【全曲解説】 BRIDEAR『Expose Your Emotions』

2020年01月06日 (月) 19:45

|

HMV&BOOKS online - ジャパニーズポップス

全曲解説テキスト by KIMI(Vo) MISAKI(Gt) AYUMI(Gt) HARU(Ba) NATSUMI(Dr)


1. Ghoul


今までの私の創作物語の中でもおそらく1番ファンタジーな歌詞ですね。
美しさと背徳、そして脆くも強い愛を感じてもらいたいです。
メロディーに関してはBメロのBメロ感が気に入ってます(笑)。
サビに向け盛り上がりつつ、切なさのあるものに出来たかなあと。
サウンドは私の大好物であるメタル歌謡曲に仕上がり最高です!!!(KIMI)


誰もが納得のアルバムリード曲です。
BRIDEARならではの重厚感のあるサウンドに、
文字だけで見れば似つかわしくないようにも思える「歌謡曲感のあるメロディー」が
素晴らしい具合にマッチしていて、とんでもなくキャッチーな曲になっています。
ギタリスト視点での聴きどころは、やはりイントロのギターリフ&ツインリードメロです!
特にギターリフは、BPM205での16分ツーバスとも絡みつつ迫力のあるものとなっています。
ギターをやっている方は是非ドロップCにしてコピーして弾いてみてください。(AYUMI)


2. MIRROR

AYUMIから曲をもらった時に、奇妙で面白いイメージが浮かんだので、
既存の物語「鏡の国のアリス」を私なりに解釈して書いてみました。書いていて非常に楽しかったです。
特に気に入ってるのはギターソロあけのCメロ後半の歌詞です。メロと世界観に合う1番の言葉をチョイスできました。
歌に関しては、新たな扉を開けることができたと思います。(KIMI)


BRIDEARに加入してから、初めてBRIDEARのために書いた楽曲です。
KIMIさんの力強い頼りになる歌声をイメージしながら、「こんな曲も歌ってみてほしい!」と考えつつ、
結果的に今までのBRIDEARではあまり聴けなかったミドルテンポの16分ノリの曲になりました。
特にKIMIさんの歌をイメージしたのはサビのメロディーで、「強かさ・荘厳さ・美しさ」などを連想させて作りました。
それに加え、サビの2回し目でメロディーに変化をつけ、トップをメジャー3度の音にすることで、
歌い上げた感や開放感などが際立ったような気がします。
歌詞は、KIMIさんが『鏡の国のアリス』をモチーフに書いてくれて、英詞と日本語詞のバランスや言葉の選び方が楽曲にぴったりすぎて、
初めて読んだ直後「めっちゃ好きです!!」とLINEを送ってしまいました。
ギタリスト的には、メインのイントロリフはもちろん、バンドイン後から入ってくる開放弦を沢山使ったリフなど 弾いててとても楽しいので、演奏者の方は是非ともコピーしてみてほしいです。(AYUMI)


3. Dance Macabre

狂気の夜をイメージした躍動感ある曲。
途中の変拍子部分、例えば前半はメロディのギターは4/4拍子のフレーズを弾いてるのに
バッキング隊は5/4拍子を基本にリズムをとったり、楽しい試みをしてます。(MISAKI)


この曲は楽器が2番Aメロでぴったりユニゾンするところがあって叩いててすごく気持ちいいんですよね。
ドラムレコーディング当日にドラムもユニゾンに変わって、途中変拍子があるんですけどこんな変拍子は初めてだったので、
きちっと合わせるのが難しかったです。個人的にLIVEで変拍子部分の演奏を無事切り抜けた時に『やってやったぜ!』って
思っちゃうんですけど(笑)、
ファンもそこで「わー!!」ってなってたので(笑)。同じこと思ってるのかなぁー??って。
そこも聴きどころです。(NATSUMI)


4. Awakers

終始短調を突き進む、悩み期のストレス解消には良さそうな楽曲です。
聴きどころはなんといってもHARUさんのデスボイスだと思います。
多分、BRIDEARのことを何も知らずにこの曲だけ聴いてからアー写を見たら、
「あれ、デスボイスの人はゲスト参戦なのかな?」って思うだろうなってくらいの迫力です。
ギターRecでは、間奏で入るツインのディミニッシュ連続フレーズにMISAKIと共に苦戦しましたが、かっこよく録れました。
1曲を通してギターが活躍している曲でもあるので、注目して聴いてみてほしいです。(AYUMI)


KIMIの声と、デスボとの掛け合いで生まれる対比を生かしたいなと思って作り始めた曲です。
間奏でBPMが遅くなるのですが、そこでは楽器隊が暴れまわって、そのままのBPMで最後のサビに入るので、
さらに重たく、広がって聞こえるような仕掛けになってます。
グルーヴ重視な新BRIDEARのスタイルで、ひたすら重たく妖しいサウンドに拘りました。
神の裁きを!!!!(HARU)


5. thawing

MISAKIのデモを聞いた時、ポップかと思いきや何となく悲しみが混じっているような印象を受けて、
ずっと書きたいと思っていたとおり悲しい社会問題について書くことにしました。
とは思ったものの歌詞は非常に悩みました。
心の内を明かす決心と不安を伝えられるものにしたくて、ディレクターさんに相談しながらレコーディングしました。
みんなの心に寄り添える歌になっていたら嬉しく思います。(KIMI)


この曲はもう何度聴いても悲しくなって。
歌詞が幼い頃の自分に当てはまる部分があって、KIMIさんの解説を聞き改めて歌詞を照らし合わせて聴いたのですが
こうやって助けたいけど助けられないって考えてくれる人がいるって思うだけで少し気が楽になったり嬉しかっただろうなって。
全てを失くしたいと嘆いた過去も赦していいよという歌詞の優しさに今になってだけど救われた気がします。
そういう人達にこの歌が届けばいいなって思います。(NATSUMI)


6. misery machine

喪失感や哀愁がテーマのバラード。
透明感ある前半、感情を爆発させたようなキレあるロックサウンドの後半に分かれてます。
切ないKIMIの歌声と、大人になるにつれて味わう苦悩についての歌詞を合わせて聞いてほしいです。(MISAKI)


曲の展開にも注目して頂きたいです。
譜面に起こしたら、繰り返しの記号が全く使えないんです。
同じ所は1つもないし、キメも多いんですが、そこにもめっちゃいろんなパターンがあります。
徐々に徐々に……展開されていく感じをじっくりじっくり聴いてもらいたいです。(HARU)


7. You

アルバム唯一でBRIDEAR初のアコースティック曲。
基本的にシンプルだけど強さと深みがあり、
AYUMIの性格がそのままでてる暖かい曲だと思います。(MISAKI)


BRIDEAR初のアコースティックなバラードです。
楽曲の雰囲気やアルバムでのポジションなどは、Extreme「More than words」を意識しています。
優しくて切なくて、ハモったときにさらに綺麗にハマるメロディーを目指して、納得のいくものが作れたと思います。
歌詞は、実際に私がとある友人とあるきっかけでもう会えなくなってしまったときの心情を、抽象的な物語調にして描きました。
そして今回は初のアコギ曲ということで、最初のデモ音源ではコードバッキングと歌のみでしたが、
本チャンのRECではアコギでキャリア初のリードとソロに挑戦しました。
BRIDEARとしても私個人としても“初挑戦”が多い一曲です。(AYUMI)


8. Sick

ノリ!!!でも歌詞をよーく見ると愛が詰まってます。
サビの歌詞は我ながら良い歌詞だなと(笑)。
「夢見させる恍惚のEyes」が出てきた時にこれは良いぞと。そして「合図」で韻を踏んで……ってノリノリで書きました(笑)。
実際にライブでみんなを目の前に歌うと、なんだかグッときちゃいますね。歌詞にあるように、いつまでも続けば良いのになって。(KIMI)


私達の、ここに来るまでの背景とか気持ちとか決意とか願いとか希望とか……いろんなことが、アレンジと歌詞に凄く現れた気がします。
最後のサビは何度も繰り返して、終わりには明るく展開する所で、歌詞にもあるように“ここから始まる”というのが表現されている様に思っています。
ライブでみんなとひとつになって完成する曲だと思ってます。ぜひ一緒に歌ってください!(HARU)


9. Crybaby

最初の1音目から最後の1音まで、元気いっぱいって感じの曲で、好き(笑)。
歌詞は、悲しいお別れに対して強がってるような内容で、
悲しくても次!元気だそう!みたいな気分になれる曲。(MISAKI)


この曲の歌詞は人と人との別れで寂しさとか虚しさが強く書かれているのですが、ただどこかに希望が見えて、
とても人間らしい感情が描かれているなと思います。共感できる部分が多いなと。
「Crybaby」という曲名なんですけどイントロのリズムやメロディーが結構明るいんです。そこも含めて、
大きな出来事があったけど前向きに進んで成長していこうっていう強い気持ちが現れていると思います。(NATSUMI)


10. Again

コース料理を締め括る、デザートみたいな曲。
曲順にも拘って、たくさん話して決めたので、その辺りにも注目して貰えると嬉しいです。
イントロとアウトロでコードが変わっていたり、ソロ前の雰囲気。とても繊細な仕上がりになっていると思います。
そこに乗るメロディにキュンとします(笑)。(HARU)


このアルバムの中でメロディーが一番好きな曲です。
アルバムの最後を飾るに相応しいイントロと、聴いてすぐ覚えられるようなキャッチーなサビが特徴だと思います。
そしてなによりLIVEで演奏する時、自分の中で来たー!!ってテンションが上がる曲です(笑)。
メンバーみんなが1つになっているなと感じる歌詞も好きです。
“繋いだ手を強く握ったまま誓おう”というサビの歌詞が凄く心に来るんです。(NATSUMI)


BRIDEAR『Expose Your Emotions』

GENRE:METAL, HARD ROCK
柔軟さとタフさを我がものとした新生BRIDEAR
聴きどころ満載のフル・アルバムをリリース

バンドとしての筋力を格段に上げてきたな、と感じられるこの全10曲の中でBRIDEARはその気概を様々なかたちをもって表現している。冒頭を華々しくも骨太に飾るドラマチックな「Ghoul」、肉感的な16ビートに色気と刺激を加味した「MIRROR」、ギャルバンとしてはなかなかのいなたさを醸し出しながら迫ってくる「Awakers」。はたまた、アコギと歌を軸としたフォーキーなバラード「You」や、BRIDEAR流の豪快なロックンロールを体現した「Sick」に、いかついメタル的手法とキュートなガールポップのエッセンスを彼女たちならではの才覚でひとつに融合させている「Crybaby」など、聴きどころは満載だ。新生BRIDEARは、筋力を上げたからこその柔軟さとタフさを今ここで我がものとしたに違いない。
杉江 由紀 【ライター推薦】


Expose Your Emotions

CD

Expose Your Emotions

BRIDEAR

価格(税込) : ¥3,000

発売日: 2019年12月04日


BRIDEAR ライブ情報


激ロックxHMV 12月のレコメンド

激ロック×HMV&BOOKS online vol.81

12月は、BRIDEEAR、ゼリ→、メトロノームをクローズアップ。その他、レコメンド全6タイトルのレビューを公開。

HMV&BOOKS online-ジャパニーズポップス|2020年01月06日 (月) 19:45

%%message%%

「お気に入り登録」をして最新情報を受け取る

激ロック x HMV (2016〜)へ戻る

HMV&BOOKS online最新トピックス

最新トピックス一覧を見る