フルトヴェングラー&BPO/ブラームス:第4番、モーツァルト:第40番
2019年11月22日 (金) 16:50 - HMV&BOOKS online - クラシック
1949年、ヴィースバーデンのモーツァルト&ブラームス
フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ
【このCDの復刻者より】
「フルトヴェングラーがベルリン・フィルとのツアー中、1949年6月10日、ヴィースバーデンで行った公演は、当時としてはかなり鮮明な音質であることが知られています。このたび復刻に使用したのはその公演の2トラック、19センチのオープンリール・テープです。38センチではありませんが、その情報量は実に驚異的で、これだけバランス良く明瞭に鳴っている例はまれと言えます。まず、モーツァルト。黒い炎が燃え上がるようであり、重戦車のような機動力を持つオーケストラ、まさに異形の演奏です。極めつけはブラームス。なまめかしくも官能的に湧き上がるロマン、生き物のようにうごめく各パートの生々しさ。おそらくは、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの生の音に最も近いと想像されます。ブラームスの第4では1943年のライヴか、もしくは1948年のEMI系の同じくライヴ、いずれかがベスト・ワンとされてきましたが、当盤の登場によって、その序列は完全に覆されるかもしれません。」(平林直哉)
【収録情報】
● モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1949年6月10日
録音場所:ヴィースバーデン国立劇場
録音方式:モノラル(放送用ライヴ)
使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
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