無人島 〜俺の10枚〜 【Half Mile Beach Club 編】

2019年06月05日 (水) 17:45

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神奈川県逗子発、ライヴと映画を融合したパーティーも主催するクリエイティヴ・コレクティヴ=Half Mile Beach Club。ミレニアルのネオ・サイケデリアを鳴らすバレアリック・バンドが選ぶ10枚とは?



無人島 〜俺の10枚〜 【Half Mile Beach Club 編】

My Bloody Valentine 『Loveless』

「無人島に持っていくなら飽きのこないアルバムがよいな」と思い、このアルバムが最初に頭に浮かびました。
ギターノイズの洪水と浮遊するボーカルテイクはどこまでも曖昧なまま溶け合い、独特な演奏方法によってピッチが曖昧になったコードストロークのせいか、楽曲全体の和声も抽象的。
このどこまでで捉えどころのサウンドはいつ聞いてもフレッシュな感動があります。
ライブでの音量は落雷に相当すると言われる彼らの轟音サウンド、
きっと無人島で聞いていても、海を越えて鳴り響き、
きっと救助の手が届くはず、、こうして無人島ライフを乗り切ろうと思います。

Yamazaki Yuhei (Vocal)

▼オススメ楽曲
To Here Knows When
I Only Said
Soon



Syrup16g 『delayed』

無人島でBGMにするならトロピカルでちょっぴりチルな踊れるアルバムが良いなぁと思い、あれこれ考えたのですが、どれも曲単位で熱量を語れるような作品かと言われれば、しっくりこなくて、結局10代の時から愛聴しているSyrup16gのこのアルバムにすることに。
このアルバムの曲たちはどれも歌のメロディーが素晴らしく、アルバム全編通したまどろんだ雰囲気も心地良い。。
正直、無人島にジャストフィットするサウンドかと言われれば全然そんなことはないものの、ティーンエイジャーのささくれ立った私の心に染み込んだこのアルバムはきっと無人島でも私の支えとなるでしょう。

Yamazaki Yuhei (Vocal)

▼オススメ楽曲
Reborn
水色の風
愛と理非道



Bill Evans Trio 『Waltz for Debby』

jazzとの出会いは高校生。ビックバンドジャズを演奏する部活に入った当初、
jazzに関しては全く知識がなく、とりあえず手に取ったジャズレコードがこちらでした。
それまで伴奏楽器でしかなかったベースが、ハイポジションでピアノと掛け合うスタイルは
ジャズにおけるインプロビゼーションの礎になったとかどうとか。
これはライブ盤ですが、この数日後にベースのスコット・ラファロは事故死してしまいます。
故人に想いを馳せながら美しいピアノトリオの演奏で無人島で静かな一夜を。

Tsuzuki Shinya (Drums)

▼オススメ楽曲
My Foolish Heart
Waltz for Debby (Take 2)
Milestones



Keith Jarrett 『The Köln Concert』

ただ美しい。それだけで持っていく理由には充分なピアノソロアルバムです。
この演奏に対するドラムパートを考えることが無人島では良い暇つぶしになりそうです。

Tsuzuki Shinya (Drums)

▼オススメ楽曲
Part I
Part IIa
Part IIc



Yosi Horikawa 『Vapor』

普段と全く環境が異なる無人島の中で、絶望に包まれつつも前向きな気持ちになれそうなアルバムを選びました。
このアルバムは自然に潜んでいるあらゆる音が、電気信号として変換され、無機質なシンセサイザーと有機質なサンプリングの音が混ざったり離れたりして、耳がくすぐったくなるくらい1つ1つの音が踊る、楽しい作品です。

無人島の中ヘッドフォンで聴き、アルバムを聴き終わった後の世界。
自然の中のあらゆる音が楽器として捉えられ、空気中に響く音全てを楽しめるような気がします。
妄想するだけでわくわくします。

Takahashi Haruka (Base)

▼オススメ楽曲
Letter
Maki
Kingdom frogs



HONNE 『Warm On A Cold Night』

歌詞の通り、夜寒い時に心を暖めてくれる曲が詰まっています。
このアルバムは低音部分がどっしりとしているのが肝で、どの曲も丸みがあり、暖かみを感じます。聴いていると、ここに居ていいんだよって誰かが言ってくれるような、そんな安心感をくれるんです。

数年前、ちょっと気分が落ち込んでいた時に、ビルボードでのライブを観に行き、彼らの演奏を観てすごく元気になりました。

思い出も重なり、毎回このアルバムを聴くとその時の演奏を思い出して元気になれるので、無人島で寂しくなった時は、必ずこの曲をかけたいです。

Takahashi Haruka (Base)

▼オススメ楽曲
Warm On A Cold Night
Someone That Loves You
It Ain’t Wrong Loving You



Primal Scream 『Screamadelica』

ピーカンの浜辺で浮かれたい時も、夜な夜な途方に暮れしまいたい時も、無限に続く無人島生活に正気を失いかける時も、耳元で流していたいアルバムかなと思います。アルバム一枚でサイケもゴスペルもダブもブルースもハウスもロックンロールも感じられるのはいいですよね。
混沌と広がるサウンドのそこかしこに、多様な音楽への底知れない愛情を感じます。影響元に耽溺すればするほど、未知と郷愁は共存し得るのだと教えてくれたアルバムです。
Miyano Mafuyu (Guitar)

▼オススメ楽曲
Don't Fight It, Feel It
Come Together
Damaged



V.A 『I Am Sam -Soundtrack』

長く果てしない無人島生活、「ビートルズは聴きたいよな」と思いつつ、けど「いろんなアーティストの歌も聴きたいな」と思った際に、これを持っていくべきだなと思いました。
オリジナルの使用許可取るより、これだけのアーティストブッキングする方が大変だったんじゃないかという気もしますが、それゆえにこの最高カバーアルバムが誕生したのかと思うと面白いですよね。アルバムのラストを飾るNick Caveの”Let It Be”、聴く度に心を揺さぶられます。

Miyano Mafuyu (Guitar)

▼オススメ楽曲
Across the Universe
Don't Let Me Down
Let It Be



Happy Mondays 『pills thrills and bellyaches』

Half Mile Beach Clubで流刑されるなら、みんな大好きHappy Mondaysを聴き苦悩を忘れ踊り続けると、活路が見えてくるかもしれません。あらゆる物事が「なんとかなるんじゃないか」と思える不思議なアルバムです。
世間では、粉っぽさ満点の狂った連中と紹介されることの多いバンドですが、ジっとしていられなくなるビートとベース、パーカッションのグルーヴと、夜通し遊んで迎えた朝を体現した様なギターサウンドの織りなす妙はそう簡単に作り出せるものではなく、作品とベズのパートは唯一無二であると信じています。

Asakura Takuya (Synth, Sampler)

▼オススメ楽曲
God’s Cop
Bob's Yer Uncle
Step On

New Order 『Substance』

Half Mile Beach Clubが愛するバンドNew Orderから一枚選ぶのなら、Substanceを連れていかざるを得ません。「Low Lifeが究極のアルバムだ」と言う者と、「Brotherhoodこそ至高のアルバムである」と主張する者が仲間割れしてしまっては一大事です。Substanceなら皆笑顔になるはず。
遊び心に溢れたサウンド群、とにかくシンプルでキャッチーなビート、力強くも切ないシンセサイザーは大分影響受けました。バーニィのお歌も素敵ですよね。

Asakura Takuya (Synth, Sampler)

▼オススメ楽曲
Ceremony
Temptation
The Perfect Kiss



Half Mile Beach Club「Blue Moon」は
音楽聴き放題アプリ「HMVmusic」で先行配信中

Blue Moon
Half Mile Beach Club

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無人島 〜俺の10枚〜 【Half Mile Beach Club 編】
プレイリスト

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無人島 〜俺の10枚〜 とは

音楽好きには、超定番の企画「無人島 〜俺の10枚〜」。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別だ。

「無人島 〜俺の10枚〜」過去のアーカイブはこちら


Half Mile Beach Club アルバム『Be Built, Then Lost』 商品情報

2019年6月19日発売



◆2017年にスマッシュ・ヒットしインディ・シーンで話題を呼んだコンピレーションCD『Rhyming Slang Covers』に参加し、錚々たるメンツを招集したイベント“Half Mile Beach Club”を主宰。シーンからの注目度が沸々と高まる中1st EP『Hasta La Vista』を2018年リリース。UKロックやマッドチェスターのみならず、多岐に渡る音楽ジャンルを自然にクロスオーヴァーしてみせたフレッシュな才能で多くの耳の肥えたリスナーを驚かせた。


◆今作『Be Built, Then Lost』では、ミニマルでトライバルなTsuzukiのドラム、シンプルながらも有機的で太いグルーヴを練り上るTakahashiのベース、クラブ・イベント“CLAT”を主催するシンセ・サンプラーのAsakuraの3人による多層にレイヤリングされたリズムを軸に、ギターのMiyanoによる昨今では新鮮にも聴こえる歪んだハムバッカー・サウンドの心地よく刻まれるリフ、バンド・アンサンブルの一部分を担っているYamazakiのヴォーカルが重なり、開放的で高揚感のあるHMBC印ともいうべき唯一無二の音像を完成。


◆ゲスト・ミュージシャンにパーカッショニストRyudai Kawatani (L.E.D / Freaky Machine)、ゲスト・ヴォーカルにKUDO AIKO (FarFarm)、ミックスに佐藤公俊(Mother Tereco)、マスタリングに中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎え、制作された本作。Half Mile Beach Clubは加熱し過ぎた現在のシティ・ポップとは一線を画し、インディー・ロックとクラブ・カルチャーの境界線を揺らし、刺激し続けるだろう。

◎ 長嶋源(Cinema Amigo館長) コメント

僕のやっているCINEMA AMIGOで定期的にイベントをしている彼らがアフターで音楽をかけ始めると90年代のUKロックから60年代の音楽まで様々な時代の音楽が流れてくる。
今の時代のバンドならではの音を創り出しているのにどこか懐かしさが混じるのは彼らの聞いてきた音楽が血肉となっているからなんだろう。
こんなバンドが地元から生まれて素直に嬉しい。

◎ KUDO AIKO(Far Farm) コメント

行ったことのないはずの街に、迷い込んだ感覚。跳ねながら歩く、夏の夜の散歩。
またここに来よう。

◎ KASHIF(PPP) コメント

熱くて涼やかで緻密な、

とてもステキな音楽でした。

目的意識を持って作られた音楽は景色が降りてきますね、見習いたいです。

ギターフェティッシュな部分に共感する中で「Olives」のリードギターリフがとても素敵で印象に残ったので、ふと無意識にパクらないよう気をつけねばと思いました 笑。改めてリリースおめでとうございます。

◎ 佐藤公俊 (Mother Tereco) コメント

寄せては返す波のように記憶をくすぐり続けるメロディが心地よく、いつまでもこの音の世界で漂っていたくなる。
気の利いたアイロニーをスパイスに、ただ過ぎていく日々の中に転がっている喜びや苛立ちをぶつける彼らの音楽はとても愛おしい。


収録曲


  • 1. Nite Revue
  • 2. Blue Moon
  • 3. Oasis
  • 4. Chasing the First High
  • 5. Zapper
  • 6. Temperance Club
  • 7. Baobab
  • 8. Olives
  • 9. Yankee
  • 10. in the Windy City


1stフル・アルバム

Be Built, Then Lost

CD

Be Built, Then Lost

Half Mile Beach Club

価格(税込) : ¥2,530

会員価格(税込) : ¥1,265

発売日: 2019年06月19日

1st EPはこちら

Hasta La Vista

CD

Hasta La Vista

Half Mile Beach Club

価格(税込) : ¥1,650

まとめ買い価格(税込) : ¥1,402

発売日: 2018年04月18日


リリース・パーティー情報

~Half Mile Beach Club 1st Album Release Party~ "ACID BEACH CLUB"

Live:
HOPI
WOOMAN
Half Mile Beach Club


DJ:
beipana
kotsu (CYK)


日程:
8/3(土) OPEN / START 18:30


料金:
Adv, ¥2500+1D / Door ¥3000+1D


会場:
shimokitazawa THREE


予約方法

バンド予約ページ
https://www.half-mile-beach.com/booking
上記ページにて、「名前」「メールアドレス」、Messageに「8月3日チケット予約希望・必要枚数」を明記してメッセージをお送り下さい。


会場予約アドレス
ticket3@toos.co.jp
件名に「8月3日"イベント名"チケット予約希望」本文に「名前/必要枚数/連絡先」を明記してメールをお送り下さい。
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