『栄光の旅立ち』でデビューを飾ったスーパーバンド、フォリナー 1978年4月の英レインボーシアターライヴがRHINOよりCD化

70年代後半から80年代にかけての全米チャートで圧倒的な存在感を放ってきたスーパーバンド、フォリナー。彼らの78年の貴重なライヴ音源がここに登場。大ヒットを記録したデビューアルバム『栄光の旅立ち』を引っさげ、ロンドンにある伝説的な会場レインボーシアターで行なわれた、バンドにとっても非常に重要なライヴが臨場感溢れる最新リマスター音源となって40年の時を超え現代に蘇る。

1976年に元スプーキー・トゥースのミック・ジョーンズと元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドによって結成され、翌77年にアルバム『Foreigner（邦題：栄光の旅立ち）』でデビューして以来、数々のヒット曲を生み出し、10作品でマルチプラチナムディスクを獲得。世界での累計アルバムセールスは実に7,500万枚を超え、最も売り上げ枚数を稼ぐバンドの一つとしての地位も確立する伝説のロックアクト、フォリナー。

圧倒的な存在感を放ってきた彼らのデビューから間もない時期の貴重なライヴパフォーマンスを収録した『Live At The Rainbow '78』が遂にCDとアナログ盤でリリースされることとなった。今年の3月には映像作品とデジタル配信のみでリリースされていた彼らの初期のライヴ音源が、7月12日(金)についにフィジカルでリリースされることになる。




1977年に発表したデビューアルバムは全米チャート最高位4位を記録、その後1年にわたり全米チャートTop20をキープ。英米混合メンバーからなるこのフォリナーは、そのデビューアルバムで一躍世界から注目される人気バンドへと駆け上がっていった。デビューから約1年後となる1978年4月、彼らはロンドンにある伝説のライヴ会場レインボーにてソールドアウトとなったヘッドライナーショウを開催する。

「Long, Long Way From Home」で幕を開けたこの夜は、「Feels Like The First Time」「Cold As Ice」といったヒットシングルに加え、その後発売されることとなるセカンドアルバム『Double Vision』からの新曲2曲も披露され、その確固たるミュージシャンシップに裏打ちされた素晴らしいパフォーマンスで、観客にめくるめく至福の時間を提供することとなった。この貴重なライヴパフォーマンスが今回最新リマスター音源となってリリースされることとなるのだ。


Like the First Time (Live at the Rainbow Theatre, London, 4/27/78)
Cold As Ice (Live at the Rainbow Theatre, London, 4/27/78)

ミック・ジョーンズ(g, key, vo)、ルー・グラム(vo, perc)、イアン・マクドナルド(g, key, sax, flute, vo)、アル・グリーンウッド(key, synth)、エド・ガリアル(b, vo)、そしてデニス・エリオット(ds)というクラシックラインナップによるこの日のパフォーマンスは、当時の勢いだけでなく、後に最も売上枚数を稼ぐバンドの一つへと成長していく彼らの実力・魅力をも堂々と見せつけてくれる素晴らしいものだ。

ロックシーンにおいて様々な記録を打ち立てていったスーパーバンドの文字通り”栄光の旅立ち”の瞬間を捉えた今回のライヴアルバム、是非大音量で体験してほしい。

収録曲

01． Long, Long Way From Home
02． I Need You
03． Woman Oh Woman
04． Hot Blooded
05． Damage Is Done
06． Cold As Ice
07． Starrider
08． Double Vision
09． Feels Like the First Time
10． Fool for You Anyway
11． At War With the World
12． Headknocker