ジョージ・セル/シューマン:交響曲第4番、第3番『ライン』

2019年11月11日 (月) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ジョージ・セル初出ライヴ! クリーヴランドとのシューマン第4、パリ・ライヴ!
&コンセルトヘボウとの『ライン』


セルのシューマンと言えば定番中の定番ですが、魅力的なライヴが登場します。1965年のクリーヴランド管ヨーロッパ・ツアーからパリ・ライヴの第4交響曲! この年の欧州ライヴは名演連発、高速道路をすっ飛ばすような爽快感。シャンゼリゼ劇場らしい天井高く空気の多い環境でオーケストラをグイグイ引張ります。セルはシューマンの楽譜に自ら手を入れておりますがそのいずれもが絶対的な程に決まっております。そして密接な関係を築き客演を繰り返したコンセルトヘボウ管とのシューマンは著名なライヴですが発売は久々です。響きを重視したロマンティックで恰幅の良い演奏で、セルの表現の多様性を如実に示します。第4楽章におけるドイツの森林を見るような陰影の深さには心打たれます。
 モノラルであることは残念至極ですが、音質は年代並み。鑑賞に十分なものです。(輸入元情報)

【収録情報】
● シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
(I. 8:47/ II. 3:47/ III. 6:42/ IV. 6:48)

 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1965年5月31日 パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル/ライヴ)

● シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』(I. 9:41/ II. 6:44/ III. 5:43/ IV. 6:00/ V. 6:18)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1966年11月21日(モノラル/ライヴ)
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