ジョン・レズニック覚醒！グー・グー・ドールズ最新作で新境地！

2016年5月10日 (火)

このアルバムにある曲はどれも、自分がコラボレーションに対して消極的だったらできなかったものばかりだ（ジョン・レズニック）
”アメリカン・ロック最後の良心”グー・グー・ドールズ結成30年目の最新アルバムで新境地！

　1986年のデビュー以来、苦節10年の下積みを経て、90年代に｢ネーム｣、｢アイリス｣といったメガヒット・シングルを連発。ソウル・アサイラムらと共に一躍”ベスト・アメリカン・ロック・バンド”の称号を得る存在となったグー・グー・ドールズ。

　”アメリカン・ロック最後の良心”として、今なお美しいメロディとエッジの効いたサウンドを生み出し続ける彼らの3年ぶり通算11作目となるニューアルバムが登場！

　ケイティ・ペリーらとのコラボで知られるシンガーソングライター／プロデューサーのドリュー・ピアソンが制作に全面参加、また「フラッド」には、エコスミス（Echosmith）のシドニー・シロエタがゲスト参加。現在リード・シングルの「オーバ・アンド・オーバー」が公開されている。

『ボクシーズ』国内盤収録曲

01. オーバ・アンド・オーバー
02. ソウルズ・イン・ザ・マシーン
03. フラッド（feat.シドニー・シロエタ）
04. ザ・ピン
05. ボクシーズ
06. フリー・オブ・ミー
07. リバース
08. ラッキー・ワン
09. ソー・アライヴ
10. プレイヤー・イン・マイ・ポケット
11. ロング・ウェイ・ホーム
12. ウォーク・アウェイ（日本盤ボーナストラック）

　アルバム制作にあたり、フロントマンのジョン・レズニックは、自分の好きなソングライターやプロデューサーと敢えて一緒に仕事をすることにしたという。そのことについて、フロントマンのジョン・レズニックは以下のように語っている。

　「ずっとこれをやってきたからこそ、いつもと同じマンネリな結果に陥ってしまう可能性もあった。俺ぐらい長くやっていれば、外部からのインプットも必要になってくる。時代遅れにならないためにも、そして正気でクリエイティヴ、謙虚でいるためにもね」。

　「今までコラボレーションに対してオープンでなかったことが、自分の成長を妨げていたところがあった。でも、他の人のアイディアを受け入れ、前向きに共有しようと思った途端、全てが”何乗”にもなって成長していくんだ。このアルバムにある曲はどれも、自分が（コラボレーションに対して）消極的で居続けたらできなかったものばかりだ」。

　本作でジョン・レズニックがコラボレートした面々には、2013年のアルバム『MAGNETIC』でも4曲共作したグレッグ・ワッテンバーグ、そしてワッテンバーグのプロダクション・パートナー、デレク・ファールマン、またワン・パブリックなどとの仕事で知られるドリュー・ピアソンなどが挙げられる。さらにジョンは、2014年にコラボしたエレクトロ・ポップ・ロック・デュオ、キャッシュ・キャッシュ (Cash Cash) との経験にも大いにインスピレーションを受けたという。

　また本作には彼らのこんな想いも込められている。

　「このアルバムをじっくり聴きこんで欲しい。歌詞も読んで欲しい。夢中になって欲しいし、感動で涙して欲しい。で、最終的にはとてつもない満足感を得て欲しいと思ってる。それぞれがこのアルバムから小さな欠片を持ち帰って、自分たちのものにして欲しいんだ」。

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