ツァイーデ四重奏団、ドルプレール/ベートーヴェン:弦楽五重奏版『クロイツェル』

2020年11月25日 (水) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック



まるでロックのような迫力とスピード感。
弦楽五重奏版の『クロイツェル・ソナタ』


これは衝撃的。2009年結成の女性4名から成るツァイーデ四重奏団に、ベルリン・フィルの若き第1ソロ・チェロ奏者ブリュノ・ドルプレールを加えた五重奏でベートーヴェンの『クロイツェル・ソナタ』に挑戦。
 『クロイツェル・ソナタ』は言うまでもなくヴァイオリンとピアノが火花を散らすボルテージの高い力作。それを弦楽五重奏にしているのは興味津々ですが、ピアノ・パートを4人に振り分けるような単純な編曲ではなく、ヴァイオリンのパートも5人に分け、完全な室内楽作品に仕上げています。ヴァイオリンが奏でるはずのメロディをチェロが歌うなど、予期せぬ驚き満載です。ベートーヴェンの死後にジムロック社から楽譜が出版されましたが、編曲者名は記されてません。チェロを加えることで音の視野が広がり、低域の深みが倍増。一説にはベートーヴェン自身か弟子のリースによる編曲ではないかとされ、各楽器への効果的な分配やボルテージの高さ、充実度は驚くべきもので、まるで古典派のロックンロールとでも言うような凄さ。良く知る曲ながら思いがけぬ新しい魅力を発見させてくれます。
 カップリングは彼の弦楽四重奏曲の実質的に最初の曲である第3番。こちらは原曲通り弦楽四重奏で演奏。明朗で平和なこの曲とデモーニッシュな『クロイツェル』を並べることで、ベートーヴェンの表現力の幅広さを証明しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』(弦楽五重奏版)
2. 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3


 ツァイーデ四重奏団
  シャルロット・マクレ、レスリー・ブーラン・ローレ(ヴァイオリン)
  サラ・シュナフ(ヴィオラ)、ジュリエット・サルモナ(チェロ)
 ブリュノ・ドルプレール(チェロ:1)

 録音時期:2019年12月
 録音場所:ラ・セーヌ・ミュジカル、Riffxスタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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