ヤンソンス&バイエルン放送響/サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、他

2020年02月10日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


2019年3月ライヴ。名手イヴェタ・アプカルナをソリストに迎えた
マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団のコンサート!


この日の演目は、サン=サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』とプーランクのオルガン協奏曲の2曲で、どちらもオルガンをメインに据えた華やかで壮大な響きを特徴とする作品です。ヤンソンスには、1994年に録音されたオスロ・フィルハーモニーとの迫力たっぷりの『オルガン付き』の録音がありますが(オルガン独奏はウェイン・マーシャル)、今回の録音では気鋭のオルガニスト、イヴェタ・アプカルナを独奏者に迎え、前作よりも更にゆったりとしたテンポで壮大かつ自然な音響による素晴らしいサン=サーンスを聴かせています。活発な第1楽章から第2楽章での深い静寂、激しい第3楽章と雄大な終楽章を経て、曲を閉じるときには、まるで名残りを惜しむかのような長奏を聴かせ、聴き手を感動に導きます。
 1976年、ラトヴィア出身のイヴェタ・アプカルナは古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持つオルガニスト。2016年からはエルプフィルハーモニーのオルガニストを務めており、その才能は高く評価されています。ヤンソンスとは2013年にヤナーチェクの『グラゴル・ミサ』で共演、素晴らしい演奏を披露していました。
 アプカルナの華やかな演奏がたっぷり堪能できるのが、プーランクのオルガン協奏曲でしょう。プーランクはあえて「オルガンの響きに似た」管楽器を用いることなく、伴奏を弦楽器と打楽器のみに委ねることで、オルガンの音色を存分に引き立てています。全曲は切れ目なく演奏され、バッハを思わせる冒頭の主題に始まり、さまざまな楽想が次々と登場しながらも、最後の部分では冒頭の主題を回想し、荘厳に終わるという作品です。ここでのヤンソンスは、弦をたっぷり歌わせながらも、オルガンを的確にサポート。全体をまとめながら作品のすばらしさを伝えています。
 また、サン=サーンスとプーランクの両曲で重要な役割を果たすティンパニを担当するのは、バイエルン放送交響楽団の首席奏者レイモンド・カーフス。アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を立ち上げた際、そのティンパニストに指名された世界的名手です。こけおどしの表現とは無縁の洗練された音楽性と完璧なテクニックから生み出される美しいサウンド。そして、ここぞというところでの決めの一撃は他の追随を許しません。(輸入元情報)

【収録情報】
● サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』
● プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調 FP93


 イヴェタ・アプカルナ(オルガン)
 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2019年3月11-15日
 録音場所:ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、プーランク:オルガン協奏曲 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団、イヴェタ・アプカルナ

CD輸入盤

サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、プーランク:オルガン協奏曲 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団、イヴェタ・アプカルナ

サン=サーンス (1835-1921)

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