ミュンシュ、パレー、セル/ライヴ・レコーディング・イン・フランス(2CD)
2021年03月03日 (水) 16:23 - HMV&BOOKS online - クラシック
平林直哉氏による日本語解説付
ミュンシュ(1963年)とパレー(1964年)の聴き比べも興味津々のベト7
セル&クリーヴランド(1957年/ボルドー)の完全無欠の演奏!
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻でも注目を集まています。当アルバムはミュンシュ指揮フランス国立放送管弦楽団、パレー指揮フランス国立放送管弦楽団、セル指揮クリーヴランド管弦楽団のそれぞれフランスにおけるライヴ録音をおさめた2枚組です。
1枚目には1963年のミュンシュ、1964年のパレーがそれぞれフランス国立放送管弦楽団を振ったベートーヴェンの交響曲第7番を収録。その個性たるや歴然。どっしりと構えるミュンシュに対して、実にさっぱりと邁進するパレー。巨匠が描く2つの世界をこの1枚で堪能することができます。
2枚目はジョージ・セル率いるクリーヴランド管弦楽団が1957年におこなったヨーロッパ・ツアーのライヴを収めた貴重録音。練習の鬼・セルが完全無欠の演奏を披露しています。
「モーツァルト。徹底して磨き上げられてたアンサンブルはもはや無敵」(平林直哉/ライナーノートより)との表現そのままに圧巻の演奏を披露。全く隙のない演奏には脱帽の一言です。その後のワーグナーの『タンホイザー』序曲、そしておそらくアンコールであろうベルリオーズの『ラコッツィ行進曲』も当日の熱気が伝わる演奏。終演後の聴衆の熱狂ぶりがそれを物語っています。
パレー指揮による1964年5月のシューマンの交響曲第4番は非常にドラマティックに展開。全く衰えることのない巨匠が熱演を聴かせます。平林直哉氏による日本語解説付です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
フランス国立放送管弦楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
録音時期:1963年12月20日
録音場所:メゾン・ド・ラジオ・フランス、104スタジオ
録音方式:モノラル(ライヴ)
● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
フランス国立放送管弦楽団
ポール・パレー(指揮)
録音時期:1964年3月8日
録音場所:リモージュ
録音方式:モノラル(ライヴ)
世界初CD化
Disc2
● モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』
● ワーグナー:『タンホイザー』序曲
● ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)
録音時期:1957年5月23日
録音場所:ボルドー国立歌劇場、大劇場
録音方式:モノラル(ライヴ)
世界初CD化
● シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
フランス国立放送管弦楽団
ポール・パレー(指揮)
録音時期:1964年5月2日
録音場所:パリ、シャンゼリゼ劇場
録音方式:モノラル(ライヴ)
世界初CD化
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes
輸入盤・日本語帯・解説付(解説:平林直哉)
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