ラウル・ミドン、移籍後初のアルバム完成！

2014年9月22日 (月)

盲目のシンガー・ソングライター/ギタリスト、ラウル・ミドン！！
待望のニュー・アルバム！！！
ダイアン・リーヴス、リズ・ライト、リチャード・ボナ、マーカス・ミラー参加。ザ・フー名曲「恋のマジックアイ」の鮮烈カヴァー収録！

2005年、スティーヴィー・ワンダー、ジェイソン・ムラーズらをゲストに迎えたアルバム『State Of Mind』で鮮烈なデビューを飾った、盲目のシンガー・ソングライター/ギタリストの ラウル・ミドン。アルゼンチン、アフロ・アメリカンの両親の血を受け継いだラテン・フォーキー・ソウルの貴公子として、これまで3枚のアルバムをリリース。アリフ・マーディン、ラリー・クレインら名プロデューサー達がアルバムを制作。2006年、2012年、2013年と来日、日本公演を成功させています。

本作『Don't Hesitate』は『Synthesis』(2009年)以来の待望のアルバムで、心機一転、西海岸の人気レーベルArtistry/Mack Avenueに移籍後初の作品。セルフ・プロデュースによるシンプルでストレート、初心に還ったかのようなピュアでナイーヴな傑作に仕上がっています。

ラウルの愛に溢れたオリジナル曲、ラテン・ソウルフルな歌唱とからだの一部になっているかのような実はとんでもない名演奏ををさりげなく繰り広げているギターが、実に素晴らしく、ゲストも豪華で、ジョー・サンプル・バンドにも参加したスピリチュアル・ヴォイスが素晴らしいリズ・ライト嬢、現代ジャズヴォーカルの女王、ダイアン・リーヴスのそれぞれとのデュエットが聴きどころ。さらにそれぞれ共演経験のある、当代きってのベース・アイコン、マーカス・ミラーとリチャード・ボナも1曲ずつ参加。

そしてアルバムのラストではUKが誇る歴史的ロックバンド、ザ・フーによる1967年のヒット曲「恋のマジックアイ」（I Can See For Miles）をカヴァー。ザ・フーと言えばロック・ミュージカル『トミー』において盲目の主人公がロック・スターになっていく名作があったり、この曲といい、ラウル・ミドンにとっても共感する要素たっぷりなのでしょう。オリジナルを彷彿とさせるストレートなカヴァーは、ロジャー・ダルトリーの力強い歌唱、ピート・タウンゼントの魂のギター・カッティング（！）が乗り移ったようです。（メーカー・インフォメーションより）

★ レーベルサイトのラウル・ミドンのページでアルバムの試聴が可能となっております。

アルバム試聴

『Earth One』トラックリスト

1. Libertad
2. Don’t Hesitate
3. All You Need
4. Mi Amigo Cubano
5. Was It Ever Really Love
6. Keep Holding On (featuring Lizz Wright)
7. God’s Dream
8. I Can’t Love You
9. Listen To The Rain
10. If You Want Me To
11. Make It Better (featuring Dianne Reeves)
12. Time Machine
13. Always Time For Love
14. I Can See For Miles

メンバー：
Raul Midón: guitars: steel [1, 8, 9, 12, 13, 14], nylon [1, 4, 8, 10, 12], charango [1], acoustic [2, 3, 5, 6, 7, 11], electric [4, 5, 11], acoustic electric bass [1, 2, 6, 9, 13], vocals [all tracks], bombo [1, 6, 10], shakers [1, 2, 5, 6, 8, 10, 12], bongos [2, 5, 6, 10, 12], guitar synth [2], programming [2, 6, 8, 11, 12], mouth trumpet [3, 12], percussion [3, 4, 11], hand claps [3], background vocals [5],
Roland piano [9], tambourine [12], CW Electronic Keyer [14], TS-2000 [14],
Daniel Bailen: acoustic electric bass [3], background vocals [3], hand claps [3],
David Bailen: percussion [3], background vocals [3], hand claps [3], drums [9], Richard Bona: electric bass [10], percussion [10],
Richard Hammond: upright bass [5, 8, 11, 12],
Götz Kujack: chekeré [1],
Kathleen Midón: background vocals [2, 5],
Marcus Miller: bass [4],
Dianne Reeves: vocals [11],
Daniel Sadownick: clave [5], triangle [5, 8, 11], shakers [5, 8, 11, 12], congas [8, 11, 12], bell tree [8], cabasa [8], cowbell [11, 12], jingle stick [12], agogô bells [12], caxixi [12],
Lizz Wright: vocals [6]