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2015年6月11日 (木)

ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

ベルリン・フィルのCD付き豪華写真集「時代のタクト」がリリース
 ベルリン・フィルの自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」から、新タイトルがリリースされます。Im Takt der Zeit(時代のタクト)と名付けられたこの商品は、アーカイブCD12枚と、ベルリン・フィルの歴史的資料・写真を収めた豪華本がセットとなったもの。CDには、ヘルツ、ニキシュ等による戦前の録音、フルトヴェングラーとの最後の演奏会(54年)、フィルハーモニー杮落しにおけるカラヤン指揮の「第9」(63年)、ラトルとの初顔合わせとなったマーラー「第6」(87年)、アバド指揮のモーツァルト「ハフナー・セレナーデ」(96年)等、オケの歴史を彩る13人の指揮者たちの名演が収録されています。内容は既発ながらも、現在は入手しにくい貴重な盤です。
 豪華写真集には、1882年10月17日のベルリン・フィル旗揚げ公演のプログラム等、歴史的ドキュメントが満載。商品には、シリアルナンバーが付され、創立年に因む1882冊が数量限定で発行されています。また日本盤特典として、ベルリン・フィルの歴代首席指揮者(フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、ラトル)の生写真が添付されます(いずれか1枚。オケ公認刻印スタンプ付き)。

ベルリン・フィルのCD付き豪華写真集特集ページ

ベルリン・フィル・レコーディングス、今秋には新タイトルが続々登場!
 ベルリン・フィル・レコーディングスでは、今年後半、新タイトルを次々にリリースしてゆく予定です。7月下旬にはアーノンクール指揮「シューベルト・エディション」(交響曲全集、ミサ第5、6番、歌劇「アルフォンゾとエストレッラ」)、9月下旬にはラトル指揮「シューマン交響曲全集」(ハイブリッドSACDヴァージョン)、11月下旬にはラトル指揮「シベリウス交響曲全集」が発売。また2016年には、アバド三周忌記念盤として彼のベルリンにおけるラスト・コンサートのライブ、またラトル指揮の「ベートーヴェン交響曲全集」が計画されています。

アーティスト・イン・レジデンス:クリスティアン・テツラフ
 ベルリン・フィルの2014/15年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスは、ドイツのヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフが務めています。その彼の、3つの演奏会がデジタル・コンサートホールにアップされました。
 彼のヴァイオリンの多様性は、アーティスト・イン・レジデンスのプログラムにも伺えます。テツラフは室内楽をこよなく愛し、自らの弦楽四重奏団さえ結成していますが、期間中ベルリン・フィル団員と、様々なかたちでコラボレーションしました。オーケストラ・アカデミー団員とのコンチェルトとシンフォニー(シェーンベルク《浄夜》、ハイドン「交響曲第80番」をプルトから指揮)、ベルリン・フィル首席奏者との弦楽五重奏、八重奏がそれですが、ソリスト的なオーラとアンサンブルを率いる統率力が融合され、たいへん興味深い内容となっています。
 シーズンの終わりの6月21日には、サー・サイモン・ラトルとのブラームスのヴァイオリン協奏曲も予定されています。こちらも合わせてご覧ください。

【映像の演奏曲目】
2014年11月26日
メンデルスゾーン、ブラームス:弦楽五重奏曲第2番
バルトーク:ヴァイオリン二重奏曲(抜粋)
ベルリン・フィル首席弦楽奏者との共演

2015年1月15日
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
シェーンベルク:《浄夜》、ハイドン:交響曲第80番
ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員との共演

2015年3月8日
シューベルト、ヴィットマン:八重奏曲
ベルリン・フィル首席奏者との共演

2015年6月21日
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
指揮:サイモン・ラトル

クリスティアン・テツラフの特集ページ

 最新のDCHアーカイブ映像

ハイティンクのシューベルトとショスタコーヴィチ
2015年5月30日

【演奏曲目】
シューベルト:交響曲第5番
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク

 ベルリン・フィルとこれまで50年以上に渡る共演歴を持ち、この3月にオール・ベートーヴェン・プログラムを指揮したベルナルド・ハイティンクが再び登場しました。今回指揮するシューベルトの交響曲第5番とショスタコーヴィチの交響曲第15番は、どちらもベルリン・フィルとは初共演の演目です。
 「出発と終着点」、今回の演奏会はこのように位置づけられるかもしれません。1816年秋に完成したシューベルトの交響曲第5番は、ハイドンやモーツァルトの伝統的な形式をモデルに作曲家が19歳のときに書き上げた作品で、若々しい雰囲気に満ちています。主題の跳ね回るような軽快さ、楽器グループ間の心地よい対話、透明なオーケストレーションは、疑いもなくモーツァルト風の性格を示していますが、時に意表を突く和声進行にシューベルトのロマン的な響きの美学がすでに顔を覗かせています。
 光と快活さは、ショスタコーヴィチの最後の交響曲である第15番でも聴き取ることができます。しかし、ここでの快活さはあくまで表面的なものに過ぎません。ショスタコーヴィチはアイロニーと多義性を用いて、自作と他の作曲家の作品(ロッシーニの《ウィリアム・テル》序曲やワーグナーの《ワルキューレ》など)から引用、さらに独自の十二音技法も使いながら、音楽的なだまし絵、もしくは意味深な象徴関係を張り巡らした編み細工のような作品を完成させました。この最後の交響曲を通して、ショスタコーヴィチは音楽的な自叙伝を残したと言えるでしょう。

ハイティンクの演奏会をDCHで聴く

バレンボイムがベルリン。フィルに客演
2015年6月6日

【演奏曲目】
ヴィットマン:《トイフェル・アモール》
チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム

 ダニエル・バレンボイムは、指揮者として、ピアニストとして、また次世代の音楽家を育てる教育者として、現代におけるもっとも重要な芸術家の一人に数えられるでしょう。弱冠10歳でソリストデビューを果たした後、イゴール・マルケヴィッチの指揮法のクラスに最年少の受講生として学びました。ベルリン・フィルには、1964年6月にバルトークのピアノ協奏曲第1番にてソリストとして、1969年6月にはハイドン、ベートーヴェン、シューマンの作品で指揮者としてデビューを果たしました。以来、当団とは半世紀以上に及ぶ芸術的パートナーシップで結ばれています。1991年から2006年まで音楽監督を務めたシカゴ交響楽団では終身名誉指揮者の立場にあり、ベルリン・シュターツカペレからは2000年に終身音楽監督に任命されました。
 今回バレンボイムがベルリン・フィルを指揮したのは、イェルク・ヴィットマンの「トイフェル・アモール」とチャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》。ヴィットマンの「トイフェル・アモール」は、シラーによる同名の詩に触発されて書かれた作品で、2012年にアントニオ・パッパーノ指揮ウィーン・フィルによって初演されました。メイン演目の《悲愴》は、バレンボイムがこれまで繰り返し指揮してきた愛奏曲。近年力を入れているウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラとも名演を残しており、ここでは濃厚なロマンティシズムにあふれた演奏を聴かせています。

バレンボイムの演奏会をDCHで聴く

 これからのDCH演奏会

ドゥダメルの《巨人》
2015年6月13日(土)日本時間午前3時

【演奏曲目】
モーツァルト:セレナード第9番《ポストホルン》
マーラー:交響曲第1番《巨人》

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル

 2004年、バンベルク交響楽団のイニシアティブによってグスタフ・マーラー指揮者コンクールが創設されました。その第1回の優勝者が、今回客演するグスターボ・ドゥダメルです。1981年ベネズエラに生まれたドゥダメルは、この受賞を機に、ごく短期間の間に驚くべき国際的キャリアを築きました。その音楽的なテンペラメント、指揮者としての専門知識の豊富さ、そして人間的な魅力によって、ドゥダメルは若い世代の中でもっとも多くのオファーを受ける指揮者の一人のみならず、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、クライディオ・アバドといった巨匠を「彼の」オーケストラであるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラに客演指揮者として呼ぶことに成功しています。
 そのドゥダメルが、マーラー指揮者コンクールのファイナルコンサートでマーラーの交響曲第5番を指揮してから10年。2008年にはヴァルトビューネの野外コンサートにてベルリン・フィルへの鮮烈なデビューを果たした彼が、今回の定期演奏会ではマーラーの交響曲第1番を指揮します。もう1曲は、モーツァルトの通称「ポストホルン・セレナーデ」。モーツァルトとマーラーは共に民謡の伝統を作曲に取り入れ、従来のジャンルを超える作品を生み出したゆえに、興味深い組み合わせと言えるでしょう。ドゥダメルの意欲あふれる指揮ぶりに、どうぞご期待ください。

ドゥダメルの演奏会をDCHで聴く

ラトル指揮でバーバラ・ハニガンがパフォーマンスするレイト・ナイト
2015年6月13日(土)日本時間午前6時

【演奏曲目】
ウォルトン:《ファサード》

ソプラノ:バーバラ・ハニガン
ベルリン・フィル団員
指揮:サー・サイモン・ラトル

 2014/15年シーズン第3回のレイト・ナイトでは、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのメンバーにより、ウィリアム・ウォルトンの《ファサード》をお届けします。イーディス・シットウェルの詩に基づくこの作品は、猥雑、洗練、反体制的、さらにストラヴィンスキー風、ヴァイル風など、さまざまな音楽的要素が盛り込まれた異色作です。1923年の初演では大成功を収め、文字通りウォルトンの出世作となりました。
 独唱を務めるのはソプラノのバーバラ・ハニガン。2012年12月のレイト・ナイトで、ハニガンがラトルの指揮で《ファサード》からの抜粋を歌い、コメディアンとしての才能や超絶技巧のみならず、指揮者としての才能まで披露したのは記憶に新しいところ。今回彼らはこの作品の全曲演奏に挑みます。超一級のエンターテインメントになること必至です。

第3回レイト・ナイトをDCHで聴く

シーズン最後の定期は、アーティスト・イン・レジデンスのテツラフとラトルが共演
2015年6月21日(日)日本時間午前2時

【演奏曲目】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドビュッシー:《映像》
エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル

 2014/15年シーズン最後の定期演奏会では、今シーズンベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めるクリスティアン・テツラフが登場します。テツラフはソリストとして絶大な評価を得る一方で、教育活動にも力を注いでおり、1月にはベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミー団員とその指導役を務めながら共演しています。とはいえ、今回サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルと共演するブラームスのヴァイオリン協奏曲が、彼のアーティスト・イン・レジデンスとしてのハイライトになることは間違いないでしょう。オーケストラと四つに組んだ堂々たる名演が期待されます。
 後半は、華やかな管弦楽作品が並びます。ドビュッシー作曲の管弦楽のための《映像》は、イギリス、スペイン、フランスの民族音楽の旋律からインスピレーションを受けて書かれた作品。それぞれ〈ジーグ〉〈イベリア〉〈春のロンド〉の表題が付いており、考えられる限りの色彩的なオーケストレーションで聴き手を魅了します。ルーマニアの作曲家、ジョルジュ・エネスクの作品の多くも民族音楽に影響を受けており、ルーマニア狂詩曲第1番はその中でも代表作。さまざまな舞曲やジプシー音楽風のメロディなど、変化に富んだ曲想になっており、最後は熱狂的なストレッタで締めくくられます。


ラトル&テツラフの演奏会をDCHで聴く

教育プログラム演奏会でラトルが新作子供向けオペラを指揮。無料中継!
2015年6月21日(日)日本時間23時

【演奏曲目】
ダヴ:子供向けオペラ《迷宮では何が待っている?》
(アラスター・ミドルトンのテキストによる。財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団共同委嘱作品。世界初演)
ミノス:ゲッツ・シューベルト
テセウス:フローリアン・ホフマン
デタルス:パヴロ・フンカ
母親:エヴァ・フォーゲル
ヴォーカル・ヒーローズ合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
ミノタウロス(舞踏):ガブリエル・フリンポン
指揮:サー・サイモン・ラトル

 クレタ島の迷宮をめぐるテセウス神話は、ギリシャ神話の中でもとりわけよく知られています。英国の作曲家、ジョナサン・ダヴはベルリン・フィルとロンドン交響楽団からの委嘱を受け、この神話を題材にした子供オペラを作曲しました。ベルリンの若者たちから成る合唱団、ソリスト、さらにベルリン・フィルの団員と若手器楽奏者によるオーケストラが演奏に参加し、サー・サイモン・ラトルが全体を取りまとめます。昨シーズンから始まった教育プログラムの新しい合唱プロジェクト「ヴォーカル・ヒーローズ」の本公演をどうぞお聴きください。

教育プログラム映像(無料)をDCHで聴く

 アーティスト・インタビュー

リッカルド・ムーティ(後半)
「カラヤンの響きは、聴けばすぐにそれと分かるものでした」
聞き手:ダニエーレ・ダミアーノ
2015年4月17日

【演奏曲目】
シューベルト:イタリア様式による序曲ハ長調
モーツァルト:交響曲第35番《ハフナー》
R・シュトラウス:《イタリアより》

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ

 リッカルド・ムーティのインタビュー後半です。このインタビューで興味深いのは、ムーティの話しぶりでしょう。彼は、ほとんどの時間を、ひとりで喋っています。話はダイナミズムを持ち、勘所を外さず、たいへん面白いのですが、あくまでモノローグです。つまり、話し相手のダミアーノと、丁々発止に歓談する、というスタイルではありません。話の調子はフレンドリーですが、メッセージの発し手は、あくまでムーティ自身。ここに、彼のキャラクターが現れている、と言えるかもしれません。

リッカルド・ムーティ 「この終楽章で可笑しいのは、メロディーが有名な《フニクリ・フニクラ》であることです。この旋律は、世界中の誰もが知っています。R・シュトラウスがナポリを訪れた時、彼はこれを聴いてすぐに書きとめ、終楽章の冒頭で使ったのでした。彼はこの曲が、古い民謡だと思ったのですが、実際には当時新しく書かれたものでした。作曲家は生きており、シュトラウスがメロディーを“盗んだ”と知ると、彼を盗作者として訴えたのです」

ダニエーレ・ダミアーノ 「シュトラウスは法廷に出頭しなければならなかったのですか?」

ムーティ 「詳細はもう覚えていませんが、裁判はあったはずです。盗作で起訴された。彼はちょっと使用したわけではなく、メロディーの全体を使用したのですから。当時は、ナポリ中がこの歌を歌っていました。それはヴェスヴィオ山の登山電車が開通し、それにちなんだ歌が作られたのです。シュトラウスは、このメロディーに、どちらかというとドイツ風の、凝った和声を付けています。それはオリジナルの元気の良い調子とは少々違います。
 この作品を指揮すると、第4楽章ではいつも聴衆が“この曲は!”と反応します。40分間、素晴しいけれど、ほとんど馴染みのない音楽を聴いた後、突然この有名な歌が登場するからです。随分前ですが、この作品をベルリン・フィルで録音しました。フィリップスだったと思います。1992年でしょうか」

ダミアーノ 「89年です」

ムーティ 「《ドン・ファン》との組み合わせでした。私は今では、少し違うように指揮しますが、それでもこの録音は、現在でも力を失っていないと思います。今日では、私はドイツ音楽により多くの経験を持つようになりました。ワーグナーのオペラも全曲演奏しましたし」

ダミアーノ 「ベルリン・フィルは、ムーティさんが80年代に指揮した時と、変化したと思いますか」

ムーティ 「どのオーケストラも、独特のキャラクターを持っています。長年の間に様々な首席指揮者、客演指揮者が指揮すると、サウンドも変化します。それは同時に、音楽的文化と指揮者のキャラクターによって表現が変わる、ということでもあります。客演指揮者が、集中的にリハーサルをすることによって、響きに影響を与えるということもあるでしょう。
 カラヤン時代には、ベルリン・フィルは非常に独特なサウンドを持っていました。カラヤンの響きは、聴けばすぐに分かるものだったのです。今日私がベルリン・フィルに客演して、すぐに気付くのは、オーケストラが実にたくさんの経験を積んだ、ということです。つまり、客演指揮者の奏法や響きに対する考え方にすぐに反応し、実現できるのです。
 私のキャリアにおいては、いつもふたつのオーケストラが重要でした。ウィーン・フィルとベルリン・フィルです。彼らの響きはまったく違いますが、ふたつの文化・伝統を代表しています。つまりオーストリアとドイツです。ある意味でイタリアの伝統とも結びついています。ベルリン・フィルは今回、2日間の間に、最初とまったく違う響きになりました。私の考えを再現する一方で、自分たちのスタイルというのも維持しています。
 指揮者は、原則的に、オーケストラの個性を殺してはいけません。同時に指揮者は、オケが出してくるものを、すべて受け入れてもいけないのです。どの楽団も、指揮者が出す方向性を必要としています。オーケストラの作り出す音楽は、指揮者によって“形成”されるのです。しかし指揮者は、楽団やソリストのキャラクターを殺してはならない。オーケストラ自信が持っているものを、否定してはならないのです。それがそのオケを、特別なものにしているのですから」

ムーティの演奏会をDCHで聴く

 ドイツ発最新音楽ニュース

本コーナーでは、ドイツおよび欧米の音楽シーンから、最新の情報をお届けします。

ハルモニア・ムンディ・フランスがPias傘下に
 ハルモニア・ムンディ・フランスが、ベルギーのレコード会社Piasの傘下に入ることになった。これは6月初旬に両社が発表したもので、今後「双方の音楽ビジネスを集約する」という。このプロセスは、今年10月には完了する見込みだという。現在、ハルモニア・ムンディ・フランスの代表であるエヴァ・クータツ氏は、「アーティスティック・アドヴァイザー」としてグループに残るという。
 欧州のレコード業界では、ハルモニア・ムンディ・フランスは、レーベル自体は堅調であるが、同社がフランス国内等に抱える店舗経営は赤字であると言われていた。今後の経済的基盤を確保する施策として、また(これまでの「ブティック的A&R」にメスが入る)メジャー吸収でない点において、Pias傘下への移行は好意的に見られている。

次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2015年7月3日(金)発行を予定しています。

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