ヤンソンス&バイエルン放送響/ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
2019年11月28日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団
交響曲第7番に続くマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された交響曲第10番です。
1948年に完成された交響曲第9番での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、スターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を経過してのことでした。1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていたのではと考えられています。
様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをストレートに表現しています。オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどころです。(輸入元情報)
【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音時期:2010年3月4日
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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