11月は、a crowd of rebellion、Leetspeak monsters、JILUKA をクローズアップ。その他、レコメンド全11タイトルのレビューを公開。
HMV&BOOKS online-ジャパニーズポップス|2020年11月12日 (木) 18:00
2020年11月18日 (水) 13:00
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全曲解説テキストby Euskyss(Ba)
ケルトの祝祭Samhainをテーマに作った曲です。ハロウィンの元にもなったこの祝祭は日本でいうお盆のようなもので、死者の魂が還ってくる日と言われています。死者と生者が束の間の再会を喜び宴を愉しむ様を描きました。また、リズムを3拍子から4拍子へと変化させていくことで季節の巡りを表現しました。音色は秋や冬をイメージさせる枯れた雰囲気が出るようなものを選んでいます。歌詞にはポーモーナ、アップルボビング、ブラックソーン、バームブラックなどハロウィンにちなんだ言葉を散りばめていますので、ご興味ある方は調べてみてください。
会いたい人達に会いたくても会えない状況の中、再会の希望を込めた曲です。Diamond lilyの花言葉には「また会える日を楽しみに」「忍耐」という意味があります。10月〜12月に咲く花なので花屋で見かけることもあるかと思います。日本では「ネリネ」という名前で販売されていることも多いですね。サウンドは暗い印象にならないようにバイオリンとアコーディオンで華やかにしています。
アイルランド音楽にJigという8分の6拍子のリズムの伝統的な舞曲があるのですが、それを基盤に作りました。アイリッシュフルートやフィドル、バグパイプやアコーディオン、マンドリン等の音を入れてアイリッシュミュージック×ラップロックという楽曲に仕上げています。酒場でAle(エール)を飲みながら夢を語らい、夢を追う人達へ向けたYell(エール)です。
ホラー映画のタイトルやキャラクターで韻を踏んでいます。歌詞を見ながら、自分の知っている作品を見つけるのも楽しみ方のひとつかと思います。タイトルの「Freak」には心酔者や熱狂的愛好家、マニアという意味合いがあるのですが、何かにハマり過ぎて現実と妄想の境がわからなくなる危うさを描いています。サウンド自体は久しぶりに激しめのミクスチャーロックにしたのですが、同期のストリングス等にも有名なホラー映画のサウンドトラックからサンプリングとまではいきませんが似たフレーズを混ぜてエッセンスとして入れてあります。
GENRE:LOUDROCK, MIXTURE
ハロウィンの起源となったケルト文化をモチーフに生み出した
ダーク・ファンタジーなロック・サウンドとモダンなラップが交錯するニュー・シングル
光溢れる春と夏。闇に満ちた秋と冬。古代ケルト人は1年をそのふたつに分け、11月1日を“Samhain”なる祝祭日、10月31日をその前夜祭とし、冬の訪れとそのタイミングに還ってくる死者の魂を喜び迎え入れる日として親しんでいたのだそう。この習わしがひいてはハロウィンへと繋がっていくというのだから実に興味深い。今作においては表題曲で新たなフロウを取り入れたラップが展開されているほか、歌詞の面でも絵本のような世界が繰り広げられている点が秀逸だが、ケルト音楽を下敷きとした独創性の濃い響きで彩られた「Dreamers Jig」、遊び心たっぷりの「Freak」、コロナ禍を経て生まれた彼らの真摯な想いが託された「Diamond lily」も含めて、すべてが秋の夜長のお供にぴったりかと。
杉江 由紀 【ライター推薦】
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