ムニエ&ヴォクス・ルミニス/バッハ一族の教会カンタータ
2019年05月15日 (水) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
バッハ一族の3巨匠から、大バッハ最初期の傑作へ
全員ソリスト級の少数精鋭で聴くからこそ、バロックの声楽曲はその本来の魅力が生きてくるもの。ヨーロッパ古楽界の最前線をゆく精鋭集団ヴォクス・ルミニス最新盤は、大バッハの青年時代にいたる、バッハ一族の名匠たちの作品を通じての教会カンタータ史をひもとく充実企画です。
シュッツやシャイトらを経て、バッハ一族のモテット集も制作した経験を活かし、演奏編成は妥協なく17世紀流儀を徹底。各パート最大2人、大半はソリスト編成でわかりやすく音の綾を伝えてゆくスタイルが活きるのは、演奏者が一人残らず手練の名手だから。大バッハも若い頃憧れたヨハン・クリストフ・バッハ[1642-1703]をはじめ、3人の先達の作品にはトランペットやティンパニまで動員される大作も含まれ、曲ごとに異なる編成が17世紀音楽の面白さを伝えてやみません。その末に聴くバッハ最初期の教会カンタータ第4番では、合唱中心のカンタータ解釈とは全く違った「17世紀生まれの青年バッハ」の姿を垣間見せてくれる仕上がりに驚かされることでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヨハン・ミヒャエル・バッハ[1648-1694]:ああ、そばにいてください、主イエス・キリスト
● ヨハン・クリストフ・バッハ[1642-1703]:主を畏れることは
● ハインリヒ・バッハ[1615-1692]:わたしはあなたに感謝します、神よ
● ヨハン・ミヒャエル・バッハ:主よ、王はあなたの力を喜んで迎えます
● ヨハン・クリストフ・バッハ:主よ、こちらを向いて慈悲をください
● ヨハン・セバスティアン・バッハ[1685-1750]:キリストは、たとえ死の縄目に繋がれ BWV.4
● ヨハン・クリストフ・バッハ:天においても戦いがあった
ヴォクス・ルミニス:
ズュジ・トート、カルステン・ヴィトマー、ステファニー・トゥルー、ビクトリア・カッサーノ(ソプラノ)
ヤン・クルマン、ダニエル・エルヘルスマ(カウンターテナー)
フィリップ・フレーリガー、ロベルト・ブックラント、ピーテル・ド・モール(テノール)
ゼバスティアン・ミルス、リオネル・ムニエ、マシュー・ベイカー(バス)
トゥオモ・スニ、ヤツェク・クジトウォ(ヴァイオリン)
ヨハンネス・フリッシュ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ラケル・マサダシュ、アンティーナ・フゴソン(ヴィオラ)
ブノワ・ファンデン・ベムデン(ヴィオローネ)
ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
ルドルフ・レーリンク、モーリッツ・ゲルク、
ティボル・メーサーロシュ、ビェルン・カーデンバッハ(トランペット)
ミヒャエル・ユエン(ティンパニ)
バルト・ヤーコプス(オルガン)
リオネル・ムニエ(音楽監督)
録音時期:2018年9月
録音場所:ベルギー南部ナミュール地方ジェディンヌ聖母教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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