スヴェトラーノフ&エーテボリ響/ブルックナー:交響曲第8番
2020年03月02日 (月) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
完全初出、初の組合せ!
スヴェトラーノフ+エーテボリ交響楽団
ブルックナー:交響曲第8番、1992年ライヴ!
スヴェトラーノフ2種目のブル8が登場。しかも音盤では初顔合わせとなるエーテボリ響客演ライヴ。ロシア響とのメロディア盤は1981年でしたのでほぼ10年後の演奏です。エーテボリ響もヤルヴィ時代の充実期で立派な演奏を聴かせます。エーテボリのコンサート・ホールは音響の良さで知られますのでクリアなサウンドを聴かせます。
ロシア響はかなり金管を強調させた激演でしたが、こちらは弦楽器を生かしたオーソドックスな名演。スヴェトラーノフのもう一つの魅力である神経の細やかさを聴きとれることでしょう。第3楽章冒頭の弦楽器の刻みは驚くほどの繊細さ。1992年というとまだまだ元気いっぱいでエネルギッシュな巨匠。最晩年の巨象の歩みのような遅いテンポによる解釈ではなく運動神経抜群な切り返しも見せます。90年代のスヴェトラーノフは東京でチャイコフスキー交響曲全曲演奏会を開き同時にライヴ録音して一気に評価を高めた時期です。
はやしひろし氏による書下ろしライナーノート付(英訳あり)。(販売元情報)
【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(I. 16:19/ II. 14:48/ III. 23:20/ IV. 21:08)
エーテボリ交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音時期:1992年9月17日
録音場所:エーテボリ、コンサート・ホール(Konserthus)
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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