【発売】メルニコフ、ボルトン&バーゼル響/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

2021年09月14日 (火) 16:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


メルニコフがブラームスのピアノ協奏曲第1番に挑戦。
作曲当時のブリュトナー・ピアノの深い音色が絶妙!


絶好調のメルニコフがブラームスの協奏曲に挑戦。それも師リヒテルが得意とした第2番ではなく、彼が弾かなかった第1番をあえて選んでいます。
 注目はこの曲が発表された1859年頃に製作されたブリュトナー・ピアノを用いていること。オーケストラはモダンのバーゼル交響楽団ですが、バロック・オペラや古楽器に精通するアイヴァー・ボルトンが指揮を務めているため、一種独特な音世界にひたれます。
 カップリングはブラームスの『悲劇的序曲』とケルビーニの歌劇『エリザ、またはモン・サン・ベルナール氷河への旅』序曲。後者はスイスを舞台にした作品で、オペラ指揮者でもあるボルトンの真骨頂とも言えますが、実はブラームスのピアノ協奏曲が世界初演の5日後にライプツィヒで作曲者独奏のもと行われた際、最初に演奏された曲とのこと。この時の協奏曲は大失敗に終わり、ブーイングの嵐にブラームスは傷ついたとされます。
 もちろん当アルバムのメルニコフは充実の名演。ブリュトナーの深みのある音色、じっくり解きほぐしていく語り口、クライマックスでの圧倒的な音楽と音量の大きさなど、成熟ぶり著しい姿を伝えてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
2. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
3. ケルビーニ:歌劇『エリザ、またはモン・サン・ベルナール氷河への旅』序曲


 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/1859年頃ブリュトナー製:2)
 バーゼル交響楽団
 アイヴァー・ボルトン(指揮)

 録音時期:2020年6月
 録音場所:スイス、ランドガストホフ・リーエン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


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