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「ベルリン・フィル・ラウンジ」第110号:ベルリン・フィルの首席指揮者が、5月11日に選出! ベルリン・フィル・ラウンジへ戻る

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2015年3月13日 (金)

ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

ベルリン・フィルの芸術監督・首席指揮者が、5月11日に選出!
 ラトルに続く、2018年以降のベルリン・フィルの首席指揮者・芸術監督が、5月11日に選出されます。選挙は、ベルリン・フィル団員による非公開の投票で実施。結果は、選出直後に発表される予定です。
 今回の選挙は、ラトルが契約を延長しなかったことから必要となったもので、新芸術監督は18年の8月に就任します。
 ベルリン・フィル・オーケストラ代表のペーター・リーゲルバウアー、ウルリヒ・クネルツァーは、「現存するどの指揮者でも、なる可能性がある」と語っています。ベルリン・フィルの正団員定数は128名ですが、実際に選挙に参加するのは、試用期間を終了したメンバーのみ。実際には、定員よりも数名少なくなる模様です。

実証実験:4月11日、ラトル指揮ベルリン・フィルの演奏会が、DSD5.6MHzでハイレゾ配信
 ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)は、クラシック界のみならず、一般でも大きな話題を呼んでいますが、その一形式であるDSD5.6MHzによるライブ・ストリーミングの実証実験が、4月5日の東京・春・音楽祭、11日のベルリン・フィルの演奏会で行われることになりました。
 実験を実施するのは、ソニー、KORG、Saidera Paradiso、IIJの日本企業4社。DSD5.6MHzとは、CDの128倍のサンプリング周波数を持つ録音形式で、大量のデータを必要とするため、これまでストリーミングは困難とされていました。今回の公開実証実験では、これを実現するために、上記4社が技術を提供し合います。当ライブ・ストリーミングは、無償のプレイヤーを特設サイトよりダウンロードし、DAC(デジタル・アナログ変換機)に接続することで、一般の方にもお楽しみいただけます。
 ストリームされるのは、@4月5日(11:00〜20:00)に東京・春・音楽祭2015で行われる「東京春祭マラソン・コンサート vol.5 《古典派》〜楽都ウィーンの音楽家たち」と、A日本時間12日02:00よりベルリン・フィルハーモニーで行われるサー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルの演奏会「ベルリオーズ《ファウストの劫罰》」です。

ベルリン・フィル演奏会ストリーミング情報:
演奏曲目:ベルリオーズ《ファウストの劫罰》全曲
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮サー・サイモン・ラトル
独唱:チャールズ・カストロノーヴォ(ファウスト)、ジョイス・ディドナート(マルグリート)
リュドヴィク・テジエ(メフィストフェレス)、フローリアン・ベッシュ(ブランデル)
配信日時:ドイツ時間 2015年4月11日(土曜日) 19:00〜(終了予定:21:40)
日本時間 2015年4月12日(日曜日) 2:00〜(終了予定:4:40)

なお、ライブ配信後には、4月19日までオンデマンド配信が行われます。ストリーミング受信方法等の詳細は、特設サイト「DSD Live Streaming」( http://dsd.st/ )をご覧ください(写真:3月11日、ベルリン・フィルハーモニーでのテスト・セッションの模様© Sony、KORG、IIJ、Saidera Paradiso)。

DSDライブ・ストリーミング特設サイト

DCHでも無料中継!早稲田大学交響楽団がベルリン・フィルハーモニーに客演
 3月7日、ワセオケこと早稲田大学交響楽団が、ベルリン・フィルの招待によりベルリン・フィルハーモニーに客演しました。ワセオケは、すでに30年以上にわたってベルリン・フィルと友好関係にあり、客演も頻繁に行われています。
 今回のプログラムはR・シュトラウスの《ツァラトゥストラはこう語った》、《ドン・ファン》、《サロメ》より〈7つのヴェールの踊り〉という難曲揃い。音楽専門ではない一般の学生とは思えない高い技術を示し、これらの作品を見事に弾ききっています。また、演奏会の最後には石井眞木の《モノ・プリズム》が取り上げられました。和太鼓を使ったこの作品で、ベルリン市民の喝采をさらっています。なお和太鼓を担当したのは、名手として知られる林英哲および英哲風雲の会のメンバーでした。
 アンコールでは、《荒城の月》、《八木節》のオーケストラ版が演奏され、和太鼓も加わって大盛況を見せました。しかし圧巻は、ベルリン市民に馴染みの深い流行歌《ベルリンの風》でしょう。演奏が始まると、聴衆は「ああ、この曲か」とばかりに手拍子を始め、コンサートはスタンディング・オヴェーションで終了しました。
 演奏の模様は、DCHにおいて期間限定で無料視聴いただけます。

早稲田大学交響楽団の演奏会を無料視聴する

 最新のDCHアーカイブ映像

ラトルのマーラー《復活》、再び!
2015年1月31日

【演奏曲目】
ラッヘンマン:《タブロー》
マーラー:交響曲第2番《復活》

独唱:ケイト・ロイヤル、マグダレーナ・コジェナー
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル

 サー・サイモン・ラトルが、ヘルムート・ラッヘンマンとグスタフ・マーラーの代表作を指揮します。1935年生まれのラッヘンマンは、現代ドイツを代表する作曲家の一人。今回演奏されるオーケストラのための《タブロー》は、音の生成と消滅、ノイズとフォルムの間を揺れ動く作品で、1989年に初演されました。ラトルはマーラーとラッヘンマンの音楽の親和性に注目し、2011年11月のベルリン・フィルの定期演奏会において初めてこの2人の作曲家を並べて演奏しました。今回は《タブロー》とマーラーの交響曲第2番《復活》のカップリングで、この2人の作曲家の解釈上の対話を深めます。マーラーはかつて自分の音楽について「こん棒で床に叩きつけられたかと思うと、次の瞬間には天使の翼の高さにまで引き上げられる」と記しましたが、その表現の振幅の激しさはラッヘンマンの音楽にも当てはまるところがあります。
 後半のマーラーの《復活》は、言うまでもなくラトルの十八番の演目。彼自身「指揮者になりたいと思ったのは、12歳の時に同曲に出会ったことがきっかけなのです」と語っているほど、この作品に対しての思い入れは強く、バーミンガム市響時代からキャリアの節目で取り上げてきました。ソリストのケイト・ロイヤルとマグダレーナ・コジェナーは、2010年のベルリン・フィルとのライブ録音でも起用されており、今回も息の合った共演ぶりを見せています。

ラトルの《復活》をDCHで聴く

ラトルのシベリウス・ツィクルス第1夜
2015年2月5日

【演奏曲目】
シベリウス:交響曲第1番
交響曲第2番

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル


 サー・サイモン・ラトルは、バーミンガム市響の音楽監督時代からシベリウスの交響曲を熱心に取り組んできました。まとまったレコーディングを残さないラトルとしては珍しく、1981年から87年の早い時期に、バーミンガム市響と交響曲全曲を録音しています。ベルリン・フィルとは2010年に交響曲ツィクルスを行い、今回3日間の連続演奏会で円熟した成果を再び披露しています。
 シベリウスは民俗叙事詩「カレワラ」に基づく交響詩で試みた技法を生かし、これらの作品を特徴付けるラプソディー風の基本性格を交響曲に転用しました。当初、伝統的な4楽章形式に固執したシベリウスは、1899年、極めてメロディックで、劇的な表現力を持つ交響曲第1番を作曲しました。「カレワラ」の歌を連想させるような即興的で、悲しみの表情を持つクラリネット・ソロにより、曲は始まります。チャイコフスキーの《悲愴》交響曲に啓発されたかのような、後期ロマン派に特有の濃厚な作風を持ち、実際この2曲の作曲時期は数年ほどしか違いません。続く交響曲第2番は、シベリウスの交響曲の中でもっともポピュラーな作品と呼べるでしょう。「カレワラ」の典型的な抑揚の影響にありながら、親しみやすい旋律を持ち、第4楽章では壮大なクライマックスが形成されます。1902年に作曲家の指揮で行われた初演は大成功を収め、すぐに追加公演が行われたほどでした。

ラトルのシベリウス・ツィクルス第1夜をDCHで聴く

ラトルのシベリウス・ツィクルス第2夜
2015年2月6日

【演奏曲目】
シベリウス:交響曲第3番
ヴァイオリン協奏曲
交響曲第4番

ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル

 サイモン・ラトルのシベリウス・ツィクルス第2夜では、交響曲第3番と第4番が演奏されています。最初の2つの交響曲を書いた後、シベリウスは4楽章形式と決別し、3つの楽章から成る交響曲第3番を作曲しました。スケルツォを排したものの、舞踏的な語法は残されており、先の2つの交響曲と同様に、音楽は明確にフィナーレに向かって進みます。1907年、シベリウスはモスクワに客演した際、このフィナーレを「混沌からの思考の純化」と書き記しました。音楽の「原始状態」から賛美歌風のメロディーが立ち上がり、背後の金管楽器に導かれて、音楽は絶え間なく高揚していきます。
 続く交響曲第4番は、シベリウスが「同時代の音楽への抵抗」の意志を込めて書いた作品です。当時主流だった巨大な編成の音楽に比較すると、古典寄りであり、室内楽的な透明な筆致によって内面的に純度の高い作品が生まれました。作曲家自身、「これは私のもっとも超俗的な作品だ」と語っています。この2つの交響曲の間に挟まれて、シベリウスのヴァイオリン協奏曲が演奏されています。ロマン派の協奏曲の伝統を引き継ぐこの人気作品のソリストは、レオニダス・カヴァコス。現代を代表するヴァイオリニストの一人であり、2012/2013シーズンには当団の「アーティスト・イン・レジデンス」を務めました。カヴァコス自身、この作品とは縁が深く、1985年、ヘルシンキで行われたシベリウス・ヴァイオリン国際コンクールに弱冠18歳で優勝しています。

ラトルのシベリウス・ツィクルス第2夜をDCHで聴く

ラトルのシベリウス・ツィクルス第3夜
2015年2月7日

【演奏曲目】
シベリウス:交響曲第5番
交響曲第6番
交響曲第7番

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル

 シベリウスの交響曲第5番は、偉大な自然の賛歌で終わりますが、シベリウスは、英雄的調性である変ホ長調を用い、朗々とした音調に回帰しています。フィナーレは極めて効果的であると同時に、シベリウス自身が「白鳥のリズム」と呼んだ管のモチーフを基盤としています。「今日、10時50分に、16羽の白鳥を見た。私の人生でも、最も偉大な体験だ。第5交響曲の終楽章のテーマ:トランペットのレガート!」これに対して第6交響曲は、シベリウスに特有のラプソディックな断絶と対比がなく、協奏的な要素を多く示しています。作品は、溢れるようなメロディーに支配され、唐草模様のような旋律線が強い印象を与えます。ロマンティックな調子はフィナーレで「高潮し、そのなかで主要主題が溺れるような様相を持つ」。そして全曲は、メランコリックな弦の合奏で、収束するのです。
 シベリウスが伝統的な交響曲の形式を離脱したことは、とりわけ1楽章形式の第7交響曲に現れています。この作品は、交響的幻想曲として初演されましたが、サー・サイモン・ラトルは、第6交響曲に続いて合間なしで演奏します。始まりは、マーラーを思わせるアダージョですが、それは様々な展開の後、運命的な頂点を迎えます。そして最初の詠嘆的な調子に回帰し、ゆっくりと終結するのです。交響曲第5〜7番の上演は、ラトルとベルリン・フィルのシベリウス・ツィクルスのフィナーレであり、頂点と言えるでしょう。

ラトルのシベリウス・ツィクルス第3夜をDCHで聴く

ゲルギエフとグリモーの共演!
2015年2月28日

【演奏曲目】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ長調

ピアノ:エレーヌ・グリモー
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ

 現在のクラシック音楽界において、とりわけ高い人気を誇る2人のアーティストがベルリン・フィルの定期演奏会に登場します。一人はフランス人ピアニストのエレーヌ・グリモー。バッハからバルトークに至るレパートリーで、繊細かつ独自の解釈で高い評価を得ているのみならず、1999年にニューヨーク・ウルフ・センターを設立し、野生オオカミの保護活動に熱心に取り組んでいることでも知られています。もう一人はロシア人指揮者のヴァレリー・ゲルギエフ。1976年、カラヤン指揮者コンクールで優勝したのをきっかけに国際的なキャリアを築き、伝統あるマリインスキー劇場に新たな黄金期をもたらしました。現在、世界でもっとも多忙な指揮者の一人と呼べるかもしれません。
そのゲルギエフが、対照的な2つの演目を指揮しています。グリモーをソリストに迎えるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は、難聴が進んでいたベートーヴェンが、1807年の初演時に自らピアノのソロを務めた最後の協奏曲となりました(第5番《皇帝》は他のソリストに独奏を委ねています)。プロコフィエフの交響曲第6番が作曲されたのは、それから約140年後のこと。1947年にムラヴィンスキーの指揮によって初演されましたが、その後間もなくソ連の文化省によって演奏が禁止されてしまいます。それは、今日に至るまでその規模の全貌が明らかになっていない第2次世界大戦の悲劇と人間性の危機を、プロコフィエフが音楽で表現したがゆえでした。大胆さと極度な繊細さを兼ね備えたゲルギエフ独特の指揮で、プロコフィエフの知られざる傑作をお聴きください。

ゲルギエフとグリモーの演奏会をDCHで聴く

ハイティンクとファウストのベートーヴェン
2015年3月6日

【演奏曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番ヘ長調《田園》

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルド・ハイティンク

 イザベル・ファウストは、当代最高のヴァイオリニストの一人と呼べるでしょう。「彼女の音からは、情熱、強い意志、感情の高まりを感じることができ、さらには、心を和ませる温もりと美しさまでも感じ取ることができる。それは、音楽に隠されているリリシズムの調べを表出させるものである」と『ニューヨーク・タイムズ』紙は評しています。ファウストは、「あなたの(使用楽器である)ストラディヴァリウスの『スリーピング・ビューティ(眠れる美女)』(1704年製)がもっとも好む音楽は何ですか?」という質問に対して、こう答えています。「理想的な作品を選ぶならば、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でしょうね。この楽器は信じられないほど明朗な響きがします。ベートーヴェン作品の明るい音色は、私の内なる自然と感情にとてもよく合うのです」
 今回のプログラムでは、名匠ベルナルト・ハイティンクとの共演により、ファウストがベートーヴェンの協奏曲を演奏しています。彼女のストラディヴァリウスの愛称「眠れる美女」は、18世紀にドイツの貴族が購入した後、150年もの間、屋根裏部屋に忘れられたまま保管されていたことに由来します。もう1曲は、やはりベートーヴェンの交響曲第6番《田園》。〈小川のほとりの情景〉と題された第2楽章の最後では、(楽譜に記されているところの)ナイチンゲール(フルート)、ウズラ(オーボエ)、カッコウ(クラリネット)が鳥の鳴き声を描写し、交響曲がわずかな間協奏曲の性格を帯びることとなります。

ハイティンクとファウストの演奏会をDCHで聴く

早稲田大学交響楽団のベルリン公演を期間限定無料映像で!
2015年3月7日

【演奏曲目】
リヒャルト・シュトラウス:《ツァラトゥストラはこう語った》
《ドン・ファン》、《サロメ》より7つのヴェールの踊り
石井眞木:《モノ・プリズム》

和太鼓:林英哲&英哲風雲の会
早稲田大学交響楽団
指揮:田中雅彦

 早稲田大学交響楽団がベルリン・フィルハーモニーに客演します。1913年に創設されたこの楽団は、音楽学部を持たない早稲田大学の学生のみで構成されているにも関わらず、その卓越した表現力と合奏力により、今日では世界屈指の学生オーケストラの一つに数えられます。1970年代半ばから早稲田大学交響楽団とベルリン・フィルとは交流があり、ベルリン・フィルのチェリストだったルドルフ・ヴァインスハイマーが橋渡し役となって、友好関係が育まれてきました。1979年、カラヤンが早稲田大学から名誉博士号を贈呈された際、カラヤン自らが公開リハーサルで早稲田大学交響楽団を指揮し、最近では2013年にサー・サイモン・ラトルがベルリン・フィルと来日した際、やはりリハーサルで同楽団を指揮しています。
 今回のベルリン公演は、ドイツ、オーストリア、フランスの13都市を巡る第14回海外公演「ヨーロッパツアー2015」の一環として行われたもの。長年このオーケストラを指導してきた田中雅彦の指揮により、R・シュトラウスの交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》、《ドン・ファン》など難易度の高い管弦楽作品を演奏するほか、石井眞木作曲の日本太鼓とオーケストラのための《モノ・プリズム》を林英哲&英哲風雲の会と共演しています。デジタル・コンサートホールには2009年2012年に続き3度目の登場となり、過去2回の演奏会ではいずれも大きな成功を収めました。

早稲田大学交響楽団の演奏会をDCHで聴く

 ドイツ発最新音楽ニュース

ラトルが2017年よりロンドン響の音楽監督に
 サー・サイモン・ラトルが2017/18年シーズンより、ロンドン響の音楽監督に就任する。契約期間は5年(延長オプションあり)。ラトルは同シーズン一杯までベルリン・フィルの首席指揮者の任にもあり、1年間は両オケで活躍する。
 ラトルは今回の就任を「家に帰るようなもの」とコメントし、イギリス音楽界への接近を示唆している。ただし、住まいは現在のベルリンの自宅を維持するそうで、ロンドンとベルリンを往復する形になるという。また、ロンドンに新しいホールを建てることを目標にしているという。

ボロディン四重奏団がデッカと契約
 デッカが、ボロディン四重奏団と専属契約を結んだ。同カルテットは、今年設立70周年を迎えるが、今後同レーベルにショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲を録音するという。最初のアルバムは、第1、8、14番を収めたもので、3月下旬にリリース。カルテット以外にも、編成を同じくした小品、断片や、ピアノ五重奏曲ほかの室内楽作品も網羅し、かなり広範囲な内容となる模様。

ショルティ国際指揮コンクールは優勝者なし
フランクフルトで開催された第7回ショルティ国際指揮コンクールでは、第1位が空席となった。台湾のトゥンチー・チャン(32歳)、ドイツのエリアス・グランディ(34歳)が第2位を分ける形となり、第3位にはオーストラリアのトビー・サッチャー(26歳)が選ばれた。チャンは、すでにバンベルクのマーラー国際指揮者コンクール、ブカレスト国際指揮コンクールで入賞しており、このコンクールでも最初から有力候補視されていた。一方グランディは、バーゼル、ベルリン、ミュンヘンで学び、来シーズンからはハイデルベルク市の音楽総監督に就任する。
 参加者は、19歳から35歳、64ヵ国の367人で、入賞者には、フランクフルト歌劇場管、フランクフルト放送響、ベルリン・コンツェルトハウス管に登場する機会が与えられる。

次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2015年3月27日(金)発行を予定しています。

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