホ長調 K.543
● 交響曲第40番ト短調 K.550
● 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』


 カンマーアカデミー・ポツダム
 アントネッロ・マナコルダ(指揮)

 録音時期:2020年11月19-24日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 アントネッロ・マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム(2CD)

CD輸入盤

交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 アントネッロ・マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

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