ピオー/R.シュトラウス:4つの最後の歌、ベルク:7つの初期の歌、他

2021年01月27日 (水) 13:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ピオーが描く、ドイツ歌曲の陰影法

フランスの歌姫ピオーが歌う管弦楽伴奏のドイツ歌曲集。『4つの最後の歌』『あすの朝』『7つの初期の歌』などの有名曲、そしてリヒャルト・シュトラウスが最後に残した歌曲とされる『あおい』が聴けるのが大きな魅力です。アルバム・タイトルの「CLAIR-OBSCUR(クレール=オブスキュール)」は、絵画における明暗法あるいは陰影法を指す言葉ですが、光と影など相反するものの対比や移り変わりなどにピオー自身がこだわりを持ち続けているということで、ここに彼女の母国語であるフランス語がわざわざ使われているのもその内面を表現してのことでしょう。それぞれの歌曲に描かれた光と影を敏感に感じ取り、滑らかな歌声と持ち前の技術と表現力で丁重に歌い上げています。
 指揮はパリ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者でもあるジャン=フランソワ・ヴェルディエで、管弦楽は彼が音楽監督を務めるヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団です。オリジナル・ブックレットには、陰影法が印象的な有名絵画の図案を多数掲載しています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ツェムリンスキー:森での対話〜ソプラノ、2つのホルン、ハープとヴァイオリンのためのバラード
2. R.シュトラウス:あすの朝 Op.27-4
3. R.シュトラウス:わが子に Op.37-3
4. ベルク:7つの初期の歌(夜/葦の歌/夜鳴きうぐいす/夢を抱いて/この部屋で/愛の賛歌/夏の日々)
5. R.シュトラウス:4つの最後の歌(春/九月/眠りにつくとき/夕映えの中で)
6. R.シュトラウス:あおい


 サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
 ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団
 ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指揮)

 録音時期:2020年3月
 録音場所:ブザンソン国立地方音楽院オーディトリアム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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