クレーメル、ガッティ&ゲヴァントハウス管/ヴァインベルグ:ヴァイオリン協奏曲、他

2021年01月22日 (金) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


待ちに待ったクレーメルによるヴァインベルグのヴァイオリン協奏曲、最高の共演で登場!

ヴァインベルグ作品の開拓と普及に情熱を注ぐギドン・クレーメルの真打ち、ヴァイオリン協奏曲のディスクが登場します。2017年9月の読売日本交響楽団との日本初演を含め、各国のオーケストラと数多く演奏してきましたが、ダニエーレ・ガッティ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と2020年2月に行ったコンサートのライヴが商品化されました。2019年12月に生誕100周年を迎えたヴァインベルグを祝うゲヴァントハウスのシリーズの一環として行なわれたコンサートで、クレーメルにとっても特別なものでした。
 アルバムに収録された2篇はともに1959年作曲で、レオニード・コーガンが(ソナタは妻エリザヴェータと)初演しています。ヴァイオリン協奏曲はハープやチェレスタを含む大編成ですが、オーケストラとの掛け合いは少なく、終始技巧的なパッセージを弾き続ける大作。73歳のクレーメルは、かつてのような鋭さよりもじっくりと伝えていくような語り口で進め、浄化された「ppp」の終止は神々しいほどです。この思い入れの強さは情念のようで、聴く者の心を掴みます。
 2つのヴァイオリンのためのソナタは、ヴァインベルグ自身の楽器であるピアノの助けを借りず、容赦ないスタミナを要求される難曲。ヴァイオリン協奏曲と似た雰囲気を持ち、アクの強さとユダヤ的風味はとても魅力的です。共演のマダラ・ペーテルソネはクレーメルと同郷のラトビア出身。2013年よりクレメラータ・バルティカに加わり、現在コンサートミストレスを務めるクレーメルの信任厚い若手です。(輸入元情報)


【収録情報】
ヴァインベルグ:
● ヴァイオリン協奏曲 Op.67


 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ダニエーレ・ガッティ(指揮)

 録音時期:2020年2月
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.69

 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 マダラ・ペーテルソネ(ヴァイオリン)

 録音時期:2019年12月
 録音場所:リトアニア、パリャシアス・ドヴァラス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


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