グルダ、ミュンヘン・フィル/モーツァルト:ピアノ協奏曲第20、26番
2019年06月28日 (金) 19:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第26番
フリードリヒ・グルダ&ミュンヘン・フィル
かつては「ウィーン三羽烏」の一人として、ウィーンの音楽的伝統と柔軟な感性で注目されたグルダ。ウィーン子の彼が最も敬愛した作曲家がモーツァルト。弾き振りならではのグルダのピアニズムとオーケストラの対話から生み出された歌心と哀切感が交錯するモーツァルト演奏。透明感ある鋭いタッチ、正確なテンポとリズム。グルダの演奏は決して機械的にも無味乾燥にもなることなく、どこまでも粒の揃った音符による感情的な流れ。モーツァルトの音楽の底の深さを見せつけてくれます。
グルダのモーツァルトの協奏曲の名盤として、第20番にはアバド&ウィーン・フィル(1974年)。第26番にはアーノンクール&コンセルトヘボウ(1983年)がありました。この弾きぶりの演奏では、強弱によって音色の変わる特徴を増幅するかのようにピアノに気迫を込めた、当時56歳の円熟期をむかえた名匠の貴重なライヴ音源です。
この発売のために、ミュンヘン・フィル所蔵のオリジナルのアナログ・マスターテープより新たなるマスタリングを行っています。キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏がオリジナル・マスターテープからの96kHz/24bitで新たにマスタリングを行い、ライヴの緊迫感ある演奏が甦っています。(輸入元情報)
【収録情報】
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
● ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
フリードリヒ・グルダ(ピアノ&指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1986年6月12日
録音場所:ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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