【全曲解説】 NoGoD 『神劇』

2019年04月22日 (月) 19:00

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全曲解説テキスト by 団長(Vo)


1. Curtain Rises

アルバムの幕開けを飾る重厚なインストゥルメンタルナンバー。
もともとこの曲は、DDTプロレス 竹下幸之介選手の入場曲として制作が開始された。
竹下選手の入場曲は「Curtain Rises -TypeFable-」として、このアルバムに収録されている部分より先が別の曲になっている。
このアルバムではそのまま2曲目に繋がる。
ちなみにライブでしか演奏しない、更に別のver.もあるらしい……(Kyrie談)。
正直文章で伝えづらいので、CDとDDTの試合とNoGoDのLIVE全部聴き比べて下さい(笑)。


2. masque

このアルバムの核となる曲。
重厚かつ複雑な曲展開ではあるが、オリエンタルな雰囲気が曲全体を包み込んでいる。
原曲者のKyrieから“舞踏会みたいな雰囲気”と言われていたので、
自分の中で“仮面劇”というテーマで歌詞を書いた。
この曲が完成して、アルバム全体で“舞台・劇”的なコンセプトになり、今作『神劇』が制作されていく。


3. Borderline


今作で唯一過去にレコーディングを終えていた楽曲。
前作『proof』に収録出来ず、なかなか世に出すタイミングが無かったのだが、私のゴリ押しにより晴れて収録(笑)。
この曲でMVを撮ることも決めました(笑)。
昨年メンバーが辞め、勝手に“もうこのバンド終わった”みたいに言われるのが嫌だったし、むしろさらにパワーアップした自分たちを示すにはこの曲しかないと思っていた。
自分の中の“NoGoDらしさ”を前面に押し出した、ヘヴィだけどキャッチーなメッセージソング。


4. シアン

久々にShinno曲がベースになっている。
彼らしいギターロック系のエモーショナルなサウンド。
彼の曲はイメージを受け取りやすいので、歌詞や情景が降ってくることが多々ある。
今回も歌なしのメロディーだけ入ったデモを聴いた瞬間に、
“君はシアン”というフレーズが降ってきた。
そこから曲のイメージを広げました。
たった3つの色が在れば全ての色彩が表現できるのに、一つでもかけたら表現できないなんて、何かに良く似ている。


5. far away

私がデモを作った時はもっとゴリゴリのメタルコアサウンドだったのだが、メンバーのフィルターを通すことによって今作中一番良い方向に化けた曲。
そして今作中一番歌詞が少ない(笑)。
自分の普段から抱えているフラストレーションが満載に吐き出されている気がします。
いつになっても自分の現状に満足出来ないのは辛いですね。
まぁ満足してしまったらそこで終わりなんですが(笑)。


6. DOOR

16ビートの速い曲は散々やってきたものの、2ビートのこの速さはさぞドラムのK君を苦しめた事でしょう……(笑)。
曲はキャッチーだし、歌詞は一見ポジティブな背中押す系の、NoGoDによくあるパターンに見えるかもしれません。
でも実はこの主人公、扉を開けれてないんです。
今作は一貫して“絶望感・悲壮感”を歌詞に持たせています。


7. そして舞台は続く

「masque」と共にこのアルバムの核となる曲。
終わらないのか、それとも終われないのか。
自分の葛藤や苦悩がこの曲に全て詰まってます。
これを前向きと捉えるか、後ろ向きと捉えるかは皆さんの解釈次第です。


NoGoD 『神劇』

GENRE:HEAVY METAL, J-ROCK
NoGoD、新章開幕
ヘヴィなエモーションと真の強さ漲る新体制初作品

全7曲入りのミニ・アルバムは、新4人体制で作り上げた初作品。まずはダークなインスト曲「Curtain Rises」(DDTプロレス所属の竹下幸之介の新しい入場テーマ曲に決定したコラボ・ソング)からただならぬ空気を感じさせる。地べたから再び上を目指そうとする真の強さに漲っているよう。赤裸々な歌詞を含めて、今作にはヘヴィなエモーションが詰め込まれ、過去作とはまた違うディープな聴き心地がある。団長(Vo)の哀愁に満ちたキャッチーな歌メロは耳を惹きつけ、一音一音のフレージングが研ぎ澄まされた演奏もズシッと重い。楽曲によって手数が多いものや、あえて抜いたものもあり、そうしたメリハリや押し引きも楽曲の多彩な表情に繋がっている。作品トータルの世界観も楽しめる秀逸作と言っていい。
荒金 良介【ライター推薦】

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