【発売中】クリスティ/モンテヴェルディ:『ポッペアの戴冠』(3CD+DVD)

2019年09月06日 (金) 11:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


超充実の歌唱陣、そして極上の器楽パート!
クリスティ率いる『ポッペアの戴冠』
2018年ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音
ボーナスDVDつき特別価格限定盤!


クリスティが「この世でもっとも素晴らしい作品のひとつ」と語るモンテヴェルディの傑作『ポッペアの戴冠』。クリスティにとって初録音の演奏が、超豪華キャストで登場。2018年ザルツブルク音楽祭で絶賛された演奏です。
 独裁者ネローネが魅力的なポッペアと恋に落ち、妻(オッターヴィア)などすべての障害を取り除き、二人は結ばれるという、清く正しい者が勝つというわけではない非道徳的といっても過言ではないストーリーにも関わらず、その音楽があまりに素晴らしく、今なお人を引き付けてやまない魅力に満ちた『ポッペアの戴冠』。クリスティはチェンバロを弾きながら指揮をし、軽やかでありながら、物語のドラマティックさを最大限引き出しています。器楽アンサンブルは16名、上演では、舞台に設えられたピットに二手に分かれて配置され、重要なパートの時には立ち上がって演奏するなど、歌い手たちと同様あたかも登場人物のように演奏しています。
 歌唱陣はポッペアにブルガリア出身で2010年ドミンゴ主催の「オペラリア」で優勝し世界で活躍する歌姫ソーニャ・ヨンチェヴァ。ネローネには2019年9月にはハーディング指揮ベルリン・フィルのベルリオーズ『ロメオとジュリエット』に出演予定、さらに10月にはウィーン国立歌劇場『ナクソス島のアリアドネ』にも作曲家役で出演予定のアメリカ出身の急上昇歌手、ケイト・リンゼイ。他にもクリスティ「声の庭」出身の歌手など、望みうる最高の歌手たちが結集しています。全体を通して歌唱陣は抜群の安定と余裕すら感じさせ、器楽パートも文句なしの超充実の演奏。美しい通奏低音も印象に残ります。第3幕のオッターヴィアの「さらば、ローマよ」の通奏低音と歌い手の一体感は息をのむ美しさ。
 レザール・フロリサン創立40周年記念セットとして、巨匠ヤン・ロワースによる演出・振付の舞台をおさめた映像が特典として付属します(NTSC、日本語字幕なし)。ヤン・ロワースは「ニードカンパニー」を創立した、ベルギーの演劇界の革新的巨匠。この舞台でもニードカンパニーのダンサーもソロで登場し、また、常に多数のダンサーが動いたり、ダンサーと歌手達が官能的な踊りを展開する映像がスクリーンに映写されたりと、ロワースらしい演出となっています。ドミニク・ヴィスの相変わらずの達者な演技にも注目です。(輸入元情報)

【収録情報】
● モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲


 ポッペア:ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
 ネローネ:ケイト・リンゼイ(メゾ・ソプラノ)
 オッターヴィア:ステファニー・ドゥストゥラック(メゾ・ソプラノ)
 オットーネ:カルロ・ヴィストリ(カウンターテナー)
 セネカ:レナート・ドルチーニ(バリトン)
 ドゥルシッラ:アナ・キンタンス(ソプラノ)
 乳母:マルセル・ビークマン(テノール)
 アルナルタ:ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)
 フォルトゥーナ:テマラ・バンジェセヴィッチ(ソプラノ)
 ヴィルトゥ:アナ・キンタンス(ソプラノ)
 アモーレ:レア・デァンドル(メゾ・ソプラノ)
 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮、チェンバロ)

 録音時期:2018年8月
 録音場所:ザルツブルク、Haus fur Mozart
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【DVD】
● モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲
 CDと同じ公演の映像
 演出・振付:ヤン・ロワース
 映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
 字幕:フランス語、英語、イタリア語、ドイツ語
 3h15:41、PCM STEREO 2.0 & 5.1、NTSC
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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