シューリヒト&ウィーン・フィル/ブラームス:交響曲第4番、他

2019年10月18日 (金) 16:05 - HMV&BOOKS online - クラシック


「ぼくにとっては宝物のような第4番」(宇野功芳)
大評判を呼んだ名演が、高音質CDで復活!


もとはエピタグラフ(旧エピタフォーン)がORFのアーカイヴから入手した音源。音も非常に良好! 初出時は当日の演奏会全曲(ほかにプフィッツナーの『ハイルブロンの少女ケートシェン』序曲)を収録した2枚組でしたが、今回はお求めやすく、ブラームスとレーガーのカップリングで1枚のCDにしました。いずれも名演。とくにブラームス4番は『レコード芸術』誌(2009年5月号)で小石忠男・宇野功芳両氏から絶賛され、発売中の『新編・名曲名盤300』(音楽之友社刊)でも同曲のベストディスク(小石氏は3位、宇野氏は2位)にとりあげられております。

「(前略)音質も良い。シューリヒト/ウィーン・フィルの関係はこの頃からどんどん密接になっていった。まずはブラームスの第4番。ぼくにとっては曲名を聞くだけで気が重くなる作品だが、シューリヒトの演奏の楽しいこと! 第1楽章からヴァイオリンが鳴り切るが、音色は艶麗、絶えずほほえみかけ、歌い抜く。ヴァイオリンがとくに美しいが、オーケストラ全体が魅力的で明るく、弱音のデリカシーも十分だ。テンポはかなり動く。リズムも変化する。それが曲想とマッチしているので、自然に流動し、抉りが効き、コーダに向かう前進につぐ前進は聴く者を興奮させるし、コーダに入ると今度は踏みしめにかかる。その語りかけのすばらしさ!(中略)ぼくにとっては宝物のような第4番だが、さて根っからのブラームス党にはこの演奏がどのように受け取られるのか、興味津々である。」〜宇野功芳〜『レコード芸術』2009年5月号「新譜月評」より(販売元情報)

【収録情報】
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
● レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 録音時期:1958年5月18日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式;モノラル(ライヴ)
 Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)

 限定発売
 国内製造品
 日本語帯・解説付

【Epitagraph(エピタグラフ)】
歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。旧エピタフォーン・レーベル。(販売元情報)
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