【全曲解説】WORLD END MAN『USE MY KNIFE』

2018年12月26日 (水) 17:00

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全曲解説テキスト by Kiyo Nishihara(Vo) Naoto Inui(Gt) Shigeki "UMEBO" Nakazato(Dr)


1. Use my knife

WORLD END MANでアルバムを出すようなことがあれば、1stのタイトルは絶対に“USE MY KNIFE”にしようとバンド結成当初から思っていました(マジ話)。“他人の悪意を使って、他人を殺す世の中”、そういう意味が込められています。
“If you wanna fuck her, make a slit on her throat, use my knife(彼女をFUCKしたければ、彼女の喉に切れ目を入れろ、俺のナイフを使え)”ってのがサビの歌詞なんですけど……。
終わった!昔思いついた時とまったく意味が変わってるwwww
まぁ、それもいいでしょう!曲自体は59秒〜のストップ&ゴーパートを最初にイヌイと一緒に作って……他の箇所はイヌイにお任せしました(笑)。さすがイヌちゃんだぜ!歌詞は途中ところどころ日本語です。なんとなくそうしました。CDブックレットに歌詞載せてるんで目で追いながら聴いてみてね(Kiyo)


アルバムのタイトルの曲。
アルバムタイトルにもなったこの曲は、実は今回のアルバム制作で最後に完成した曲だ。
超シンプルな曲、小難しい事なんて一切していないド直球のデスメタル。
今回のアルバムにおいてはほとんどの曲で皆大好きビートダウンのパートを入れようと考えていた。
勿論「Use my knife」にも入っているのだが、特徴的な部分と言えば59秒〜のストップ&ゴーの軽快なリズムが入ってるところである。なんて気持ちのいいリズム。
このリズムについてはKiyoさんが“俺こういうのやりたい!”と持ってきた案なのである。
“WORLD END MANはキャッチーである”というところが垣間見える部分だと感じる。存分にこのパートで“縦ノリ”を味わってほしい。(Inui)


アルバムトップを飾るこのタイトルソングはブラストで畳み掛けて落としてやっつけるシンプルなぶっ殺しソングになっています!kiyoさんの声の強烈さにここで慣れておかないと死にますよ!初っ端からぶち上がりましょう!!(Umebo)


2. Silence the neighbor


イヌイがスタジオでこれみよがしに弾いてたのを聴いて“それなんて曲?え!?イヌイが作ったの!?どこ住み!?いいね!その曲やろう”ってなって作った曲。
曲の展開的にデスメタルトーシロ(素人)のみなさんでも聴きやすい感じなんじゃあないっすかぁ???
まぁ前半そうやって油断させておいて、一見さんお断りと言わんばかりのスラムパートで全員ぶっ殺すんですけどね(滝汗)。
“Silence the neighbor”、ネイティブもそんなには使わない表現だと思うのですが、色んな解釈ができるような名前にしました。隣人とか、近所に住んでる人間っていう物理的な距離だけじゃなく、“近しい人間”を気に入らねぇから黙らせるって意味でもいいですし、まぁこの曲中の歌詞では、自分の中にもう一人破壊衝動を抑えられない自分がいて、そいつをなんとか静めようとする……僕の若いころの体験談ですね(滝汗)。その破壊衝動の権化のようなもう一人の自分を“neighbor”と表現しています。(Kiyo)


SLAM WORLDWIDEのYouTubeチャンネルから公開されました、MUSIC VIDEOに採用された曲。
絶対見ろよ!
今回のアルバム制作において最初に完成した曲である。
必殺のキラーチューン。
頭から怒涛のスピードでいきなりのハードコア的ビートダウン。アガる。
頭とAメロ前のドラムのスネアカウントはデスメタル特有のやり方かも知れないが、結局このやり方が正解でわかりやすいのである。とういうことは皆聴ける。ついてこれる。
ちなみにMUSIC VIDEOの制作秘話がKiyoさんのコラムにて掲載されているので是非読んでほしい。(Inui)↓↓↓


PVにもなったこの曲は疾走してからのスラミングパートで暴れ狂っちゃう曲に仕上がっています!みんなこういうのが好きなんだろう?そうだろう?MVも一日100回はみていただいてオーケーですよ!!(Umebo)


3. Cold injection

スラミングデスメタルのズンズン感がある曲作ろうみたいな話をイヌイとしてて……知らない間にイヌイが完成させてた(笑)。聴いてる人が次の展開を読めない複雑怪奇な曲ももちろん楽しいんだろうけど、この曲はもう!デスメタル好きな人ならば!すべての展開が!1.5秒前に予測できる(断言)!ほぼダンスミュージックです。 “Cold injection”っていうと“危ないクスリのこと?”ってメンバーにも聞かれたけど、そうではなくて、僕が考えた架空の気付け薬のことです。拷問しまくって、しまくって、意識がなくなったところでCold injection(冷たい注射)を打って意識を戻して、また拷問しまくって、しまくって……それを繰り返して……いつおまえの魂が肉体を見捨てるかな?って、そういう歌詞です(照)。(Kiyo)


個人的に一番好きな曲。
BPM170程の気持ちのいいドコドコツーバスに、リスナーを鼓舞させるかのように入ってるUMEBOさんのちんちんの音。
とても頭の振りやすい曲である。WORLD END MANいつでもリスナーの味方。ビートダウン前のドラムのフィルが“ここです!”と言わんばかりの露骨さでそれがまた面白い。
とにもかくにもライブでもっともダンスしやすい曲!みなさん、準備運動お願いします!(Inui)


このアルバムで一番のスラミングをかましてるのはこの曲!ミドルテンポで楽に一生頭が振れる仕上がりになっております。いっぱいベルでちんちんしているので女性は是非ちんちん気持ちいいって言ってみてください!(Umebo)


4. Colombian necktie

この曲のボーカル無しバージョンが出来上がってきた時、実はまったく期待してなかった!!
ボーカル作るのダリぃなぁ〜くらいに思ってて、これだけ唯一ボーカル録りもヨーロッパツアーから帰ってきて15分で終わらせた。が、ミックスされたのを聴いてみてビックリ!かっこいい(笑)!
歌詞もヨーロッパツアーから帰ってきてからレコーディング前日にバーッと適当に書いた(笑)。このアルバム中唯一割と自分の体験とか感情を自分の言葉で書いてる。
ヨーロッパツアーで一緒にやったバンドのやつが、ツアー後に僕のことを“あいつはエゴの塊で、無茶苦茶なやつだ”ってSNSに悪口書いてたんですよ(笑)。超長文で。僕の前では最後の瞬間までそんな素振り見せなかったのに(笑)。それがけっこうおもしろかったのでそのことを歌詞にしてます。“俺の巨大なエゴをしゃぶってろ!喉かっさばいて舌引きずりだしてやる”ってのがサビです(微笑)。(Kiyo)


このアルバムで唯一トラディショナルなブラストビートをかましている曲です!永久に速いですが間奏で最高にハードコアかまします!くらいやがれください!(Umebo)


5. Orifice defilement

“ワル〜い曲作っちゃいますかね?”とはイヌイ先輩談。
実際ほんとにワルい。が、これも必殺のダンスチューン。超縦ノリ。
デスメタルではあるが、あまりみんながやってるようなデスメタル丸出しのゴボゴボ意味不明な声は出したくない私。できるだけ自分の個性丸出しの声のままデスメタルをやりたいと常々思っておるのですが……この曲に関してはビミョーにデスメタルボイスに寄せた……少しだけね(当社比)。
“Orifice defilement”っていうのはだいぶ前から温めてたタイトル。“Orifice”っていうのは人体で言えば耳、口とか穴があいている部分すべてを指す言葉なんだけども。それを“defilement(凌辱)”してやる、と。
“I'm the one to make your life worse. Break your all holes, Limb amputation(俺がおまえの人生を最悪にしてやる。すべての穴を破壊し四肢を切断してやる)”がサビです。連呼してます。申し訳ありません。(Kiyo)


いきなりUMEBOさんのちんちんから始まる曲。気持ちよくなってしまう。
29秒〜のセクションが超かっこいい。超縦ノリ。僕はこれを勝手にPANTERA風だと思っている。そして1分24秒〜の気持ちいいツーバスドコドコパートからのボーカルきっかけのビートダウン。そして突如Aメロ戻りのフリになっている煽り。拳をあげる以外に考えられない。
複雑なギターリフよりも超速スピードのドラムよりも、結局はノリの良いリズムが一番しっくりきて、とても踊りやすい。体が動いてしまう、体は正直である。(Inui)


この曲はアルバム1のスピードでスコスコスラッシュします!テンポチェンジもめまぐるしく、みんなついてこいよーって思いながら叩き倒しております!邪悪なギターリフが光る!(Umebo)


6. Feed the negative


曲に関してはあまり作った当時のこと覚えてません(迫真)。
まぁ〜そんなにデスメタルデスメタルしてないな。デスラッシュくらい?なので僕に出る範囲で一番爽やかな声で歌ってます(キヨクン・ティンバーレイク)。
このタイトルも色んな解釈ができる。アルバム中唯一歌詞がグロくない。今って、クソみたいにネガティブな事件があった時、みんなでそれをSNSで共有してさらに悪意マシマシにするし、テレビの報道も完全に悪意を煽るようなものが多いでしょ?そういう意味で“Feed the negative(ネガティブに餌をやる)”。まぁ世の中なんてどうでもええんやけどね。(Kiyo)


2nd EPから再録のこの曲はストレートにスラッシーなナンバーです!オケだけ聞けば本当にスラッシュメタルですが、うちのkiyo氏が叫べばデスメタルなんです。そういうことです!(Umebo)


7. Blackest end

この曲作ったの実は8年くらい前。そう、つまりWORLD END MAN結成前に作った曲です!
“I am a torture device. you are the tortured soul. kill you 99 times(俺は拷問器具。おまえは拷問された魂。99回ぶっ殺してやる)”っていうのがサビなんですが……俺、世界観が昔からまったく変わってないな!そろそろ落ち着こう!(Kiyo)


1st EPから再録されたこの曲はWORLD END MANの原型を象徴する凶悪な展開がウリです!サビに当たるパートが全ブラストなのが最高ですね!初期の曲で一番好みです!(Umebo)


8. KING DISSECTION


うめぼ加入一発目に作った思い出の曲。とにかく派手にいこうって言ってた気がする。
速い。そして流れるような展開。いい曲ですよねぇ(笑)。
歩きスマホしてるクソみたいなマナーの人間をランダムで1人さらってきて、その人間切り刻んで改造してダッチワイフを作るというトンデモない歌詞なんですが……まぁMVが割とポップでそこで中和されているのでOKでしょう!僕、普段はけっこう紳士なんですよ!(Kiyo)


私がこのバンドに加入してから一発目に出来上がった曲です!6連で永久に踏みしだくイントロからスラッシーに展開していく感じはとても気持ち良いです!ヘヴィなパートにも注目!頭を振るところですよ〜!!(Umebo)


WORLD END MAN『USE MY KNIFE』

GENRE:DEATH METAL, LOUDROCK
ヘヴィでブルータルなサウンドの中にキャッチーさを孕む初のフル作をリリース
重低音リフとブラストビートの絨毯爆撃から、ねっとりとなぶるようなスラッジな空気をも醸し、ヴォーカルは暗黒からの唸りの如く不気味に響きわたる。みぞおちのあたりに鈍い痛みを与え続けるようなヘヴィなサウンドでありつつ、一方ではキレ良く頭を吹っ飛ばしてくれる爽快さすらもあるのが、このWORLD END MANの音楽だ。ホラー映画的でナンセンスな狂気性をその音とリリックで表現するKiyo Nishihara(Vo)を中心に、テクニカルで超重量級の爆音を放つメンバーを揃え、満を持して完成した1stフル・アルバム。血みどろのアートワークを裏切ることないブルータルなサウンドだが、そこにはとっつきやすいキャッチーさもあり、メタル、ラウド・ファンのど真ん中も撃ち抜きそうだ。
吉羽 さおり 【ライター推薦】

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CD

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WORLD END MAN

価格(税込) : ¥2,160

発売日: 2018年12月19日


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