【映像】グラインドボーン音楽祭2019/マスネ:歌劇『サンドリヨン』

2020年05月12日 (火) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


現代に蘇る「シンデレラ」の世界!
大きな話題となったマスネの傑作オペラ上演が映像で登場


ペローによる有名なおとぎ話を下敷きにした台本にマスネが作曲した歌劇『サンドリヨン(シンデレラ)』。意地悪な継母と姉たち、舞踏会での王子との恋、ガラスの靴などお馴染みのストーリーに、実の父親のサンドリヨンへの愛情や王子との森での邂逅などドラマティックなプロットを加え、創作当時のベル・エポック時代の皮相的で享楽的な雰囲気をも捉えた作品です。
 本映像は俳優としても高名なフィオナ・ショウによるオリジナル演出にフィオナ・ダンが手を加えた2019年のグラインドボーン音楽祭のための新演出の収録。登場人物たちがスマホをいじり自撮りに興じるなど舞台を現代に置き換えつつ、王子が纏うキラキラのジャケットなどの奇抜な衣装と相まって、現代のおとぎ話として不思議な世界を創り出しています。近現代音楽からジャズ、ポップスまで幅広いレパートリーを誇るBBCプロムスの常連ジョン・ウィルソンのタクトから生まれるマスネの繊細かつ濃密な音楽を背景に、愛らしくたくましいサンドリヨン(ドゥ・ニース)、悩める今風な王子(リンジー)、マジカルなコロラトゥーラが印象的な名付け親の妖精(ミナシヤン)らが見事な演技と歌唱を繰り広げます。(輸入元情報)

【収録情報】
● マスネ:歌劇『サンドリヨン』 (1899) 全曲


 サンドリヨン…ダニエル・ドゥ・ニース(ソプラノ)
 ド・ラ・アルティエール夫人(継母)…アグネス・ツヴィエルコ(メゾ・ソプラノ)
 シャルマン王子…ケイト・リンジー(メゾ・ソプラノ)
 名付け親の妖精…ニーナ・ミナシヤン(ソプラノ)
 ノエミ(義姉)…エドゥアルダ・メロ(ソプラノ)
 ドロテ(義姉)…ジュリー・パスチュロー(メゾ・ソプラノ)
 パンドロフ(父)…ライオネル・ロート(バリトン)、他
 グラインドボーン合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョン・ウィルソン(指揮)

 オリジナル演出:フィオナ・ショウ
 再演新演出:フィオナ・ダン
 美術:ジョン・バウザー
 衣装:ニッキー・ジリブランド
 照明:アンナ・ワトソン

 収録時期:2019年6月30日
 収録場所:グラインドボーン音楽祭(ライヴ)

● 特典映像:キャスト・ギャラリー

 収録時間:140分
 画面:カラー、16:9
 字幕:日・英・仏・独・韓