ジュリアードSQ/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(1964-70)(9CD)

2020年01月10日 (金) 17:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


オリジナル・アルバム・コレクションでのジュリアード復刻第3弾!
アナログ・ステレオ全盛期のベートーヴェン全集が、オリジナル・ジャケット・デザイン(CD9枚組)で
完全復刻。ベートーヴェン生誕250年記念リリース。


完全生産限定。2018年2月に発売した11枚組のエピック録音集成ボックス(1956年、1962〜1966年録音)、2019年1月に発売した、1957年から1960年にかけてのRCA録音ボックスに続き、「オリジナル・アルバム・コレクション」シリーズでのジュリアード弦楽四重奏団復刻第3弾として、彼らにとって最初の『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集』(1964〜70年録音)の復刻が加わります。しかもLP6枚分はオリジナル・アナログマスターより新たに24bit/192kHzでリミックス&マスターされています。
 1946年にニューヨークのジュリアード音楽院の校長だった作曲家ウィリアム・シューマンの提唱により、ジュリアード音楽院の教授らによって結成された「ジュリアード弦楽四重奏団」。1950年からコロンビア・レコードにバルトークとシェーンベルクの弦楽四重奏曲全曲など、折しも実用化されたばかりのLPの長時間再生特性を生かした録音を行ない、その鮮烈な演奏でレコード・ファン/室内楽ファンの大きな注目を集め、第2次大戦後の「弦楽四重奏」という芸術形態に新たな方向性を示したのでした。1957〜60年にかけてのステレオ移行期の4年間はコロンビアのライヴァル・レーベルであるRCAに移籍し、初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲を録音しています(6曲)。
 その後再度コロンビアに復帰し、旺盛な録音活動を再開、1963年には空前のバルトーク全集(モノラルに次いで2度目の全集)を完成させ、カルテットとしての全盛期を迎えます。ジュリアードにとって最初のベートーヴェン全集の録音を開始したのはバルトーク全集完成の翌年で、1970年のベートーヴェンの生誕200年に合わせる形で企画されました。まず『ラズモフスキー』の3曲と『ハープ』が1965年にエピック・レーベルで発売され、作品18の初期6曲セットが1968〜69年に、後期が1969〜70年に録音され、さらに作品95が既発売の作品を組み合わされて中期のセットが出され、3つのセットからなる全曲録音が完成したのでした。
 メンバーは、1966年に第2ヴァイオリンがイシドア・コーエンからアール・カーリスに代わり(第3次)、さらに1969年にヴィオラが創立メンバーのラファエル・ヒリヤーからサミュエル・ローズに代わった時代(第4次)で、それまでの現代音楽のスペシャリストというイメージから脱却し、古典のレパートリーを基盤にし、丸みのある豊かな音楽的広がりを増した時代でした。このベートーヴェンも、厳しく磨き抜かれた美音と絶妙極まりないアンサンブル、緊張感に満ちた表現力、確固とした主張を持ちながらも、少しもメカニカルな冷たさを感じさせないのは、この時代のジュリアードの豊かな音楽性の賜物と言えるでしょう。20世紀は「演奏の世紀」でもあり、多彩なカルテットが輩出した時代でもありましたが、そうした中で真の意味で20世紀的なベートーヴェン演奏の一つの頂点を極めたのがこのジュリアードの第1回目の全集と言えるでしょう。
 CD化はまず日本国内で1997年に実現し(10枚組)、2003年には海外盤(8枚組)も発売されましたが、17年ぶりの復活となる今回はLP時代の3つのボックスの収録順が踏襲された9枚組での登場となります。
 各ディスクは、アメリカ初出盤のオリジナルLPジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに収納され、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されます。40ページのオールカラー・ブックレットには、詳細な録音データを含むトラックリスト、アーティスト写真と新規ライナーノーツ(欧文)が掲載される予定です。(輸入元情報)

・BOX Size: L 13.5 cm x W 13.5 cm x H 2.6 cm
・9 CD-set in clamshell box with approx. 40 pages booklet


【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1(録音時期:1968年5月14,15日)
● 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2(録音時期:1969年1月8,9日)

Disc2
● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3(録音時期:1969年1月8,9日)
● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4(録音時期:1968年5月16日)

Disc3
● 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5(録音時期:1968年5月22日)
● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6(録音時期:1968年5月23日)

Disc4
● 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』(録音時期:1964年5月12,18,19日)

Disc5
● 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』(録音時期:1964年5月4,6日)
● 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』(録音時期:1964年5月19,20日)

Disc6
● 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』(録音時期:1965年10月5,6日)
● 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』(録音時期:1970年3月18,19日)

Disc7
● 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127(録音時期:1969年10月1-3日、11月10-12日)
● 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130(録音時期:1970年2月25,26日、 5月6日)

Disc8
● 大フーガ 変ロ長調 Op.133(録音時期:1970年3月20日)
● 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131(録音時期:1969年10月29-31日)

Disc9
● 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132(録音時期:1969年10月29-31日)
● 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135(録音時期:1969年10月1-3日)

 ジュリアード弦楽四重奏団
  第1ヴァイオリン:ロバート・マン
  第2ヴァイオリン:アール・カーリス(第1-6、11-16番、大フーガ)、イシドア・コーエン(第7-10番)
  ヴィオラ:ラファエル・ヒリヤー(第1-10番)、サミュエル・ローズ(第11-16番、大フーガ)
  チェロ:クラウス・アダム

 録音場所:ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)


弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(1964-1970)(9CD)

CD輸入盤

弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(1964-1970)(9CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

(14)

価格(税込) : ¥5,390

会員価格(税込) : ¥3,824

まとめ買い価格(税込) : ¥3,503

ご予約商品 - 2020年02月14日 発売予定

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