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無人島 〜俺の10枚〜 【The Wedding Mistakes 連載 〜Miii 編〜】

2015年2月17日 (火)

LASTorder とMiii、若き秀英2人による新ユニット「The Wedding Mistakes」!
配信限定でリリースし話題となっていたポップ・エレクトロニカ/ ポストロックの名作『Virgin Road』がリマスター+ボーナストラック追加で待望の初CD化されます!果たしてこの若き二人はどのような音楽で育ち、The Wedding Mistakesの音楽性を手にしたのか?
今回、HMVの人気企画「無人島10枚」への参加を通じて、彼らの核に迫ります。二人が選んだチョイス。やはりタダモノではなかった...

無人島 〜俺の10枚〜 【The Wedding Mistakes 連載編】 一覧


『Virgin Road』 The Wedding Mistakes [2015年2月18日 発売]

『Virgin Road』 The Wedding Mistakes 配信のみでリリースされた幻想的でドリーミーな1stアルバム『Virgin Road』。そのアルバムは、インストながらもキャッチーで美麗なメロディと、緻密に構成されたプログラミング、時折凶暴で破天荒な展開の楽曲が高い完成度を誇り、SNS やインディー系音楽メディアで大いに話題となった。その1stアルバムに、iTunes エレクトロニック・チャート1位を獲得した『Mindnight Searchlight EP』収録曲と未発表のリミックスを収録し、サイデラマスタリングにて高品質リマスタリングを施した真の『Virgin Road』が待望のCD 化!tofubeats、Seiho らに連なるインターネット世代のクリエイターとして注目を浴びるMiii と、エレクトロニカの新鋭として2 枚のアルバムを発表し、Shing02 等から絶賛を浴びるLASTorder、同世代のクリエイター達の中でひと際輝きを放つ2 人が組んだユニット、The Wedding Mistakes の才能を感じて欲しい。

★☆ 【HMV限定特典】 缶バッジ ☆★

HMV 店舗およびHMV ONLINE/MOBILEで、The Wedding Mistakes『Virgin Road』をお買い上げのお客様に先着で「缶バッジ」をプレゼント致します。

※缶バッジはデザインが2種類ございます。ランダムにて1種のご発送となります。予めご了承ください。
※特典は無くなり次第終了となります。ご購入前に必ず商品ページにて特典の有無をご確認下さい。

『Virgin Road』収録楽曲

  • 01. Preface
  • 02. Dramatic Behavior
  • 03. Virgin Road
  • 04. Her Mistakes
  • 05. So Hot
  • 06. I do’s
  • 07. Marriage for Dance
  • 08. Non-existent Places
  • 09. Through All Eternity
  • 10. Disappearing
  • 11. Bluemoon
  • 12. Her Mistakes (Artifical Love Mix)
  • 13. Marriage For Dance (Hercelot Remix)

無人島 〜俺の10枚〜 【The Wedding Mistakes 連載 〜Miii 編〜】

World’s End Girlfriend

World’s End Girlfriend 「Dream’s End Come True」

中学生時代の冬、吉祥寺のCDショップで手にして以来、僕の音楽観にずっと影響を与え続けている1枚。こんなアルバムを作りたいが為に音楽を作り続けているのだとしても過言ではないです。一曲一曲に物凄いパワーが込められているというか、情報量が爆発している色彩豊かな油彩画の様な、ただただ受け止めることしか出来ないような壮大さを持っている1枚だと思います。とくに3曲目「All Imperfect Love Song」(全長25分超!) の長編抒情詩のような味わいときたら、もう言葉を失うくらいの美しさと暴力性です。脱線しますが、僕には曲とか作品というのは長ければ長い程カッコいいのでは?というフェチ的な嗜好があったりするのですが、その大体の原因がWorld’s End Girlfriendにあったりします。他だとGodspeed You! Black Emperorとか…。とにかく、これは手元に置いておかないと絶対不安になる1枚です。

中村一義

中村一義 「金字塔」

根本的に自分は怠け者で、思考も遅くて、決して出来た人間なんかではないけれど、それでもいいんだ、焦らずゆっくりやっていこうかという気持ちを、このアルバムを聞く度に思い出します。高校生の時はヘビーローテーションでしたね。無人島ってつまり他に誰もいないってわけじゃないですか。脱出するためにイカダを作ったりのろしを上げてみたり、はたまた浜辺でリラックスできそうな音楽を聞いてバカンスを楽しんだりするのもいいんですが、くすぶって腐っていた学生時代を思い出しながらアルバムを聞いてうつむいて体育座りをするのも基本的に自由ってことで…いいんですよね?(笑)しかし、今聞き直しても歌詞の一語一語から新たな人生観が見えそうです。このアルバムには収録されていないけど「主題歌」も大好きな曲。

七尾旅人

七尾旅人 「雨に撃たえば…!disc2」

僕が青春時代に衝撃を受けたCD掘り起こしみたいになっていますが、コレもそれです。当時19歳だった七尾旅人氏のファースト・アルバムにして20世紀末J-Popの最後の特異点(多分)。前述のWorld’s End Girlfriend『Dream’s End Come True』で存在を知ってから、一瞬で虜に。大事な思春期の夜の時間を、内省と独特のウィスパーボイスを練習するのに使い果たすはめになりました。独特の歌唱センスと歌詞もさることながら、ハイレベルで複雑なサウンドプロダクションが本当に最高。これを聞きながらうつむいて体育座りをしたり(2回目)、9曲目「「思いつき!思いつき!!」 なに? 「キャトル・ミューティれるの。」」を聞いて、無人島から陸を目指したりしましょう。

Venetian Snares

Venetian Snares 「Cavalcade of Glee and Dadaist Happy Hardcore Pom Poms」

World’s End Girlfriendが音楽における目標とするなら、Venetian Snaresは音楽を作ることにきっかけを与えてくれたアーティストです。超高速なビートと自由な展開、何をも厭わないサンプリングセンスが非常に格好良く聞こえ、こういう音楽を作りたいと思いながら今でも脱線を繰り返しています(笑)。彼の初期の作品はダンスミュージックという楽曲の構造自体から壊していくような雰囲気があり人には勧めづらいのですが、このアルバムはある意味でポップというか、比較的わかりやすい分かりづらさ(?) があって、とても聴きやすいです。それでありながら、偏執的とも言えるドラムプログラミングセンスは健在なので安心できます。そういえば彼も昨年には遂に来日を果たしましたが、都合上観に行くことが出来ずとても悔しかったです…。

MO'SOME TONEBENDER

MO'SOME TONEBENDER 「SUPER NICE」

モーサムは、僕が憧れる最高のオルタナロックバンドです。彼らは先鋭で実験的なサウンドを行いながらも、非常にポップなチューンも全力で歌い上げてしまう、かつ、そのどれもがモーサム的なサウンドを持っているという稀なバンドだと思っています。元気しかないような打ち込みダンスロックに手を出したり、かなり後ろ向きなサウンドと歌詞を展開したり、その躁うつ感もたまらないです。音楽活動を行う上でこういうスタンスでありたい、と思うことも多々あります。なんだか身辺上っぽい話ばかりになってしまって非常に難しいですね…(笑)。アルバム的には『TRIGGER HAPPY』とか『STRUGGLE』も大好きなのですが、このアルバムが一番無人島っぽいな、と思ったのでコレにしました。

FISHMANS

FISHMANS 「8月の現状」

フィッシュマンズも、中学の時にドハマりした(なんて嫌な中学生なんだ…笑)んですが、意外にもベスト盤とかばかり聞いていて、それ以外だとこのライブ編集盤『8月の現状』を聞くことが多いです。素直に、ライブアレンジが凄くカッコいいんですよね。「Just Thing」なんかは、原曲の持つ、脳天気にからからとした笑みを浮かべている若者のような曲調を全く別の角度から捉えるようなアレンジになっていて、とても内省的というかニヒリズムを抱えた暗いおじさんの愚痴みたいな曲調になってしまっている(笑)。新録の「新しい人」なんかももうよくわからない感じになっていますね。ともかく、フィッシュマンズのライブ音源はどれも一つ突き抜けたような世界観を作り上げていて、ただただリアルタイムで聞きたかったなあ、と思う次第なのであります。

あぶらだこ

あぶらだこ 「あぶらだこ(舟盤)」

現代日本のポストパンク的特異点ことあぶらだこ。高校時代、邦楽インディースシーンを漁っていた時に出会い、一瞬で虜になりました。破裂したリズムとやたらポップなリフ、そこに長谷川裕倫の難解な歌詞が重なって、一周回って何もかも無意味に映るような、”don’t think, feel”的音楽。それでいて、楽曲的強度は非常に強く、アンサンブルも非常にレベルが高いバンド。新作をいつまでも待ちわびています。個人的に大好きなのは通称『亀盤』と『月盤』。無人島っぽいので『舟盤』を選出させて頂きました。「グレーグビズマズ」の轟音アプローチ、「七草牧場」「猫の角」の縦横無尽なドラミングが最高です。

Madegg

Madegg 「Kiko」

ロックバンドばかりに寄ってしまったのでこういったサウンドも。同い年の京都在住の音楽プロデューサー・Madeggのアルバムです。洗練とジャンル化を目指しがちな最近のエレクトロニック・サウンドにおいて、雑多に濁った音像を操って、世界を構築するMadeggの手練ぷりは見事です。最近ではくるりのリミックスを手がけたり、ますます活動の場を広げている彼ですが、今後の活躍も期待したいと同時に、彼が東京に来るタイミングでなかなか会えることが少ないので、また一緒にご飯食べたりしたいですね。無人島に持っていく理由としては、こういう音楽を流しながらゆっくり眠ったりしたいということで…。

Nurse With Wound

Nurse With Wound 「Homotopy To Marie」

イギリスの実験音楽ユニット・Nurse With Woundのアルバムです。1982年作。鉄釘をかき分けるようなガチャガチャした音から幕を開けるこの作品は、全編がコラージュノイズによる唐突な急発進・急停止で構成されています。数分鐘の音がひたすら鳴り続けたと思いきや、女性の力弱い悲鳴が爆音で流れたり、そして時には妙なアンサンブルが挿入されたりと、半ばホラーみたいな作品です(笑)。その中でも突如情報量の爆発が起きるカタルシスや、音素材の配置の妙を味わえる、不思議と味わい深いアルバムでもあります。ノイズ・コラージュ系の作品の中でも、非常に上品な1枚だと思います。

Oneohtrix Point Never

Oneohtrix Point Never 「R Plus Seven」

最後の方はなんだか不思議なチョイスとなってしまいましたが、無人島みたいな環境で、わざわざ元気で分かりやすい音楽を聞いてもね…(笑)。ということで、2013年にリリースされたOneohtrix Point Neverの最新アルバムです。これは本当に凄くて、ポストポップミュージック的な、電子音楽のサウンドスケープと、それに挟まれる不穏な要素を、ノイズミュージックのアプローチではなく、あくまでもエレクトロニック・IDM的解釈で織り込んだような…。つまりは、複雑だけどとても耳馴染みがよい、それでいて、サウンドの探索が何度でも行えるような、中毒性のあるアルバムです。一つ一つの要素があくまでもハーモニーを持っていて聴きやすい、なのによくわからない…、気付いたら、また頭から再生している…。文脈的な解釈が出来る、今のインターネットを表象しているかのようなアルバムです。ああ、無人島にインターネットがあれば…。

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無人島 〜俺の10枚〜 【The Wedding Mistakes 連載】 
若き秀英2 人による新ユニット The Wedding Mistakes!アルバム『Virgin Road』発売記念!HMVの人気企画をメンバー二人にやって頂きました!
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Virgin Road

CD

Virgin Road

THE WEDDING MISTAKES

価格(税込) : ¥2,000
会員価格(税込) : ¥1,840

発売日:2015年02月18日
入荷日未定

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