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クープランの耽美的傑作『ルソン・ド・テネブル』の新録音

2016年8月8日 (月)

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F.クープラン:ルソン・ド・テネブル、ブロサール:スターバト・マーテル、他
デイヴィッド・ベイツ&ラ・ヌオヴァ・ムジカ、ルーシー・クロウ、エリザベス・ワッツ、他


ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3日間の、原則として明け方におこなわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14世(太陽王)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントのひとつにまでなりました。
 ここに収録されたF.クープランは、ルソン・ド・テネブルの中でも至高の名作のひとつ。クープランは9曲ルソン・ド・テネブルを書いたとされていますが、現存するのはここに収録された3曲のみです。ソプラノの二重唱による第3のルソンは、モンテヴェルディの声楽書法やリュリの劇的表現をも思わせる充実した作品で、フランスの宗教音楽の中でも傑作のひとつとされています。
 ガッティ、ガーディナー、ネゼ=セガン、パッパーノら世界の名だたる指揮者からの信頼も厚いルーシー・クロウ、そしてイギリスが生んだナンバーワン・ソプラノ、エリザベス・ワッツ、2人のソプラノの共演にも注目です。
 セバスティアン・ド・ブロサール[1655-1730]は、理論家としての功績が大きい人物ですが、イタリア趣味を巧みに取り込んだ作品を遺しており、そのセンスの良さはここに収められた作品からもうかがい知ることができます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. F.クープラン:第1のルソン・ド・テネブル
2. ブロサール:トリオ・ソナタ ホ短調
3. F.クープラン:第2のルソン・ド・テネブル
4. ブロサール:トリオ・ソナタ イ短調
5. F.クープラン:第3のルソン・ド・テネブル
6. ブロサール:スターバト・マーテル op.8

 ルーシー・クロウ(ソプラノ:1,3)
 エリザベス・ワッツ(ソプラノ:3,5)
 ラ・ヌオヴァ・ムジカ(声楽:6)
 アレックス・マッカートニー(テオルボ)
 ジョナサン・リース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ジュディット・エヴァンス(コントラバス)
 デイヴィッド・ベイツ(オルガン、指揮)

 録音時期:2015年10月
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。