グナール・レツボール/ビーバー:『ロザリオのソナタ』再録音

2020年01月23日 (木) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


古楽演奏史に刻まれた新たな名盤
レツボールが『ロザリオ・ソナタ』再録音!


バロック・ヴァイオリンの名手でありビーバーのスペシャリストであるレツボールが、変則調弦を採り入れた15のソナタと感動的なパッサカリアからなる神秘の名作『ロザリオ・ソナタ』をまさかの再録音! 「ARCANA」盤を凌駕する圧巻の演奏、大注目のアルバムです!
 1967年にエドゥアルト・メルクスが『ロザリオ・ソナタ』を録音してから、この作品は神秘的で特別な楽曲として広く認知されるようになりました。以降、意欲的な古楽ヴァイオリン奏者たちにとっての試金石と言える重要なレパートリーとなっています。1996年に録音され「ARCANA」レーベルから発売されたレツボール盤は、この名作の録音史に名を刻む名盤です。その後もレツボールは自らのアンサンブル「アルス・アンティクァ・オーストリア」と共にビーバー作品の録音・演奏に積極的に取り組み、ビーバーの専門家としての評価を確固たるものとしてきました。そして2019年、ファン狂喜の『ロザリオ・ソナタ』再録音。演奏家としての豊かな経験が大いに生かされた、圧倒的な再提示です。旧盤と比べると演奏時間は20分以上長くなり、最新研究を採り入れたさまざまな変化がたいへん興味深いものとなっています。古楽好きは聴き逃し厳禁の大注目盤。(輸入元情報)

【オーストリア・バロックの作曲家ビーバー】
1994年、生誕350周年を機に注目を集め始め、没後300周年の2004年に人気に火がついたハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー[1644-1704]は、ヴァイオリンの名手として名を成し、やがて、ザルツブルク大司教のもとで、宮廷楽長の地位にまで登りつめたオーストリア・バロックを代表する作曲家。
宮廷作曲家として教会音楽を書くときのビーバーは、荘厳な美に彩られた作風が特徴的でしたが、器楽作曲家としてのビーバーの作風は、ときに大胆で過激なまでの手法を駆使することもあったという革新的な存在でもありました。

【代表作、ロザリオ・ソナタ】
後者の代表作としては、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したと言われる『ロザリオ・ソナタ』がなんといっても有名。
『ロザリオ・ソナタ』は『ミステリー・ソナタ』とも呼ばれ、聖母マリアとイエス・キリストの生涯を、受胎告知からキリストの受難・復活、聖母マリアの戴冠までのストーリーに沿った標題を持つ15の場面に分け、15のソナタと「守護天使」を表す無伴奏のパッサカリアから構成された作品です。
このソナタは、実際、神秘と謎に満ちています。もっとも特徴的なのがその調弦で、通常の調弦がおこなわれるのは第1曲「受胎告知」と「パッサカリア」のみで、ほかのすべての曲は、異なる調弦のヴァイオリンを用いて演奏されるという「スコルダトゥーラ(変則調弦)」の技法が採用されており、第11番『復活』に至っては、2弦と3弦をクロスさせて張り替えるという独特の手法でユニークな響きを獲得しています。(HMV)


【収録情報】
● ビーバー:ロザリオのソナタ


 第1番ニ短調『受胎告知』
 第2番イ長調『訪問』
 第3番ロ短調『降誕』
 第4番ニ短調『拝謁』
 第5番イ長調『神殿のイエス』
 第6番ハ短調『オリーヴの山で苦しみ』
 第7番ヘ長調『鞭打ち』
 第8番変ロ長調『いばらの冠をのせられ』
 第9番イ短調『十字架を背負う』
 第10番ト短調『磔刑』
 第11番ト長調『復活』
 第12番ハ長調『昇天』
 第13番ニ短調『聖霊降臨』
 第14番ニ長調『聖母被昇天』
 第15番ハ長調『聖母の戴冠』
 パッサカリア ト短調

 グナール・レツボール(ヴァイオリン)
 アルス・アンティクァ・オーストリア

 録音時期:2019年5月14-19日
 録音場所:聖フローリアン修道院
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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