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【インタビュー】 ローガン・リチャードソン

2016年2月14日 (日)

ローガン・リチャードソン
© Ben Viaperalta

 ジェラルド・クレイトン、アンブローズ・アキンムシーレ、ウォルター・スミスIIIらの作品に次々クレジットされ、クリスチャン・スコットやジャマイア・ウィリアムス、クリス・バワーズらによるオールスタープロジェクト、ネクスト・コレクティブへの参加でも注目を集めていた”ロバート・グラスパー世代”屈指のアルトサックス奏者ローガン・リチャードソンが名門ブルーノートから新作『Shift』を発表して大きな注目を集めた。

 パット・メセニーやジェイソン・モランもその実力にほれ込んだ気鋭のサックス奏者はどんなルーツを持ち、どんな影響を受け、今のスタイルに至ったのか。『Shift』のサウンドを紐解くヒントも満載の彼の音楽性を探ったインタビューをお送りしよう。


インタビュー/文:柳樂光隆
編集協力:本間翔悟
構成:小浜文晶


このプロジェクト「Shift」は、俺のメンターになってくれた、子供の頃や10代の頃から習ってきたマスターたちに向けてのものでもあるんだ。


-- ではまず、この「Shift」というプロジェクトについて聞かせてください。当初はメンバーが今とちょっと違って、ジェイソン・モラン、ナシート・ウェイツ、タラス・マティーンで、ジェイソンの代わりにスタンリー・カウエルが入ったこともあるんですよね?

 もともとはナシートのプロジェクトだったんだ。彼とはNYのニュースクール大学にいた頃から一緒に演奏していて、最初にツアーに出たのは彼のバンド「Equality」で。メンバーはナシート、タラス、ジェイソン、そこに俺が加わったというわけ。ジェイソンのバンドワゴン(BANDWAGON)と一緒。たまにジェイソンが参加できない時には、ナシートがスタンリーを呼んできたりしてね。

 ナシート、タラス、ジェイソンの3人は長年一緒にやってる仲。みんな個性が際立っているから、演奏していてホントに楽しいよ。伝統に対するリスペクトもあるしね。伝統を考える時に大切なのは、そのストラクチャーの中でそれぞれの方法論や道筋を見極めることなんだ。

 もうひとり、ベーシストのハリッシュ(・ラグハヴァン)も完璧だよ。彼はバンドの中で一番若いんだけど、とても強固で安定している。まるで地鳴りのように重い音を出して、そこにみんながレスポンスしていくんだ。素晴らしいリレーションシップだよね。


-- 今回アルバムにはパット・メセニーが全面参加しているんですが、これはパットからのアプローチで?

 うん。俺とジェイソンがNYのタウンホールでやったライヴをパットが観に来たんだ。2009年のこと。セロニアス・モンクがちょうど50年前に同じタウンホールでやった日と同じ、2月28日、よく覚えてるよ(笑)。最高のライヴだったんだ。パットからも次の日メールで「良いライヴだった」って。嬉しかったね。それで一緒にやらないかって言ってくれたんだ。


-- それまでパットと演奏したことは?

 ないよ。でも、パットは俺と同じでカンザス出身なんだ。パットにはマイク・メセニーっていうお兄さんがいるんだけど、彼はほとんどカンザスを出なかった人だから、カンザスのミュージシャンのことをよく知っていた。パットもマイクから俺の話をずっと聞いていたらしいんだ。俺の最初の2枚のアルバム(『Cerebral Flow』、『Ethos』)も聴いてくれていたし、なにより俺の音楽が好きだって言ってくれた。もう言葉にならなかったね。そういったシチュエーションが歴史と伝統との繋がりや大切さをもう一度俺に教えてくれたんだ。

 このプロジェクト「Shift」は、俺のメンターになってくれた、子供の頃や10代の頃から習ってきたマスターたちに向けてのものでもあるんだ。もしスイングのジェイ・マクシャンを聴いていなかったとしても、クロード・ウィリアムスを知らなかったとしても、実際、俺が10代の頃にはまだ彼らはカンザスで演奏していたからね。

 あと、アーマド・アラディーン。彼もあまり知られていないアーティストだけど、カンザスではとてつもなく偉大な存在。彼にレッスンしてもらったことがあるんだ。俺が17、彼が62か63ぐらいのとき。その歳になっても慢心することなく練習に励んでたよ。それと、今ジャズの世界でどんなことが起きてるのかを常にチェックしていた。「おい、このラヴィ・コルトレーンの新しいアルバム聴いたか?!」みたいな感じで(笑)。

 まだいるよ。アントワン・ルーニーもそう。ウォレス・ルーニーの弟なんだけど、凄いテナーを吹く。ゲイリー・バーツがアントワンを聴いて「わお、トレーンみたいだ!」って言ってたぐらいだからね。そんな感じでみんないつも若々しくフレッシュだったんだ。


-- あなたにとってジャズの歴史や伝統は同時代の「生きている」ことだったんですね。

 そうだね。そんな風にして出会った人はまだ他にもいるよ。例えば、ビリー・ハート。彼も偉大なメンターで、68歳のときに吹き込んだアルバム『Sixty-Eight』で一緒に演奏したんだ。最近、ジェラルド・クレイトンとニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードで共演したんだけど、そのうちの2日間ビリーが観に来てくれてた。ドラムはジャスティン・ブラウンだったんだけど、ビリーはジャスティンに「どうやって叩いているんだ?レッスンしてくれないか」みたいな感じで、逆にジャスティンに質問しだしたんだ、本当に真剣にね。

 俺が出会ったマスターたちは“熱心な生徒”であることを止めないんだ。とてもハングリーだよね。そういう意味でも、俺は今まで彼らからとてつもないレッスンを受けてきたんだなって思うよ。リスペクトが全ての鍵なんだ。そういうことを心から信じているからこそ、ジェイソンやパットのような素晴らしいマスターたちがこのプロジェクトに加わってくれたんだと思う。


-- ちなみに、パット・メセニーと同郷ということなんですけど、ひとくちにアメリカと言っても僕らから見るとやっぱりすごく広いわけで、しかも地域によって特徴がありますよね。例えばロバート・グラスパーやクリス・デイヴはヒューストン。スナーキー・パピーはダラス。LAにはLAの特徴があったり。カンザスの特徴というのは?

 カンザスシティっていうのは2つあって、カンザス州のカンザスシティとミズーリ州のカンザスシティがあるんだ。繋がってるんだけど、見えないボーダーがある。チャーリー・パーカーはカンザス州側のカンザスシティ出身なんだけど、パットと俺はミズーリ側の出身。18thアンド・バイン地区っていうところがあって、パットが10代の頃にその地区にあるミュージシャンの組合に演奏しに行ってたらしいんだ。アフロアメリカンによる最初の組合なんだけど、16歳の時にそこでジェイ・マクシャンみたいなミュージシャンたちと一緒に演奏していたって、パットがそう言ってたよ。だから、俺たちは世代は全く違うけどそういった同じ経験をしていたり、共通点があるんだ。面白いことだよね。


-- パット・メセニーとローガン・リチャードソンがジェイ・マクシャンを通じて繋がってるっていうのがすごい面白いですね。

 チャーリー・パーカーもね。ジェイはパーカーとのギグでプロとして初めてニューヨークへ行ったんだ。みんな繋がっているんだよね。


1954年、米国ミズーリ州カンザスシティ生まれ。フュージョン、フォーク・ジャズ、アヴァンギャルド、ポスト・バップなど、幅広い音楽性を内包する現代ジャズ・ギターの最高峰。ライル・メイズ、スティーヴ・ロドビー、ポール・ワーティコに流動的なメンバーを加えるパット・メセニー・グループとして活動するようになった80年代の半ばごろから、不動の人気を保持。ソロ活動においても斬新でクリエイティヴな成果を多く収めている。2014年、ジュリオ・カルマッシが新加入した「ユニティ・バンド」を率いて『Kin (←→)』を発表。2015年には、エバーハルト・ウェーバーの生誕75周年記念コンサートを収録した『Hommage A Eberhard Weber』をECMから発表し、同年9月に、オーケストラをバックにしたセットでBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANに登場した。
1975年、米テキサス州ヒューストン生まれのジャズ・ピアニスト。6歳からピアノを始め、13歳の時にセロニアス・モンクを聴いて衝撃を受け、ジャズへ傾倒。高校卒業後にニューヨークへ移り、マンハッタンの音楽カレッジへ進学。ジャッキー・バイヤードらから指導を受ける。その後サックス奏者のグレッグ・オズビーのヨーロッパ・ツアーへ帯同。97年のオズビーのアルバムにピアニストとして参加したのを契機にブルーノートと契約し、99年に『Human Motion』でデビュー。ジャズ・ピアノの新鋭からトップランナーへと成長する。2014年、ブルーノートからの9作目、稀代のエンターテイナーとしても名高い20年代アーリージャズ期を代表するピアニスト、ファッツ・ウォーラーのトリビュート・アルバム『All Rise』をリリース。
1971年米国ニューヨーク生まれ。マックス・ローチを中心とするン' ブームなどで活躍したパーカッション奏者フレディ・ウェイツを父に持ち、幼い頃から父の指導の下ドラムをはじめとする各種打楽器を演奏するようになる。90年代、アントニオ・ハートのレギュラー・グループに入団したことでその才能を開花。その後は、フレッド・ハーシュ、ジョー・ロヴァーノ、アンドリュー・ヒル、エディ・ゴメスといった巨匠から、同世代のジェイソン・モラン、オリン・エヴァンス、ラルフ・アレッシ、若い世代ではアヴィシャイ・コーエン(tp)まで数多くの作品に参加。NYファストコール・ドラマーのひとりとしてシーンを引っ張っている。2009年にFSNTからリリースしたリーダーアルバム『Equality』は、今回のShiftプロジェクトおよびジェイソン・モラン&バンドワゴンと同メンバーによる録音となる。


-- あなたにとって、アルトサックスの最初のヒーローは誰だったんですか?

 それこそチャーリー・パーカーになるね。別にお約束の答えを言ってるわけじゃないよ(笑)。きっかけは分からないんだけど、子供の頃いつも母親にサックスをねだっていたんだ。「サックスが欲しい、サックスが吹きたい」って。あまりにもしつこかったんだね、最終的にはサックスを買ってもらったんだけど、そこから本当に異常なくらいにこの楽器にのめりこんで毎日練習していたよ。16の時にはクラシックとジャズを同時にやっていて、カンザスシティ・シンフォニーでソロを任されるようにもなっていたんだ。クラシックを選ぶかジャズを選ぶかの葛藤もあったけど・・・でも、「ジャズを選ぶべきだ」って思えるときが来て今があるんだ。


-- なるほど。

 もう1つ大事なことがある。それはカンザスシティの環境。ロバート・アルトマンの「カンザス・シティ」って映画があるだろ。ジェイムス・カーター、クリスチャン・マクブライド、ロン・カーターなんかも出てたけど。あの映画が公開された1996年頃、ミズーリ州のカンザスシティの学校地区にはパフォーミング・アーツのためにかなりの事業資金がつぎ込まれていたんだ。18thアンド・バイン地区を蘇らせる計画だってあった。俺が16のときっていうのは、そういうユニークなことが起こっていた時期でもあるんだよ。

 同じくその頃、カンザスシティで最初のクリニックがあって、マックス・ローチ、シャーリー・スコット、リチャード・デイヴィス、ケニー・バレル、ジミー・ヒース、秋吉敏子、たくさんの素晴らしいミュージシャンたちがカンザスに招かれた。今思えばクレイジーだよね。彼らのようなレジェンドと一緒に演奏できたんだから。ジミー・ヒースのコンサートでパフォーマンスもしたよ。


-- 夢のような出来事ですね。

 ただ、今の子供たちは、そういったマスターたちと共に演奏して経験を積む機会が限られているように思うんだ。俺が25くらいの頃にはカンザスのレジェンドたちの多くは、亡くなったり演奏活動を止めていたりしていたからね。だから、ミュージシャンとして、そういう責任や義務っていうのをとてもシリアスに考えるようになったんだ。


ローガン・リチャードソン
© Ben Viaperalta



-- たしかに、あなたはジャズの伝統みたいなものをすごく大切にしているのが音楽からも分かるから、納得ですね。同時に、あなたのサックスのプレイはすごく新しいものでもあると思うので、そのことについても聞かせてもらえますか。例えば、大学の頃はどういうサックス奏者を研究したんですか?

 俺にとても影響を与えた友人がいて、彼はボストンのバークリーに1年半在籍して、テナー・サックス奏者のビリー・ピアースについて学んでいたんだ。そのことが俺の視野を広げてくれた。何年か前に偶然彼に会ったとき、「お前のおかげでトライアドで演奏するってことを知ったんだよ」って言ったんだけど、信じてくれなかった(笑)。

 ニュースクールでは、9つのレッスンを受けることができるんだけど、最初のセメスター(大学における前期・後期の2学期制のこと)の9つのレッスンは全て(ビリー・ピアースと活動を共にしていたアルト・サックス奏者の)スティーヴ・ウィルソンに教えてもらったんだ。そこで本格的にオープン・トライアドを学ぶことができた。スティーヴは、例え演奏しなかったとしても存在を感じることができるし、演奏すればいつもそこにスペースが広がっている。俺は彼の音が大好きだったからね。


-- 次のセメスターではどんな人に学んだんですか?

 6つのレッスンをアルトサックス奏者のヴィンセント・ハーリングに、残りの3つをドラマーのカール・アレンに教えてもらった。なぜカールに頼んだのかっていうと、もちろんサックスをやりたかったんだけど、サックスとドラムのヘヴィなデュオをドラマーのトミー・クレインと一緒に始めていたからなんだ。トミーは俺の最初のアルバムでも演奏してるよ。


-- カールのレッスンを受けることになった理由をもう少し詳しく聞かせてもらえませんか?

 もっとリアルな話が知りたいんだな。だったら、ボブ・バーグのことも話すべきだね。ボブ・バーグとはニューヨークに移った2001年の4月に出会った。そのとき彼に質問したんだよ。「どうやって演奏してるんだ? どうしてそんなに上手く吹けるのか?」って。彼は「俺はブルックリンの出身で、14歳の時にストリートでドラムがめちゃくちゃ上手いヤツと出会ったんだ。そいつと一緒にスタンダードとか何でも演奏したんだよ。ドラムと2人でやるならリズムとメロディを力強く維持できるかは自分たち次第だからな」って言ってたんだ。それは良いアイディアだなって。それでニューヨークに行ってからドラマーを探して、幸運にも友人のトミーを見つけることができた。いつも一緒に演奏していたよ。カールのレッスンを受けることにしたのは、そんな理由からだよ。


-- そのまた次のセメスターの話もいいですか?

 OK。その後は3つをドラマーのナシート・ウェイツに、6つをテナー・サックスのグレッグ・ターディに学んだよ。ターディとはニューヨークで一緒にギグもやるようになったんだけど、俺を信じてくれた最初の人なんだ。彼が最初のレッスンで、「君は何を学びたいんだ?どう教えたらいいかわからないんだよ」って言ったことを今でも覚えてるよ(笑)。まぁ彼は面白い人でさ、「俺ができることは、とにかく君を駆り立ててチャンスを与えて、裏から押してやることだけだ」ってね。彼はそれを実際にやってくれて、俺はそのチャンスを最大限に使わせてもらった。そういう関係なんだ。


-- では、最後のセメスターを(笑)!

 (笑)3つのレッスンをゲイリー・バーツ、6つをまたナシートとやったね。その後しばらくはナシートとデュオでやるようになったんだ。ナシートは一緒にスタンダードを演奏してる最中に、俺が間違ったりしてめちゃくちゃになっても笑いながら演奏を続けるんだよ。うまく説明できないけど、それはとてつもなく大きな経験だったよ。それからずっと一緒に何かやろうって言い続けて、彼のバンド「Equality」でやっと実現することができた。そこでジェイソンとも初めて一緒に演奏する機会ができた。タラスもそう。こうやって話してもまだ信じられないくらいだよ。今までこうやって自分のことを話したことはなかったからね。でも、俺は本当にそうやって生きてきたんだ。素晴らしい経験ばかりさ。





 この『Shift』は、アルバムのアートワークとのコンビネーションも素晴らしいから、是非すみずみまでよく目を通してほしいんだ。俺は何も書いてはいないけど、そこには全てがあると思う。ブックレットを開けばバンド紹介のコミックがあって、カンザスのこととか、みんなとどうやって出会ったかなんてことも書いてあるんだ。このアルバムは、自分の人生を子供の頃からを振り返って、より深い経験として作り上げたかったんだ。ただ単にアルバムを1枚作るんじゃなくてね。


-- このアルバム、何度聴いても何がどうなっているのか分からないけど・・・ただ、すごいアルバムだってことはよく分かる。

 ありがとう。俺自身、このアルバムを非の打ちどころのないものにすることを目指したんだ。例えこのアルバムを好きじゃなかったり、分からなかったとしても、否定できないものを作りたかった。だって、これだけのメンバーを集めて、これだけの演奏をしたんだからね。


-- 最後にひとつだけいいですか? ジャズ以外で、今好きなアーティストがいたら教えてください。

 今よく聴いてるのはリトルドラゴンだね。ケンドリック・ラマーも好きだよ。前のアルバムも良かったけど、『To Pimp A Butterfly』は素晴らしすぎる。他には、モス・デフ、ローリン・ヒル・・・、そう、フージーズが好きなんだ。彼らはアルバム制作においてとてつもなく大きな影響を与えている人たち。例えば、ケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』を聴くと、ワイクリフ・ジョン『The Carnival』フージーズ『The Score』ローリン・ヒル『The Miseducation of Lauryn Hill』、そういったものを思い出すよ。ノンストップでクラシックの組曲みたいになっていて、5楽章で物語を伝えるような感じ。まるで映画的な作りになっている。ケンドリックのアルバムだってすごく視覚的だろ?

 フージーズは少し古いと思われるかもしれないけど、90年代から今に至るまで、その影響の大きさは計り知れない。だって、彼らはザ・ルーツよりも前からそんなことをやってるんだからさ。ロバート・グラスパーは、J・ディラからインスパイアされた話を語るけど、俺は今こそ90年代半ばの、今から20年前の音楽について考え語るべきだと思うね。この頃の音楽って、パーソナルで高いクオリティのアートを作るための愛に溢れ返っていたと思うんだ。



【取材協力:ユニバーサルミュージック 】




 Logan Richardson 『Shift』先行国内盤

日本先行発売&パット・メセニー全面参加!

カンザスシティ出身で現在はパリをベースに活動中の新進気鋭のアルト・サックス奏者、ローガン・リチャードソンのデビュー・アルバム。もともとは自主制作盤ながら、彼の才能にほれ込んだトップ・ギタリストのパット・メセニーと、USブルーノート所属のピアニスト、ジェイソン・モランが全面参加した超話題作。パットが他アーティストのアルバムに全面参加するのは、2006年録音のマイケル・ブレッカーの遺作『聖地への旅』以来9年ぶり。2/26発売の輸入盤はこちらから



収録曲

  • 01. マインド・フリー
  • 02. クリーパー
  • 03. イン・ユア・ネクスト・ライフ
  • 04. ロックド・アウト・オブ・ヘヴン
  • 05. スロウ
  • 06. ホエン・アイ・ウェイク (インタールード)
  • 07. イマジン
  • 08. アローン
  • 09. イン・ビトゥイーン (インタールード)
  • 10. タイム
  • 11. アンタイトルド
  • 12. ドリーム・ウィーヴァー (日本盤ボーナス・トラック)
  • 13. シフティング・サンド (日本盤ボーナス・トラック)

Logan Richardson (as) / Pat Metheny (g) / Jason Moran (p) / Harish Raghavan (b) / Nasheet Waits (ds)


2/2(火)からブルーノート東京公演スタート!

2016年2月2日(火)・2月3日(水) ブルーノート東京
[1st] Open 5:30pm Start 6:30pm/[2nd] Open 8:20pm Start 9:00pm

member:
ローガン・リチャードソン(as)
マイク・モレノ(g)
サム・ハリス(p)
ハリッシュ・ラグハヴァン(b)
トミー・クレイン (ds)

ローチケHMVでチケットお取り扱い中!




  ローガン・リチャードソン プロフィール
  (Logan Richardson)

1980年、カンザスシティ生まれ。恵まれた音楽環境で幼いころから数多くの伝説的ジャズ・ミュージシャンに学び、16歳でプロとしてライヴ活動を開始。19歳でボストンのバークリー音楽大学に進学。2年後には奨学金を得てニューヨークのニュースクール大学へ。以降10年間、ニューヨークを拠点に、ジェイソン・モラン、ステフォン・ハリス、ジェラルド・クレイトン、ジョー・チェンバース、ビリー・ハート等、数多くのミュージシャンと共演。新世代ミュージシャンによるプロジェクト“ネクスト・コレクティヴ”には中心メンバーとして参加。これまでに『シリーブラル・フロウ』(2007年)、『イーソス』(2008年)と2枚のリーダー作を発表している。現在パリ在住。







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先行発売の国内盤にはボーナストラック2曲を追加収録!

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2007年FSNTからのデビュー作

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発売日:2007年01月23日

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ローガン、ジェイソン参加!ナシート・ウェイツ”Equality”バンド

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発売日:2009年09月11日
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