海外でバズりまくりの ”謎多きUK大型新人バンド” ブラック・ミディ 衝撃のデビューアルバム『Schlagenheim』リリース

9月のジャパンツアーも決定！ロンドン発「今最もアツい新生バンド」と噂のブラック・ミディ衝撃のデビューアルバム『Schlagenheim』がスゴい！

  マスロックで、混沌とした世界に立ち向かっている。
  新しいものへの衝撃に対してこれほどまでに興奮をおぼえたことはない
  ブラック・ミディは、自分たちがインディー・ロックの未来だということを証明することにあまり関心はない。むしろ、インディー・ロックを未来から想像することに関心がある。

ロンドンを拠点に活動を開始し、口コミ〜SNSのバズを受けて、みるみるうちにインディロックシーン最大の注目バンドとなったブラック・ミディ(black midi)が、6月21日にデビューアルバム『Schlagenheim』をRough Tradeからリリースした。

ブラック・ミディは、ジョーディ・グリープ(vo、g)、キャメロン・ピクトン(b、vo)、マット・ケルヴィン(vo、g)とモーガン・シンプソン(ds)の4人で構成され、メンバー全員が19〜20歳で、アデルやエイミー・ワインハウス、キング・クルールらを輩出した英名門校ブリットスクールで出会ったという。

ゲリラライヴを敢行するなど精力的にライヴ活動を行ない、常に変化するセットリストやその演奏力とオリジナリティ溢れる楽曲から、噂が噂を呼び早くも完売ライヴを連発。




結成されてからわずか1年であることから未だに謎が多いが、「今最もアツい新生バンド」という評判を早々に確立した。最近では、米SXSWや北米各地でライヴを行ない、SXSWでは最も目立ったアクトとしてその名が挙がったほか、初のNYでの2公演も完売させた。

そんな海外のバズを受け、ここ日本でもコアな音楽ファンたちの大注目を集める中、デビュー作を引っさげ9月の初来日ツアーが決定した。

ブラック・ミディは、1stシングル「bmbmbm」を、フランツ・フェルディナンド、ザ・キルズ、バット・フォー・ラッシーズ、ゴート・ガールらを手掛けたプロデューサーのダン・キャリー率いるレーベル、Speedy Wundergroundからリリース。当初300枚のみの生産だったものの即完し、発売から1週間でリプレスが決定したという。またバンドは今年の1月にEP『Speedway』を発表。辛口評価で知られる米音楽メディアPitchforkは“不気味なほど正確でストイック”と評している。


speedway(12"version)＋remixes
ducter
talking heads (official audio)
Full Performance (Live on KEXP)

ブラック・ミディがこれまでに発表した楽曲は、驚くような方法で展開され、一つのリフがすぐにまた一つのリフへと移り、メロウな曲調が痛烈な叫びやギターの不協和音へと進展していく。

ポストパンクでありながら、時にサイケデリック、ノイズ、プログレ、ロック、インディー、ブルースとジャンルの垣根を問わず縦横無尽に繰り広げられる彼らの音楽からは、どのカテゴリーでも言い表せない本当に新しいものが感じられる。

『Schlagenheim』の国内盤は、本編9曲にボーナストラック2曲が追加収録され、歌詞・対訳／ライナーノーツが封入されている。歴史的なギグになることが予想される9月のジャパンツアーを前に、ロックの未来を提示するこの衝撃作をチェックしてほしい。

収録曲

01． 953
02． Speedway
03． Reggae
04． Near Dt,Mi
05． Western
06． Of Schlagenheim
07． Bmbmbm
08． Years Ago
09． Ducter
国内盤ボーナストラック
10． Talking Heads
11． Crow's Perch