田中希代子 ピアノリサイタル(1965年ステレオ・セッション)

2021年02月22日 (月) 17:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


田中希代子、最盛期の演奏。
1965年日本クラウン・セッション録音名曲集が復活!


田中希代子は1950年、18歳で敗戦国の焦土から単身欧州に渡りパリ音楽院に入学、5年後日本人として初めてショパン・コンクール入賞という快挙を成し遂げ、ヨーロッパで華々しい活躍をみせながらも12年後には膠原病という不治の病で演奏生命を絶たれてしまいました。彼女の遺された数少ない音源を探し求める人は今も後を絶ちませんが、なかでも日本クラウンが1965年5月に東京イイノホールでセッション録音した名曲集の音源は、正規にCD化されることなくまさに幻の音源となっていました。それが日本クラウンとキングインターナショナルのコラボで蘇りました。
 ライヴでの鬼気迫る演奏も魅力ですが、セッション録音では田中希代子の端正で気品あふれる面をたっぷり堪能できます。さらにウェーバーの『舞踏への勧誘』やリストの『愛の夢』、シューマンの『トロイメライ』など、他に彼女の録音を聴くことのできない作品もあるのが嬉しい限り。愛弟子の菊池洋子が心打たれる「師の思い出」を当アルバムに寄せていて、それも注目です。(販売元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:エリーゼのために WoO.59
● パデレフスキ:メヌエット Op.14-1
● リスト:愛の夢 第3番
● ショパン:前奏曲 Op.28-15『雨だれ』
● ショパン:幻想即興曲 Op.66
● ウェーバー:舞踏への勧誘 Op.65
● モーツァルト:トルコ行進曲
● メンデルスゾーン:紡ぎ歌
● ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
● シューベルト:即興曲 変イ長調 Op.90-4
● シューマン:トロイメライ Op.15-7
● ショパン:小犬のワルツ Op.64-1
● シューベルト:楽興の時 第3番


 田中希代子(ピアノ)

 録音時期:1965年5月4日
 録音場所:東京、イイノホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

 日本語帯・解説付

日本クラウンとキングインターナショナルによるレコード会社間の垣根を超えたコラボが実現しました。日本クラウンの貴重なクラシック音源をキングインターナショナルがCD化し販売する試みで、第1弾は田中希代子の貴重なセッション録音と、1960年代の邦人ピアノ作品集の2タイトル。どちらも評価が高かったものの、現在非常に入手困難な幻のアルバムとなっています。(販売元情報)
田中希代子 ピアノリサイタル(1965年ステレオ・セッション)

CD輸入盤

田中希代子 ピアノリサイタル(1965年ステレオ・セッション)

価格(税込) : ¥2,849

会員価格(税込) : ¥2,108

まとめ買い価格(税込) : ¥2,108

発売日: 2021年02月20日

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