パーヴォ・ヤルヴィ&N響/ワーグナー:『ニーベルングの指環』管弦楽曲集

2019年07月31日 (水) 15:59 - HMV&BOOKS online - クラシック


パーヴォ初のワーグナー。N響だからこそ実現したこの重量級名演
全曲演奏に4日間・約15時間を必要とする四部作『ニーベルングの指環』から、
オーケストラ曲のハイライトを1枚にカップリング


「ワーグナーはオーケストレーションにおける最も偉大な発明家だった。巨大なオーケストラというパレットを余すところなく使い、多彩な音色や音の重なり・厚みを表現するワーグナーの手法は、実に独特で力に満ちている。彼こそロマン派の最も重要な作曲家といえよう。」〜パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィがNHK交響楽団の持つ特質として高く評価しているのが、サヴァリッシュやスイトナー、シュタインらドイツ人名指揮者のもとで培ってきたドイツ音楽の演奏伝統です。それゆえ、R.シュトラウスの交響詩プロジェクトと同様、彼が生涯初めてレコーディングするワーグナー作品にN響を起用するのは当然のこと。当アルバムは2018年2月、サントリーホールでのライヴで、全曲演奏に4日間・約15時間を必要とする四部作『ニーベルングの指環』から、随一の聴きどころとして単独でも演奏されるオーケストラ曲6編をヤルヴィが選び出して、独自の曲順で構成したものです。
 『指環』の中で最もヒューマンな感情が溢れ出る「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」に始まり、躍動感に満ちた「ワルキューレの騎行」、清澄な「森のささやき」を経て、「神々の黄昏」へと到達。スケールの大きな悲哀を描く「葬送行進曲」、目まぐるしく情景が移り変わる「夜明けとラインの旅」を経て、壮麗な「ラインの黄金」のクライマックスで閉じられます。ヤルヴィは敢えて作品のストーリーを追わず、音楽的な起伏を持つ順序に並べる変えることで、楽劇から切り離された純粋な「交響的組曲」ともいえる流れを生み出しています。
 それぞれの曲を演奏会用に編曲したのはフンパーディンクを始めとするワーグナーの同時代人の作曲家・指揮者で、原曲のオーケストレーションのサウンドイメージや意図を保ちつつ、演奏会用の3管編成にまとめ上げる手腕は見事なもの。「ワルキューレの騎行」、「ラインの旅」では独自のコーダが加えられてさえいます。切れ味鋭いヤルヴィの指揮に、ヴァイオリンを両翼に分けたクラシカルな対抗配置を取るN響が、骨太かつ厚みのあるサウンドで応え、一つ一つのモチーフの音楽的な魅力や特徴を生き生きと表出しつつ、鮮烈なまでに音彩豊かなワーグナーの世界を開示しています。(メーカー資料より)(Photo: NHK Symphony Orchestra, Tokyo)

【収録情報】
● ワーグナー:『ニーベルングの指環』管弦楽曲集
[56:58]

1. ヴォータンの告別と魔の炎の音楽(ワルキューレ) [15:34]
2. ワルキューレの騎行(ワルキューレ) [5:06]
3. 森のささやき(ジークフリート) [8:53]
4. ジークフリートの葬送行進曲(神々の黄昏) [8:22]
5. 夜明けとジークフリートのラインへの旅(神々の黄昏) [10:59]
6. ワルハラ城への神々の入城(ラインの黄金) [7:43]

 オーケストラ版編曲:
 1,5,6:ウーター・フッチェンルイター
 3:ヘルマン・ツンペ
 4:ルートヴィヒ・シュタスニー
 5:エンゲルベルト・フンパーディンク

 NHK交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2018年2月21,22日
 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 NHK交響楽団第1881回定期公演(Bプログラム)でのライヴ・レコーディング

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