ルセ&レ・タラン・リリク/リュリ:歌劇『イシス』

2020年01月22日 (水) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ルセ&レ・タラン・リリクが放つ鮮烈演奏のオペラ最新作!
優雅にして鮮烈なリュリ!


サリエリの歌劇『タラール』(世界初録音)で2019年度アカデミー賞オペラ部門を受賞したルセ率いるレ・タラン・リリク。次なるオペラ新譜は、リュリの『イシス』です。全曲録音は、2005年のレーヌのものから約15年ぶりとなります。
 この『イシス』は、ローマ神話や古代エジプトの要素をとりいれた愛と嫉妬の物語。ジュピターが妖精イオを宮廷に迎えたことによって起きる恋愛騒動を描いています。当時の宮廷でも太陽王のお気に入りだったモンテスパン夫人が同様のシチュエーションにあるとして、夫人は台本作家フィリップ・キノー[1635-1688]を追放するという事態にまで発展しました。最終的にイオは女神イシスとなりますが、その物語を音楽化したリュリのオーケストラの手腕は見事。氷の世界での凍えるようなコーラス(パーセルにも影響を与えた)、フルートが妖精シランクスを模倣するシーンも絶品です。
 冒頭のフランス風序曲の絶妙なテンポ感と気品からオペラの世界に引き込まれます。素晴らしい器楽奏者による切れのよい管弦楽、そして見事な合唱団と歌唱陣によって、イシスという作品がもつ優雅な雰囲気と魅力のすべてが引き出された名演の登場です!(写真c Eric Larrayadieu)(輸入元情報)

【収録情報】
● リュリ:歌劇『イシス』全曲
(プロローグと5幕からなる音楽悲劇)

 タリー、イシス、妖精イオ:エヴ=モー・ユボー(メゾ・ソプラノ)
 名声、メルポメーヌ、ミセーヌ、ジュノン:ベネディクト・トラン(ソプラノ)
 カリオプ、イリス、シランクス、エベ:アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
 アポロン、ピラント、フュリ:シリル・オヴィティ(テノール)
 ジュピター、パン:エドウィン・クロスリー=メルセル(バス=バリトン)
 ネプチューン、アルゴス:フィリップ・エステフ(バリトン)
 メルキュール:ファビアン・イオン(テノール)
 イエラ:エムリー・ルフェーヴル(バリトン)
 二人の妖精:ジュリー・カルベート&ジュリー・フェルコテレン
 ナミュール室内合唱団
 レ・タラン・リリク
 クリストフ・ルセ(指揮)

 録音時期:2019年7月11,13,14日
 録音場所:パリ、サル・ガヴォー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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