キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管/ラフマニノフ:合唱交響曲『鐘』

2020年06月12日 (金) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ラフマニノフ:鐘、タネーエフ:聖イオアン・ダマスキン
ドミトリー・キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団


ラフマニノフの合唱交響曲『鐘』は、1913年に作曲された合唱作品。アメリカの詩人エドガー・アラン・ポー[1809-1849]の詩をロシアの詩人コンスタンチン・バリモントがロシア語に訳したものを自由に用いながら、4つの場面「そりのベル=若さ」「結婚」「激動の幕開け」「弔い」を象徴する鐘の音を通して人生の機微を描いています。ラフマニノフが好んだ「怒りの日=ディエス・イレ」の旋律も効果的に使われた中期の傑作の一つです。
 かたやタネーエフ[1856-1915]の『聖イオアン・ダマスキン』は宗教的なカンタータ。7〜8世紀に実在した聖人(ダマスコのヨハネ)の祈祷文をトルストイが翻案したテキストの中から、タネーエフは16行を選択、感動的な作品に仕上げました。タネーエフ初の成功作品としても知られ、いかにもロシアの合唱曲らしい荘厳な雰囲気を持っています。
 キタエンコは、その特徴とも言える重低音を強調した響きを、30年以上に渡り彼と演奏を続けているケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団から引き出し、メリハリのある音楽を作っていきます。また、チェコで作曲家としても活躍するペトル・フィアラが指導するブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団の力強く、清冽なハーモニーも聴きどころです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ラフマニノフ:合唱交響曲『鐘』 Op.35
● タネーエフ:聖イオアン・ダマスキン Op.1


 アンナ・サムイル(ソプラノ)
 ドミトロ・ポポフ(テノール)
 ヴラジスラフ・スリムスキー(バリトン)
 ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団
 ペトル・フィアラ(合唱指揮)
 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 ドミトリー・キタエンコ(指揮)

 録音時期:2019年6月14-19日
 録音場所:ケルン・フィルハーモニー、コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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