【映像】ヴァッカイ:歌劇『ジュリエッタとロメーオ』(日本語字幕付)

2019年03月29日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ヴァッカイ:歌劇『ジュリエッタとロメーオ』

良く知られるシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を元に創作された台本は原作とややことなる筋立てです。カプレーティ家とモンテッキ家は長年の確執を抱えており、カプレーティ家の当主カペッリオはモンテッキ家のロメーオを強く憎んでいます。両家の和解のためにやってきた使者はジュリエットとの結婚を提案しますが、彼女はすでにカペッリオの側近テバルドと婚約しており、カペッリオはその条件を飲むことはできません。その使者というのは、実は変装したロメーオ自身。既に惹かれ合っていた2人は苦しい胸の内を天に祈りますが・・・。
 ナポリ楽派に属していた作曲家、オペラ指揮者ニコラ・ヴァッカイ。パイジェッロやロッシーニに並ぶ存在として生前は高い人気を博していましたが、現在ではその名前はほとんど忘れられています。この歌劇『ジュリエッタとロメーオ』は当時の売れっ子台本作家フェリーチェ・ロマーニがヴァッカイに台本を提供したもので、ヴァッカイの当時の人気がしのばれます。初演は大成功しましたが、歌手からの要望を受け若干の変更が必要になり、本来はヴァッカイに依頼を出すところが連絡が取れず、劇場は当時はまだ無名のベッリーニに白羽の矢を立てます。ベッリーニはロマーニの案も受け入れ台本を改訂、1830年に初演しこちらも大成功を博しました。しかし1832年、メゾ・ソプラノ歌手マリア・ブラウンがフィナーレの部分をヴァッカイ版に差し替え(ロメーオの歌う部分が多い)、それ以降は折衷版で上演されることが慣例となり、このフィナーレ部分のみでヴァッカイの名前が残ることとなりました。
 今回リリースされるのは、ヴァッカイのオリジナル版による全曲です。映像作品として世界初収録となるこの盤は、16世紀の雰囲気を意識した美しい衣装と舞台装置を背景に、題名役を歌うルピナッチとボニッラ、女声2人が織りなす耽美的な愛の世界をベッリーニの先駆けとなる美しい旋律に満たされた秘曲として余すことなく描きだしています。(輸入元情報)


【収録情報】
● ヴァッカイ:歌劇『ジュリエッタとロメーオ』全曲

 イラリア・ナリチ&ブルーノ・ガンドルフィによる草稿からの復元

 カペッリオ…レオナルド・コルテッラッツィ(テノール)
 ジュリエッタ…レオノール・ボニッラ(ソプラノ)
 ロメーオ…ラファエッラ・ルピナッチ(メゾ・ソプラノ)
 アデリア…パオレッタ・マッローク(ソプラノ)
 テバルド…ヴァーサ・スタイキッチ(バリトン)
 ロレンツォ…クリスティアン・セン(バリトン)
 ピアチェンツァ市立劇場合唱団(合唱指揮:コッラード・カザーティ)
 ミラノ・スカラ座アカデミア管弦楽団
 セスト・クアトリーニ(指揮)

 演出:チェチリア・リゴーリオ
 装置:アレッシア・コロッソ
 衣装:ジュセッペ・パレッラ
 照明:ルチアーノ・ノヴェッリ

 収録時期:2018年7月15-31日
 収録場所:第44回 ヴァッレ・ディトリア(イトリア谷)音楽祭(ライヴ)
 ビデオ・ディレクター:マッテオ・リッケッティ

 収録時間:161分
 画面:カラー、16:9
 字幕:イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語

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