【発売】ヨッフム&ベルリン・ドイツ・オペラ/モーツァルト:『魔笛』1966年日生劇場、ステレオ・ライヴ(2CD)
2021年09月19日 (日) 08:45 - HMV&BOOKS online - クラシック
初出! ヨッフム&ベルリン・ドイツ・オペラ、1966年日生劇場の『魔笛』
大好評だった1963年日生劇場こけら落し公演の3年後、ベルリン・ドイツ・オペラが1966年に再来日した際にニッポン放送が収録したヨッフムの『魔笛』が日の目を見ます。伝説のエンジニア半田健一氏によるステレオ録音で、NHKが放送したものとは別収録日、別キャストというのもむしろ貴重と申せましょう。
グスタフ・ルドルフ・ゼルナーの演出は全体に幻想的で、第1幕冒頭に大蛇が出てくるのが賛否両論となったと伝えられます。注目されたのがタルヴェラ演じるザラストロの異様な存在感。その他歌手陣をヨッフムが不即不離の立場で見事にオーケストラを付けています。ヨッフムの音楽作りはモーツァルトの遊び心を受け止めつつも何のけれん味もない自然な流れに満ちています。それが非常に雄弁かつ大きな音楽となっていてモーツァルトの音楽の素晴らしさを満喫できます。
古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。(販売元情報)
*歌詞対訳は、ご購入された方のみ販売元ホームページで閲覧、ダウンロードできます、とのことです。(HMV)
【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『魔笛』全曲
ザラストロ:マルッティ・タルヴェラ(バス)
タミーノ:エルンスト・ヘフリガー(テノール)
パミーナ:ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
パパゲーノ:マンフレート・レール(バリトン)
パパゲーナ:ベラ・ヤスパー(ソプラノ)
夜の女王:キャサリン・ゲイヤー(ソプラノ)
弁者:ゲルト・フェルトホフ(バリトン)
モノスタトス:カール・エルンスト・メルカー(テノール)
第1の僧:ワルター・ディックス(バリトン)
第2の僧:ヴェルナー・ゲッツ(テノール)
第1の侍女:アンナベル・ベルナール(ソプラノ)
第2の侍女:ギュッタ・ミケス(ソプラノ)、
第3の侍女:ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト)
第1の武者:ハンス・バイラー(テノール)、
第2の武者:エルンスト・クルコフスキー(バリトン)
3人の童女:バーバラ・フォーゲル(ソプラノ)、ヘルガ・ヴィスニェフスカ(ソプラノ)、長野羊奈子(アルト)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
オイゲン・ヨッフム(指揮)
録音時期:1966年10月24日
録音場所:東京、日生劇場
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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