プラムゾーラー、他／『パリ・アルバム』『ロンドン・アルバム』（2CD）

ヨハネス・プラムゾーラーの名盤
「パリ・アルバム」と「ロンドン・アルバム」のセット！

ヨハネス・プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロがイギリスとフランスの初期トリオ・ソナタを探求した名盤「パリ・アルバム」と「ロンドン・アルバム」がお得なセットで登場！
　ディスク1「パリ・アルバム（ADX13717）」は、リュリ亡き後の17世紀末フランスで「フランス様式」と「アルプスの向こうの熱情（ardeur transalpine）」（「transalpine」は、アルプス山脈の向こう側、転じてイタリア音楽のこと）を融合し、より優れた新しい様式を確立するために情熱が向けられていたフランスの音楽。
　ディスク2「ロンドン・アルバム（ADX13718）」は、1683年にパーセルが「3声のトリオ・ソナタ集」を出版し、独特なイングランド音楽の語法と最新のイタリアやフランスの音楽を巧みに取り入れながら発展していったイギリス・バロックの最初の最盛期となった時代の音楽。
　新たな発見でいっぱいの2つの「トリオ・ソナタ集」を、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの精緻でエネルギッシュな演奏で贈ります。（輸入元情報）


【収録情報】
Disc1「パリ・アルバム」
1. エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール[1665-1729]：トリオ・ソナタ ト短調
2. セバスティアン・ド・ブロッサール[1655-1730]：トリオ・ソナタ イ短調『デッタ・ラ・プリモジェニータ』
3. アンドレ・カンプラ[1660-1744]：トリオ・ソナタ第1番変ロ長調
4. セバスティアン・ド・ブロッサール：トリオ・ソナタ ハ長調『デッタ・ラ・セコンダ』
5. フランソワ・クープラン[1668-1733]：ラ・コンヴァレサント
6. ルイ＝ニコラ・クレランボー[1676-1749]：トリオ・ソナタ ト長調『ラ・フェリシテ』
7. アンドレ・カンプラ：トリオ・ソナタ第2番イ長調
8. セバスティアン・ド・ブロッサール：トリオ・ソナタ ニ長調
9. ジャン＝フェリ・ルベル[1666-1747]：リュリ氏のトンボー

Disc2「ロンドン・アルバム」
1. ロバート・キング[c.1660-1726]：イタリアの流儀にならったソネッタ
2. ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラギ[c.1640-1708]：トリオ・ソナタ ト短調
3. ヘンリー・パーセル[1658/9-1695]：トリオ・ソナタ第6番ハ長調 Z.795（3声のソナタ集より）
4. ヨハン・ゴットフリート・ケラー[?-1704]：トリオ・ソナタと組曲ト短調、チャッコーナ ト長調
5. ヘンリー・パーセル：トリオ・ソナタ第9番ハ短調 Z.798（3声のソナタ集より）
6. ジョン・ブロウ[1648/49-1708]：トリオ・ソナタ イ長調
7. ゲルハルト・ディースゼーナー[c.1640-1683]：トリオ・ソナタ ト短調
8. ヘンリー・パーセル：トリオ・ソナタ第6番ト短調『大シャコンヌ』 Z.807（4声のソナタ集より）

　ヨハネス・プラムゾーラー（ヴァイオリン）
　アンサンブル・ディドロ

　録音時期：2018年12月17-22日
　録音場所：イタリア、トーブラッハ、グスタフ・マーラー・ザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　日本語解説付き