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マリア・ユージナの芸術 第2集(8CD)

2014年7月20日 (日)


マリア・ユージナの芸術 第2集(8CD)

当サイトでは人気を博したマリア・ユージナの芸術(16CD)に続く第2集の登場。収録内容は、ソ連/ロシア、独墺系の作品が中心で、独奏曲、室内楽のほか、伴奏ものも収められています。
 マリア・ユージナ[1899-1970]は、バッハやベートーヴェンなどを得意とする一方、当時の共産党政権の意向に逆らって20世紀音楽を擁護し、公然とロシア正教への信心をあらわし、演奏や教育活動を禁じられることもしばしばだったという反骨精神の持ち主でもありましたが、このボックスでは、その20世紀音楽を聴くことができるのが注目されるところです。
 録音年代は1949年から1964年で、初期のものには音質の良くないものも多く含まれていますが、演奏の個性は十分に伝わってきます。装丁は紙ジャケットです。

【異端のピアニスト】
マリア・ユージナについて、スヴィヤトスラフ・リヒテルは「常識を逸脱し、尋常ならぬ芸術家」であると評し、演奏会での十字を切るしぐさや、ピストルを常備するような振る舞いに違和感を感じながらも、彼女のバッハやベートーヴェンなどの演奏を称えていました。但し、表現された音楽は作曲家のものではなく、まさにユージナそのものであると述べており、「グールドもユージナに較べればかわいいものだ」と語る一方、ユージナの葬儀では、リヒテル自らラフマニノフを演奏するなど、尊敬の念を深く示してもいました。
 ユージナについては、数々の反体制的な言動、禁止曲目の演奏などにより奇人的に語られることも多いのですが、実際にはそのライフ・スタイルは正教への信仰に裏打ちされたものでもありました。特に晩年は極度に禁欲的な生活を送りながら、貧しい人々への援助も熱心におこなっていたといいます。
 そうしたユージナの音楽は、ときに強烈な名技を示す一方で、透明な詩情の美しさも感じさせるなど表現レンジの非常に広いものであり、深い洞察力のもたらす楽譜の自由な解釈によって独特の世界を確立、個性派揃いのロシアン・ピアニズムの体現者たちの中でもきわだった存在感をみせていました。(HMV)

【収録情報】
Disc1
● ストラヴィンスキー:2台のピアノのためのソナタ(1944)
 マリーナ・ドルズドヴァ(ピアノ)
 1962年録音

● ストラヴィンスキー:七重奏曲(1954)
 リーリャ・メリク=ムラディアン(ヴァイオリン)
 A. Esipov(チェロ)
 イーゴリ・マルキン(ヴィオラ)
 ワレリー・ベズルチェンコ(クラリネット)
 ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)
 セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
 1962年10月9日録音

● ストラヴィンスキー:セレナード イ長調
 1962年2月3日録音

● ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ(1924)
 1962年2月3日録音

● ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
 モスクワ放送交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
 1962年録音

Disc2
● プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』から(抜粋)
 1954年10月20日、モスクワ労働組合ホールでのライヴ録音

● プロコフィエフ:つかの間の幻影 op.22(全20曲)
 1953年12月録音

● ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 op.61
 1960年録音

Disc3
● シャポーリン:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 op.7
 1959年録音

● ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
 1964年録音

● クルシェネク:ピアノ・ソナタ第2番
 1961年録音

Disc4
● ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番
 1960年録音

● ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 op.11-4
● オネゲル:ヴィオラ・ソナタ H.28
 フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ)
 1960年6月6日、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音

Disc5
● ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 op.35
 1961年4月モスクワでの録音

● ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120
 1961年6月モスクワでの録音

Disc6
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 op.30-1
 マリーナ・コゾルポーヴァ(ヴァイオリン)
 1950年録音

● シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 op.114, D.667『ます』
 ベートーヴェン弦楽四重奏団のメンバー
 ウラディーミル・コメンコ(コントラバス)
 1960年11月、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音

Disc7
● タネーエフ:ピアノ五重奏曲ト長調 op.30
 ベートーヴェン弦楽四重奏団
 1957年録音

● シューベルト:『白鳥の歌』 D.957から第12曲『海辺で』
 1964年、モスクワでの録音

● モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626から『涙の日』
 1954年4月4日、キエフでのライヴ録音

Disc8
● ムソルグスキー:スケルツォ 嬰ハ短調
 1950年録音

● ムソルグスキー:夢
● ムソルグスキー:瞑想曲(アルバムの綴り)
● ムソルグスキー:涙
 1949年録音

● グラズノフ:前奏曲とフーガ ニ短調
 1951年録音

● リスト:バッハの主題による変奏曲
 1950年3月27日録音

● バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971から第2楽章「アンダンテ」
 1953年モスクワでのライヴ録音

 マリア・ユージナ(ピアノ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『マリア・ユージナの芸術』第2集(8CD)

CD 輸入盤

『マリア・ユージナの芸術』第2集(8CD)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

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