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在庫特価 セオン・コレクション(85CD)

2015年5月6日 (水)

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セオン・コレクション(85CD)

レオンハルト、クイケン、ブリュッヘン、ビルスマ・・・。オリジナル楽器によるオーセンティックな作品解釈を録音として世に問い続け、現在の古楽ブームの礎を築いた伝説のレーベル「セオン」の名盤をCD85枚に集大成。
紙ジャケット仕様、別冊解説書付き(85枚分のトラック・リスティング、レーベル創設者でプロデューサーのヴォルフ・エリクソンへの新規インタビュー、リマスタリング・ノートなどを含む/曲目解説はなし)
収納用クラムシェルボックス
完全生産限定

「セオン」は、テレフンケンの「ダス・アルテ・ヴェルク」シリーズのレコード・プロデューサーであったヴォルフ・エリクソンが1969年に設立し、グスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、クイケン兄弟といったベルギー、オランダのオリジナル楽器奏者を中心とするアーティストによる優れた演奏の録音を制作したレーベルです。「セオン」レーベルの録音活動は1983年まで続き、第2次大戦後に興ったバロック音楽やオリジナル楽器演奏への関心を継承し花を開かせ、現在の古楽ブームの隆盛へつなげる原動力の一つとなりました。
 ルネサンスから初期ロマン派にいたる幅広いレパートリーでオリジナル楽器による演奏録音を推進し、音楽学的考証に裏付けされたクオリティの高い演奏は、それぞれの作品の最もオーセンティックな解釈として世界的に評価されることになりました。これらの名盤は、オリジナル楽器演奏が多様化した21世紀にあっても、スタンダード・レファレンスとしての価値を失うことなく、多くのファンに聴き継がれています。
 ヨーロッパ各地の教会など音響効果の優れた録音会場で、優秀なエンジニアと当時としては最新の録音機材によって収録されたアナログ・サウンドのクオリティは非常に高く、音質面でも高い評価を得ています。
 日本では、LP時代にポリドール(現在のユニバーサル・ミュージック)が販売を開始し、その後BMGジャパンを経て、1998年にエリクソンがソニークラシカルで古楽レーベル「ヴィヴァルテ」のプロデューサーとなったことを機に、「セオン」の音源はソニークラシカルが権利を取得しました。この時に、全タイトルがオリジナル・アナログ・マスターからSBMリマスターされ音質を一新し、オリジナル・カップリングに基づきつつCDの収録時間に合わせてリコンパイルされた形で発売され、その評価を新たにし現在に至っています。
 当ボックスは、そうした「セオン」レーベルの名盤を65タイトル、85枚のCDに収めたものです。全点ソニークラシカルから発売された時のカップリングによっており、その時のSBMリマスター音源を使用しています。(SONY)

【収録情報】
Disc1:『グレゴリオ聖歌集I〜キリストの死と復活の過越の神秘』
このグレゴリオ聖歌の録音では、教会付属の聖歌隊とは一味違い、グレゴリオ聖歌を日常の典礼から切り離し、純粋に楽譜から音楽を捉えようと試みた演奏です。つまり、ネウマ譜を定量リズムで解釈していく方法ではなく、ソレム唱法の影響を残した表現によっており、明快で力のこもった歌声によるグレゴリオ聖歌です。

・されど我ら誇るべし(入祭文)
・天使と子供らに声を合わせ/詩篇第24(23)篇(交誦)
・めでたし我らの王(交誦)
・これは汝らのための我が身体(聖体拝領誦)
・慈しみと愛情のある所(交誦)
・我らを一つに集め給えり/詩篇第133(132)篇(交誦)
・ヨハネによる我らの主イエス・キリストの受難
・見よ十字架を(賛同)
・インプロペリア:我が民よ/汝の十字架を
・予言者エレミアの嘆きが始まる(読誦1、聖木曜日)
・我らが牧者は去り給えり(応唱4)
・予言者エレミアの祈り(読誦9、聖土曜日)
・主よ憐れみ給え/主よ願わくば顧み給え
・この日/讃句:主なるきりストは甦り給えり
・アレルヤ/詩篇第117(116)篇/栄誦

 ミュンヘン・カペラ・アンティクァ・コーラルスコラ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1977年1月、録音場所:バイエルン州、アイハ・フォルム・ヴァルト

Disc2:『グレゴリオ聖歌集II〜聖務日課で歌われるイムヌス集』
・あなたに賛美はふさわしい
・いと高きところでは神に栄光が
・事物のとこしえなる創り主よ
・あかねの光をつくりだした方よ
・真夜中の時のこと
・日の出ずる東の極から
・栄光と賛美とほまれが
・来てください、キリストの聖なる御からだ
・わたしたちをひとつに集めている
・舌よ、うたえ
・これぞ神のまことの日
・よき喜びがわたしたちに
・幸あれ、海の星
・解かれた舌で
・黄金の光と
・幸いなる都エルサレム
・ああ、なんと、いかに
・アレルヤ、心地よい歌

 ミュンヘン・カペラ・アンティクァ・コーラルスコラ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1978年1月、バイエルン州、アイハ・フォルム・ヴァルト

Disc3:『グレゴリオ聖歌集III〜クリスマス、復活祭などのためのセクエンツァ集』
・Sequence for Christmas, Midnight Mass: Grates nunc omnes reddamus Domino Deo
・Sequence for Christmas, Third Mass: Laetabundus exsultetfidelis chorus
・Antiphon, Sequence of the Publican - 10th Sunday after Pentecost: Stans a longe publicanus
・Sequence for Corpus Christi: Lauda, Sion, Salvatorem
・Easter Sequence: Victimae Paschali laudes
・Easter Sequence: Zima vetus expurgetur
・Sequence for the Ascension: Summitriumphum regis
・Sequence for the Ascension: Omnes gentes, plaudite
・Sequence for Pentecost: Veni, Sancte Spiritus
・Sequence from theMass for the Dead - Requiem: Diers irae, dies illa
・Musicha Enchiriadis: Rex caeli, Domine maris
・Sequence for the Feasts of Saints: Mundi aetateoctava

 ミュンヘン・カペラ・アンティクァ・コーラルスコラ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1980年12月、バイエルン州、ニーデラルタイヒ

Disc4:『中世のクリスマス音楽〜モースブルクのミサ聖歌集』
1360年に写筆されたということから、おおよそ13、14世紀の聖歌集。1声の単純で素朴な曲ですが、ルーラントの解釈は旋律線を明確に押し出し、歌の美しさを際立たせた洗練されたものです。

・輝かしく、愛らしい風習が
・教会は喜ばん
・自然の法則が
・見よ、主の御名
・信仰深き民よ
・今天使の栄光が
・この日は祝わる
・父の言葉は人となり給う
・至高なる王の御生誕に
・賛美の歌を響かせよ
・幼な子われらに
・甘き讃歌を
・見よ、今や華麗なる祝典が
・見よ、それは新しき年
・新しき年の革新は
・われらが祝祭の喜びが
・大衆の牧者テュティルス
・声よ、愛らしき調べで
・今日、新しき光の輝きが
・至高なる主のみ母は
・主よ、大いなる力もてる神よ
・われら敬虔なる心もて
・驚くべき光の輝き
・新床より進み出たる花婿を
・今日キリストは
・キリストはよみがえりたまいて
・行け、祝福されし者よ

 ミュンヘン・カペラ・アンティクヮ・コーラルスコラ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1977年1月、バイエルン州、エヒング&ランツフート

Disc5:『デュファイ:ミサのための作品、モテットとシャンソン集』
デュファイ[c.1400-1474]は、フランドル出身。フランドル楽派初期の最大の作曲家。前半生はフランス、イタリア各地で歌手として活躍し、後半生は故郷カンブレの大聖堂で活動。ミサ曲では循環ミサ曲形式を確立、対位法の発展など後世への影響を残しました。それらを強調させながら美しさを導き出した演奏です。

デュファイ:
・キリエ11
・グローリア5
・クレド1
・サンクトゥス3
・法王のサンクトゥス
・ラッパのグローリア
・コンスタンチノープルの哀歌
・アヴェ・レジーナ・チェロールム(栄えあれ、天の女王よ)
・聖処女への使者(セクエンツィア)
・来たれ、創り主なる聖霊よ(賛歌)
・あの気高い顔(バルラータ)
・いつまでも待ちましょう(ロンドー)
・この顔が青ざめているのは(シャンソン)

 ミュンヘン・カペラ・アンティクヮ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1974年4月、バイエルン州、ニーデラルタイヒ

Disc6:『15〜16世紀の賛美の歌』
この時期のイタリアでは、フロットーラ、ヴィラネラ、マドリガルといった世俗的な歌曲が盛んに作られました。15世紀の終りから16世紀の前半にかけて、主として北部イタリアで盛んになりました。そして、イタリアのマドリガル、フランスのシャンソンなど生まれ、音楽的な段落とを一致させて言葉を明瞭にし、形式的には自由なものが多くなってきます。そういった知られざる作品を、ルーラントは見事に発掘・研究を行い演奏に望んでいます。

トラディショナル:
・Laudiamo Jesu
・Virgene benedeta
・O Maria diana stella
・Jesu dulcis memoria
・Crucifixum in carne
・O Signor mio
・Dilecto Jesu Christo
・Lauda Sion salvatorem
・Anima Christi, sanctifica me

ダンモニス:
・O gloriosa vergina Maria
・Jesu dulcis memoria
・Ave Mater o Maria
・Tutti debiam cantare
・Amor, Jesu, divino

・フラテル・ペトルス:Ave Maria, virgo serena
・トロンボンチーノ:Ave Maria, gratia plena
・リンブルジア:Recordare frater pie

 ニーダーアルタイヒ・スコラーレン
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1978年10月、ニーダーバイエルン、アイヒング教会

Disc7:『ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲、モテット集』
音楽史上有数の天才であり中世・ルネサンス期では第一の人、ジョスカンの代表的な作品集。ルーラントの演奏は情熱的かつ冷静で、歴史を乗り越えるに十分なエネルギーの強さが感じられます。

ジョスカン・デ・プレ:
・ミサ曲『ラ・ソ・ファ・レ・ミ』
・われを憐れみ給え、神よ
・汝のみ奇跡をなし給う者なり
・受難のサンクトゥス
・汝顔を覆われ
・アブサロム、わが子よ
・ダヴィデ悲しみの歌をもて

 ミュンヘン・カペラ・アンティクヮ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1972年11月、バイエルン州

Disc8:『トーマス・シュトルツァー:作品集』
ドイツ多声音楽の草創期を代表する作曲家トーマス・シュトルツァー[c.1480-1528]。その後のドイツ音楽の開花を考える上で重要な作曲家であるその作品を、独特のドイツ風の叙情性をたたえた世俗曲や宗教曲だけでなく、器楽作品までさまざまな形式を古楽的に解釈した、当時画期的な録音でした。

シュトルツァー:
・詩篇第37篇『悪をなすものの故をもて』
・8つの旋法による旋律集〜第5旋法
・詩篇第12篇『主よ、助け給え』
・詩篇第13番『主よ、幾その時われを』
・8つの旋法による旋律集〜第3旋法
・詩篇第86篇『主よ、汝耳を傾けて』
・通年用ミサ・ドゥプレクス
・おお、ほむべき交流
・神の名によりわれら往く
・王、全地を統べ給う主よ

 ミュンヘン・カペラ・アンティクヮ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1974年1月、バイエルン州

Disc9-10:『オルフェオの物語』
マントヴァのゴンザーガ家に仕えていた詩人アンジェロ・ポリツィアーノの台本にやはりゴンザーガ家と関係のある5人の作曲家、ダラクィラーノ、カーラ、トロンボンチーノ、ルラーノ、ペセンティが曲付けをし1494年に上演された「オルフェオの物語」を復元するという、ネーヴェル&ウエルガス・アンサンブルの代表的アルバム。モンテヴェルディのそれより100年以上前に誕生したこの「オルフェウス」は現在音として聴くことのできる最も古い「オルフェウス」ですが、ルネサンスの楽器にあわせて5人のソリストがノン・ヴィブラートの澄んだ声で歌い進めていくこの演奏は驚くほど新鮮で、ネーヴェルの豊かな才能とアイデアが存分に発揮されています。

・ダラクィラーノ、カーラ、トロンボンチーノ、ルラーノ、ペセンティによる、1494年に上演されたであろう音楽劇の復元版

 ウエルガス・アンサンブル
 パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
 録音:1981年9月、バイエルン州

Disc11:『オランダ近辺諸国のルネッサンス宗教的作品集』
オランダ、フランドル、イギリスで活躍したルネッサンスの重要な作曲家の作品。淡々とした美しさによって、構築物と化したポリフォニー音楽の均整を見事に保ちながらも、緊張感に満ちた演奏が作品の真価を顕わにしています。

・フィリップ・デ・モンテ[1521-1603]:主よ、私を導いてください/In via hac, qua ambulabam
・ラッスス:ミサ『すべての後悔』
・August Normiger[1560-1613]:August Normigerのダブラチュアからの4つの小品
・ロバート・ホワイト:ミゼレーレ

 ウエルガス・アンサンブル
 パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
 録音:1981年1月、ベルギー、ヘント、クランク・スタジオ

Disc12:『ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:5声のバレット』
ロンバルディア出身のジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ[c.1550-c.1622]は、後期ルネサンス音楽から初期バロック音楽にかけて活動したイタリアの作曲家。1582年にジャケス・デ・ヴェルトの後任としてマントヴァのサンタ・バルバラ教会の楽長に就任し、1605年までゴンザーガ家に仕えたといわれています。ガストルディはいくつかのマドリガーレやたくさんの宗教曲のほか、若干の器楽曲を残し、ポリフォニーを排した簡素なテクスチュアや早口の発音、対位法の現前を犠牲にして強調されたリズムが特徴的です。1591年にヴェネツィアで出版され、たちまちベストセラー入りし、瞬く間に版を重ねただけでなく、外国でも出版されました。ヴェッキやバンキエリ、ハスラーやモーリーはこの曲集に魅了されており、なかでもモーリーのバレット『今は花の5月』は、明らかにガストルディに影響されているといわれています。

ガストルディ:
・求婚者
・お人好し
・満足/愛する望み
・あざけられた男
・愛の賛美
・快楽
・大胆な男/勝ち誇った愛の神/報いられた男
・セイレーン
・美女
・愛の神の狩
・打ちのめされた男
・燃え立つ男
・8声のコンチェルト・パストラーレ

 ニーダーアルタイヒ・スコラーレン
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1981年4月、バイエルン州、ニーダーアルタイヒ

Disc13:『初期イタリア・マドリガーレ集』
アルカデルト、ローレほかによる名作マドリガーレと、それを基にしたパロディ作品を集めた知的な企画録音。ふっくらとした肌ざわりの歌唱を聴くことができます。また器楽作品では、ブリュッヘンやレオンハルト、ヴィーラント・クイケンらも参加しているのにも注目。

・ローレ:別れの時
・作者不詳:話せる時
・ローレ:別れの時
・ガルダーノ:別れの時
・ガルダーノ:別れの時
・マンツィヌス:別れの時
・スパーディ:別れの時
・ガリレイ:別れの時
・ホヨウル:ミサ曲『別れの時』より
・アルカデルト:おお、幸福なわが目よ
・ルッフォ:おお、幸福なわが目よ
・オルティス:『おお、幸福なわが目よ』にもとづくセルカーダ第1番、第2番
・アルカデルト:白くて優しい白鳥
・ヴェッキ:白くて優しい白鳥
・ベルナルディ:ミサ曲『白くて優しい白鳥』より
・ヴェルドロ:愛よ、何と幸福に/もし情熱が同じであれば/悲しみのアマリッリ/美しい女/恋人よ、あなたに心を燃やす
・アルカデルト:おまえは天に昇る/おまえはわたしを火に投げ入れ/わが心こそは真の地獄/天はまれに多くの徳を示し/ああ、美しい顔はどこに
・ローレ:心の安らぎを/不幸な犠牲者ではない/夜の炎は生き生きと/今や大気も大地も

 フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ミュンヘン・カペラ・アンティクワ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1976年、ニーダーバイエルン、アイヒング教会&1977年、ハールレム、ルター派教会

Disc14:『モンテヴェルディ:マドリガーレ集』
通奏低音付き独唱歌曲としての形式を与えられ、バロック様式の最初の芸術となったモンテヴェルディのマドリガーレの珠玉のアンソロジー。レオンハルト指揮と、クウェクジルバーやヤーコプスらの質の高い声楽陣によって、バロック誕生期のダイナミズムが生き生きと再現されています。

モンテヴェルディ:
・アリアンナの嘆き
・お前は何の言葉もかけてくれない
・ニンファの嘆き
・すてきな羊飼いさん
・私は恋に燃えているが
・4つのスケルツォ〜ああ、私は傷つき倒れる
・かつてあなたは私のすべてだった
・さあ、口づけの用意はできてるわ
・上品で美しい御婦人が
・眠っているの

 マリヤンヌ・クウェクジルバー(ソプラノ)
 ルネ・ヤーコプス(カウンターテノール)
 マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
 ミヒール・テン・ハウテ・デ・ランゲ(テノール)
 フロリス・ロマーツ(バス)
 グスタフ・レオンハルト(指揮、チェンバロ)
 録音:1979年9月、ハールレム、ルター派教会

Disc15:『ルネサンスのリュート音楽』
このアルバムでは、ダウランド作品を中心に、ルネッサンス期のリュート作品をバラエティ豊かに盛り込んだもの。キルヒホーフの手堅い演奏は、作品にこめられた本質を見出すことによって、それまで軽さがめだったルネッサンス・リュート演奏に深みを加えることに成功した演奏です。

・ラウレンチーニ・ダ・ローマ:ファンタジー第4番
・ヘッセン領伯モーリッツ:パヴァーヌ第1番
・ダウランド:ダービー伯のガリアード
・作者不祥:女王のマスクの魔女の踊り・アルメイン/コラント第3番/ヴォルト第6番
・ダウランド:ファンタジー第7番
・ダニエル・バチェラー:パヴァーヌ第4番
・ダウランド:エセックス伯ロバートのガリアード
・作者不祥:ヘンリー・ギルフォード卿のアルメイン/コラント第7番/ヴォルト第2番
・ダウランド:ジョン・ラングトン氏のパヴァーヌ
・ロバート・ダウランド:クリフトン夫人のガリアード
・作者不祥:女王のマスク第1番・アルメイン/女王のマスク第3番・アルメイン
・ピエール・バラール:バラール氏のコラント
・ルネ・サマン:サマン氏のコラント
・フレホリオ・フエト:ファンタジー第5番
・アントニー・ホルボーン:パヴァーヌ第2番
・ダウランド:デンマーク王のガリアード/ジョン・スミス卿のアルメイン
・作者不祥:ヴォルト第3番、第1番

 ルッツ・キルヒホーフ(リュート)
 録音:1981年12月、シュトゥットガルト

Disc16:『ウィリアム・ロウズ[1602-1645]:室内楽作品集』
ウィリアム・ロウズは、イギリス初期バロックを代表する作曲家の1人。時代的にはダウランドとパーセルをつなぐ存在で、主に室内楽分野で個性的な作品を残しました。録音当時あまり紹介されることはなかったロウズの作品を、古楽器名演奏家たちによってその響きの斬新さが十全に示されたものです。

ロウズ:
・宮廷のコンソート〜2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボのための組曲第2番ニ短調
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのためのソナタ第8番ニ長調
・カウンター・テノールとリュートのための6つの歌曲
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボとハープのためのコンソート第10番ト短調

 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 ルシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ルネ・ヤーコプス(カウンターテノール)
 佐藤豊彦(テオルボ、リュート)
 エトヴァルト・ヴィッセンブルク(ハープ)
 グスタフ・レオンハルト(指揮、チェンバロ、オルガン)
 録音:1978年11月、ハールレム、ルター派教会

Disc17:『ドイツ・ルネサンス合唱曲集』
1500年代後半に作曲された宗教的合唱作品集。ドイツでは他国に比べて、これらのジャンルについては少し遅れていたように感じられます。よって一般的に思われているルネッサンス時代の合唱作品のイメージからは少なからず異なったように感じられるかもしれません。しかしながら、ここに収録された作品は現在においても非常に珍しい作品ばかりで、古楽ファンには興味深い選曲となっています。ルーラントの研究成果が反映された貴重な演奏であり、資料的にも貴重なものといってもよいでしょう。素朴で心暖まる歌唱が新鮮に響きます。

・クリスティアン・エアバッハ:Te deum patrem
・アウグスティン・プラットナー:Kyrie from Missa super Josef, lieber Josef mein
・ゲオルク・ポス:Cantabo domino
・ハンス・レオ・ハスラー:Laudate dominum (Psalm 116)
・オルランド・ディ・ラッスス:Magnificat anima mea dominum, IV. Toni
・ランベール・ド・セーヴ:Hodie Christus natus est
・ハスラー:Veni domine et noli tardare
・ヨハン・ホイゲル:Consolamini popule meus
・ヤコブス・ガルス:Tribus miraculis (Hodie Antiphon for Epiphany)
・グレゴール・アイヒンガー:Laudate dominum in sanctis/Duo Seraphim clamabant/Sanctus from Missa octo vocum"
・ベルナルディーノ・ボルラスカ:Ave regina caelorum/Magnificat III.Toni, Canticum B.M.V./Regina caeli laetare/Fit porta Christi pervia

 ミュンヘン・カペラ・アンティクワ
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1979年、ニーダーバイエルン、アイヒング教会

Disc18:『アルベリヒ・マザック:聖十字架修道院の宗教的音楽集』
アルベリヒ・マザック[1609-1661]は、オーストリアの作曲家。音楽と哲学を学んだ後、ハイリゲンクロイツ修道院で1633年に司祭に叙階されました。マザックは300以上の作品を作り、特に宗教的作品 詩篇とカタタクリため作品を中心に作曲を行ました。

マザック:
・イエスよ、至高に慈悲よ
・一人の幼子が今日我らのために生まれた
・ようこそ、イエス様
・わが魂は主をあがめ
・王たるキリストに歌おう
・天において主を賛美せよ
・聖マリアよ、我らのために祈りたまえ
・めでたし、恩寵に満てるマリアよ
・キリストは今日よみがえりたもうた
・天の元后よ、喜びたまえ、アレルヤ
・キリストは今日よみがえりたもうた

 ニーダーアルタイヒ・スコラーレン
 コンラート・ルーラント(指揮)
 録音:1983年6月、バイエルン州、ニーデラルタイヒ修道院

Disc19:『ジョン・ブロウ:パーセルの死を悼む頌歌』
イギリスの音楽史上最大の作曲家ともいわれるヘンリー・パーセルは31歳という若さで夭逝しました。彼の恩師で王室礼拝堂付きオルガニスト・作曲家であったジョン・ブロウが弟子の死を悼んで作曲した「ヘンリー・パーセルの死を悼む頌歌」は、2人のカウンター・テナーのための傑作。ルネ・ヤーコプスとジェイムズ・ボウマンの絶品な2人をレオンハルトは起用し、敬虔に奏で上げた名盤です。他の歌曲は、ブロウの貴重な歌曲作品集「アンフィオン・アングリクス」からの抜粋です。

ブロウ:
・パーセルの死を悼む頌歌
・クローエはアミンタを見つけた
・なぜ泣く、アステリアよ
・高嶺の花を恋して
・羊飼い達よ、杖を飾れ
・何と素晴らしい響きよ
・エピローグ〜歌えミューズ達よ

 ルネ・ヤーコプス(カウンターテノール)
 ジェイムズ・ボウマン(カウンターテノール)
 リッカルド・カンジ(ブロックフレーテ)
 マリオン・フェアブリュッヘン(ブロックフレーテ)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 マリー・レオンハルト(ヴァイオリン)
 アントワネット・ファン・デン・ホンベルフ(ヴァイオリン)
 ネリー・ファン・デァ・スペック(ソプラノ)
 山本能扶子(ソプラノ)
 マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
 マックス・ヴァン・エグモント(バリトン)
 グスタフ・レオンハルト(指揮、チェンバロ)
 録音:1973年1月、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc20:『コレッリ:ソナタ集 Op.5より』
旋律美に溢れたコレッリのヴァイオリン・ソナタ作品5の後半6曲を、ブリュッヘン自身による編曲で、ブロックフレーテとチェロ、チェンバロで演奏。オリジナルのヴァイオリン声部をできるだけそのままに。また最低音部の半音を省略または移音せずに演奏。ビルスマとレオンハルトの絶妙なサポートを得た名盤です。

コレッリ:
・ソナタ ト短調 Op.5-7
・ソナタ イ短調 Op.5-8
・ソナタ 変ホ長調 Op.5-9
・ソナタ ハ長調 Op.5-10
・ソナタ 変ロ長調 Op.5-11
・ソナタ ト短調 Op.5-12『ラ・フォリア』

 フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 録音:1979年8月、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc21-25:『F.クープラン:コンセールとトリオ・ソナタ集』
フランソワ・クープランは、ヴェルサイユ宮殿を中心に栄えたフランス音楽の代表的作曲家です。パリのサン・ジェルヴェ教会、宮廷礼拝堂のオルガニストを務め、多くの教会音楽を作曲したが、ロココ趣味の優美繊細な室内楽作品やクラヴサン曲を残しました。このアルバムでは、クイケン兄弟を中心に録音した室内楽作品集で、透明なテクスチュアを優先し、淡い情感をたたえたスタイルで、太陽王時代のヴェルサイユ宮の美学を音にしています。

F.クープラン:
・新しいコンセール第5番ヘ長調
・新しいコンセール第6番変ロ長調
・新しいコンセール第7番ト短調
・新しいコンセール第9番ホ長調『愛の肖像』
・新しいコンセール第10番イ短調
・新しいコンセール第11番ハ短調
・新しいコンセール第12番イ長調
・新しいコンセール第14番ニ短調
・新しいコンセール第8番ト長調『劇場風の様式で』
・新しいコンセール第13番ト長調
・トリオ・ソナタ『パルナッス山またはコレッリ讃』
・王宮のコンセール第1番ト長調
・王宮のコンセール第2番ニ長調
・王宮のコンセール第3番イ長調
・王宮のコンセール第4番ホ短調
・トリオ・ソナタ『リュリ賛』
・四重奏ソナタ『スルタン妃』
・トリオ・ソナタ『壮大なるもの』
・トリオ・ソナタ『スタインケルク』

 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 バルトルト・クイケン(フラウト=トラヴェルソ
 ロベール・コーネン(チェンバロ、語り)
 ブルース・ヘインズ(オーボエ)
 ジャニーヌ・ルービンリヒト(ヴァイオリン)
 ルシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)
 オズワルト・ファン・オルメン(フラウト=トラヴェルソ)
 ポール・ドンブレヒト(オーボエ)
 ハンスイェルク・ランゲ(ファゴット)
 アーデルハイド・グラット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:1971〜1975年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc26-27:『デュフリ、フォルクレ:クラヴサン曲集』
ジャック・デュフリ[1715-1789]は、C.P.E.バッハやグルックと同じ世代、すなわちバロックから古典派へ様式が変遷してゆく過渡期に生きたフランスの音楽家。フランスのルーアンに生まれ、フランソワ・ダジャンクールから指導を受け、オルガニストとして活躍しました。1742年以降はパリに永住し、公式の役職には着くことはありませんでしたが、クラヴサン奏者兼教師として高い名声を得ました。クラヴサン曲集を幾つか残しており、様式的にはクープラン等前の時代の流れの最後尾に連なるもので、装飾的で小粋な小品集です。
 アントワーヌ・フォルクレ[1671-1745]は、フランス盛期バロック音楽の作曲家。マラン・マレとともにフランス・ヴィオール界のヴィルトゥオーゾの双璧と呼ばれていました。優雅で暖かな美音を特色とするマラン・マレが「天使のようなマレ」と呼ばれたのに対して、フォルクレは表現衝動に富んだ鬼気迫る演奏から「悪魔のようなフォルクレ」と呼ばれたようです。ここに収録されたクラヴサン曲集は、もともとヴィオールのために作品ですが、息子のジャン=バティストが出版した際にクラヴサン独奏用に編曲された組曲版からのものです。巨匠レオンハルトによる演奏で、フランス・クラヴサンの絶品の名曲の数々を見事に演奏した、名盤中の名盤です。

デュフリ:
・クラヴサン曲集第3巻〜ドゥ・ベロムブル
・クラヴサン曲集第3巻〜三美神(情愛をこめて)
・クラヴサン曲集第1巻〜ダマンズィ
・クラヴサン曲集第3巻〜フォルクレ(ロンドー)
・クラヴサン曲集第4巻〜ポトゥアン
・クラヴサン曲集第1巻〜アルマンド〜クーラント
・クラヴサン曲集第3巻〜メヌエット
・クラヴサン曲集第2巻〜ダマンズィ(活発に)
・クラヴサン曲集第2巻〜フェリックス
・クラヴサン曲集第3巻〜シャコンヌ

フォルクレ:
・組曲第1番ニ短調〜フォルクレ/コタン/ポルトガル風/クープラン
・組曲第2番ト長調〜ルクレール
・組曲第3番ニ長調〜フェラン/摂政
・組曲第4番ト短調〜マレッラ/クレマン
・組曲第5番ハ短調〜ラモー/ギニョン/シルヴァ

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 録音:1973年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc28-29:『オトテール:組曲、ソナタ、小品集』
フランス・バロック時代の楽器製作者で、初のフルート教則本の著者で、さらにルイ14世の宮廷でフラウト・トラヴェルソ奏者を務めるなど、フルート界最初の重要人物となったオトテール。ここでは、ブリュッヘンの監修により、オトテールの主要作品を集め、音によるオトテールの伝記といった内容のアルバムに仕立てています。フランス版バグ・パイプともいうべきサウンドのミュゼット演奏も収録。

オトテール:
・アキレウスのブーレ
・メヌエット
・ブロックフレーテと通奏低音のための組曲
・フラウト=トラヴェルソ独奏のためのエコー
・2つのオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
・コントルダンス『ラ・ファラオンヌ』
・コントルダンス『小さなジャンヌちゃん』
・2つのブロックフレーテと通奏低音ためのトリオ・ソナタ
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のため組曲
・キット・ラ・ミュゼット
・ドラゴンのマーチ
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のため組曲
・クレランボー氏のミュゼット
・メヌエット『馬鹿者』
・ブロックフレーテと通奏低音のための組曲
・3つのフラウト=トラヴェルソのためのファンファーレと神々
・プレリュードと『ラ・レジャンス』
・ニコルよ、お前の美しい瞳は
・2つのフラウト=トラヴェルソのための組曲
・オーボエと通奏低音のための組曲ソナタ
・リゴードン
・プレリュード集
・恋歌『ある日僕のクロリスは』
・ラベール氏のアリア『楽しもう甘い休らぎを』

 フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ、フラウト=トラヴェルソ)
 ワルター・ファン・ハウヴェ(ブロックフレーテ、フラウト=トラヴェルソ)
 バルトルト・クイケン(フラウト=トラヴェルソ)
 オズワルト・ファン・オルメン(フルート)
 ブルース・ヘインズ(オーボエ)
 ク・エビンゲ(オーボエ)
 ダニー・ボンド(ファゴット)
 シェリー・グラスキン(ミュゼット)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 佐藤豊彦(リュート)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 マリアンヌ・クヴェックジルバー(ソプラノ)
 録音:1976〜1977年、オランダ、ハールレム

Disc30:『ヴィヴァルディ:四季』
名手シギスヴァルト・クイケンによる「四季」。ヨーロッパの古楽界の名手が集まるオーケストラ、ラ・プティット・バンドと共に色彩感溢れる鮮やかな演奏を展開。バロック・ヴァイオリンによる説得力に満ちた「オリジナル=独創的」な名演奏です。バロック・オーボエの名手ブルース・ヘインズによるオーボエ協奏曲も収録。

ヴィヴァルディ:
1. 協奏曲集 Op.8-1〜4『四季』
2. 協奏曲ヘ長調 RV.457
3. 協奏曲ハ長調 RV.447

 シギスヴァルト・クイケン(指揮、ヴァイオリン:1)
 ラ・プティット・バンド(1)
 ブルース・ヘインズ(オーボエ:2)
 バロック・オーケストラ(18世紀オーケストラ)(2)
 フランス・ブリュッヘン(指揮:2)
 録音:1979年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc31:『ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 Op.10』
ブリュッヘンの妙技が鮮やかに冴える名盤。それまで「フルートとオーケストラのための」ではなく、当時出版されたアムステルダム版によるもの。室内協奏曲編成によるもので、オーボエ、ファゴット、ヴァイオリンらも協奏的に扱われており、それまでの古いヴィヴァルディ観を大きく打破し衝撃を与えた録音。ブリュッヘンの風格ある名技を各楽器のインタープレイが際だたしています。併録としてバロック・オーボエの名手ヘインズのソロでマルチェッロとプラッティのオーボエ協奏曲も収録。

ヴィヴァルディ:
・フルート協奏曲第1番ヘ長調『海の嵐』
・フルート協奏曲第2番ト短調 RV.104『夜』
・フルート協奏曲第3番ニ長調 RV.90『ごしきひわ』
・フルート協奏曲第4番ト長調
・フルート協奏曲第5番ヘ長調』
・フルート協奏曲第6番ト長調

・マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調
・プラッティ:オーボエ協奏曲ト長調

 フランス・ブリュッヘン(指揮、ブロックフレーテ、フラウト=トラヴェルソ)
 ブルース・ヘインズ(オーボエ)
 バロック・オーケストラ(18世紀オーケストラ)
 録音:1979年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc32:『バロック室内カンタータ集』
3人の作曲家によるイタリア様式による室内カンタータが収められた1枚。バッハによる規模の大きなカンタータと比べると、ここはまさに室内の落ち着いたたたずまいがみちている。ヤーコプスの深みのある説得力あるカウンター・テナーと、レオンハルト、クイケンら豪華なメンバーたちによる典雅な独唱音楽であり、音の流麗さも一級品です。

・ポルポラ:カンタータ第8番『太陽にかかる無情な雲が』
・カルダーラ:カンタータ『小川のほとりで』
・ヘンデル:カンタータ『私の胸は騒ぐ』

 ルネ・ヤーコプス(カウンターテノール)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 ジギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 バルトルド・クイケン(フルート)
 録音:1974年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc33:『D.スカルラッティ:ソナタ集』
巨匠レオンハルトによるスカルラッティ作品集。全部で555あるソナタから初期の作品を厳選、その非凡な様式、イタリアのチェンバロ音楽とイタリア・オペラとイベリア地方の民族調との影響が溶け込んでいるような様式の中で、レオンハルトは火花を散らすような名人芸を展開しています。

D.スカルラッティ:
・ソナタ イ短調 K.3
・ソナタ ヘ短調 K.185/184
・ソナタ ロ短調 K.227
・ソナタ ヘ短調 K.238/239
・ソナタ ニ短調 K.52
・ソナタ 変ホ長調 K.192/193
・ソナタ イ長調 K.208/209
・ソナタ 変ホ長調 K.252/253
・ソナタ ニ短調 K.191

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 録音:1978年、オランダ、ハールレム

Disc34:『バロックのリュート音楽〜オイゲン・M・ドンボワ』
リュート界で知らない人はいないほどの名リュート奏者、ドンボワ。技巧を凝らすというより一音一音丁寧にゆったりと豊かに演奏する音楽は、実に職人ともいえるでしょう。彼の言い回しは、非常に表現力や音楽の構造と一致しています。非常に明確に、暗黙的および明示的な対位法を誘発し、楽器の限られたダイナミック・レンジの中で、音色のレンジ広げたのです。これはバロック・リュート音楽の素晴らしい記録なのです。

・ダヴィット・ケルナー:幻想曲ハ長調/幻想曲イ短調
・J.S.バッハ:前奏曲フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998/リュート・ソナタ ト短調 BWV.995
・ヨハン・ゴットフリート・コンラーディ:リュート組曲ハ長調
・ヴァイス:ロジ伯爵の死を悼むトンボー

 オイゲン・M・ドンボワ(リュート)
 録音:1972年&1974年、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ

Disc35:『バロック・リュートの音楽〜ミヒャエル・シェーファー』
ミヒャエル・シェーファーは今日主流の伝統的リュート奏法をよみがえらせた初期の代表的奏者の1人です。シェーファー、ドンボワとも正統派伝統的奏法を守った奏者でしたが、シェーファーはフランス・リュート音楽を得意とし、その即興的で典雅な演奏が特徴でした。この録音はシェーファーの最後のものだったもので、彼は41歳の若さで早世してしまったのは残念としかいいようがありません。

・デュ・フォー:リュート組曲ト短調
・ジャック・ガロー:リュート組曲ニ短調
・エザイアス・ロイスナー:リュート組曲イ短調
・ヨハン・ゴットフリート・コンラーディ:リュート組曲イ短調

 ミヒャエル・シェーファー(リュート)
 録音:1977年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc36-37:『テレマン:12のメトーディッシュ・ゾナーテン』
このテレマンの12のソナタ集は、『装飾のための12の範例つきソナタ』ともいわれ、ドイツのバロックの演奏習慣を伝える極めて重要な資料なのです。楽譜には通常のメロディとそれにテレマン自身が装飾音を書き足した楽譜の2つが用意されています。これらを3組のアンサンブルが、各4曲ずつ担当して録音しています。
 ボストン・ミュージアム・トリオとハン・デ・フリースのチームは、装飾音付きの楽譜を使用していますが、ブリュッヘンは装飾音無しヴァージョンで演奏をしており、それだけでも十分な説得力ある呼吸法で音楽を演じているのは達人としかいいようがありません。

テレマン:12のメトーディッシュ・ゾナーテン(演奏技法ソナタ集)
1. ソナタ イ長調
2. ソナタ ホ短調
3. ソナタ 変ロ長調
4. ソナタ ニ短調
5. ソナタ ト長調
6. ソナタ ハ短調
7. ソナタ ホ長調
8. ソナタ ロ短調
9. ソナタ ハ長調
10. ソナタ イ短調
11. ソナタ ニ長調
12. ソナタ ト短調

 フランス・ブリュッヘン(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ:2,5,8,11)
 アンナー・ビルスマ(チェロ:2,5,8,11)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ:2,5,8,11)
 ボストン・ミュージアム・トリオ(1,4,7,10)
  ダニエル・ステプナー(ヴァイオリン)
  ローラ・ジェッペセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ジョン・ギボンズ(チェンバロ)
 ハン・デ・フリース(オーボエ:3,6,9,12)
 ウォウター・メラー(チェロ:3,6,9,12)
 ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ:3,6,9,12)
 録音:1981〜1982年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc38-39:『テレマン:トリオ・ソナタ集』
約145曲に及ぶテレマンのトリオ・ソナタの中から、ブロックフレーテまたはフラウト=トラヴェルソを用いた代表的な作品を集めて、ブリュッヘン、レオンハルトらが演奏したアルバム。テレマンの音楽からこれほど千変万化のニュアンス、自在で豊かな表情を引き出せる奏者は、ブリュッヘンをおいて他にはありません。珍しいディスカント・ガンバが使用された作品をヴィーラント・クイケンが演奏したものも収録。

テレマン:
・ブロックフレーテ、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調
・フラウト=トラヴェルソ、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ短調
・ブロックフレーテ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ長調
・2つのブロックフレーテと通奏低音のためのトリオ・ソナタ(イントロドゥツィオーネ)ハ長調
・フラウト=トラヴェルソ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ長調
・ブロックフレーテ、パルドゥーシュ・ヴィオールと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ短調
・2つのフラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのスケルツォ ホ長調
・ブロックフレーテ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調
・ブロックフレーテ、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ハ短調
・フラウト=トラヴェルソ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ホ長調

 フランス・ブリュッヘン(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ)
 ワルター・ファン・ハウヴェ(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ)
 パウル・ドンブレヒト(オーボエ)
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 ヴィーラント・クイケン(ディスカント・ガンバ)
 ブライアン・ポラード(ファゴット)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 アンソニー・ウッドロウ(ヴィオローネ)
 録音:1978年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc40-41:『ヘンデル:木管のためのソナタ全集』
ヘンデルのOp.1のソナタを中心に、木管のためのソナタを全て集めたアルバム。ブリュッヘンたちは、現代の古楽演奏と研究成果を反映させながら、作品の本質の表現を第一に心がけて取り組んでいます。木管楽器の溶けるような柔らかい音色は、聴く者の心に優しく語りかけるような印象を与えてくれます。

「ブリュッヘンがフルートのヴィルトゥオーゾだった時代の名盤のひとつ。ヘンデルの笑みをたたえたようなあたたかい音楽を、楽器がまるで身体の一部であるかのように自由に歌わせている。それは卓越した歌手がヘンデルの名アリアを歌っている情景を思い起こさせる。オリジナル楽器の音色はここでもほれぼれとするばかり。古い楽器の使用はペダンティックな興味によるのではなく、もっとも雄弁にヘンデルの音楽を表現する手段はそれしかないからである。この時点でブリュッヘンは笛という楽器の可能性を極めつくしていたのだろう。これを聴くと彼が18世紀オーケストラを結成し、指揮へ転向した理由がよく判るような気がする。」(レコード芸術別冊・クラシック名盤大全より)

ヘンデル:
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ハ長調 HWV..365
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ イ短調 HWV.374
・オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調 HWV.366
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ イ短調 HWV.362
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ト長調 HWV.363b
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV.359b
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ト短調 HWV.360
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ロ短調 HWV.376
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ニ短調 HWV.367a
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 HWV.377
・オーボエと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 HWV.357
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 HWV.369
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV.375〜第4楽章:メヌエット
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ロ短調 HWV.367b〜第6楽章
・ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ニ短調 HWV.367a〜第7楽章
・ブロックフレーテと通奏低音のためのアンダンテ ニ短調 HWV.409
・オーボエと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 HWV.363a〜第2楽章

 フランス・ブリュッヘン(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ)
 ブルース・ヘインズ(オーボエ)
 ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ、オルガン)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ハンスイェルク・ランゲ(ファゴット)
 録音:1973〜1974年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc42:『バッハ:カンタータ第56番、第82番』
ブリュッヘン指揮による唯一の教会カンタータのアルバム。マックス・ファン・エグモントをソリストに迎え、このバス独唱用のカンタータを、高度の技巧と宗教観・世界観に対する深い洞察でバッハの精神世界の内実を明らかにしています。

J.S.バッハ:
・カンタータ第56番『私は喜んで十字架を担おう』 BWV.56
・カンタータ第82番『私は満ち足りている』 BWV.82

 マックス・ファン・エグモント(バリトン)
 ハリー・ヘラルデス(テノール)
 ミヒール・テン・ハウデ・デ・ランゲ(テノール)
 ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
 バロック・オーケストラ
 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 録音:1977年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc43-44:『バッハ:オルガン作品集』
40代半ばだったレオンハルトがセオン・レーベルに録音したバッハの名盤。バッハが教会オルガニストの地位に就いていた期間は比較的短いものでしたが、生前は作曲家としてよりもオルガンの名手、オルガン鑑定の専門家として広く知られていました。レオンハルトは、チェンバロだけでなくオルガンの名手でもあり、バッハのオルガン作品にも精通しています。ここでは、トッカータとフーガや前奏曲とフーガといった有名曲と共に、あまり知られていない作品も数多く選ばれており、バッハのオルガン作品の多様な魅力を伝えてくれます。使用オルガンの調律にもこだわった演奏です。

J.S.バッハ:
・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547
・カノンの技法による変奏曲『高き天よりわれは来たり』 BWV.769
・マニフィカトによるフーガ BWV.733
・コラール『いと高きところにいます神のみ栄光』 BWV.633
・コラール『われらの救い主なる主イエス・キリスト』 BWV.665
・コラール『われらの救い主なる主イエス・キリスト』 BWV.666
・コラール『われ汝の御座の前に進みいで』 BWV.668
・前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
・コラール『おお罪なき神の子羊』 BWV.618
・パルティータ『汝明るき日なるキリスト』 BWV.766
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546
・コラール『われらキリストのしもべ』 BWV.710
・コラール『われ汝に別れを告げん』 BWV.736
・パルティータ『おお汝正しく善なる神よ』 BWV.767
・幻想曲ハ短調 BWV.562
・幻想曲ト長調 BWV.572

 グスタフ・レオンハルト(オルガン)
 録音:1972〜1973年、アムステルダム、フランス改革派ヴァールセ教会

Disc45:『バッハ:インヴェンションとシンフォニア』
巨匠レオンハルトによるバッハの「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」。美や真実への洞察力をはじめ、レオンハルトの天分の証明は枚挙にいとまがないが、調和の感覚、そして知性と本能的衝動の非凡なバランスもそれに数えられる。「現代のバッハ」と評されるその演奏は、説得力をもって聴き手に迫ってくる演奏です。

・J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 録音:1974年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc46-48:『バッハ:イギリス組曲とフランス組曲』
現代のバロック音楽研究・演奏のメイン・ストリームを作った名手レオンハルトによるバッハの「イギリス組曲」と「フランス組曲」の全曲。チェンバロならではの響きの味わいや技術的な特性が生かされながら、各曲を構成する舞曲が、緻密に構築されています。その造形美に、レオンハルトの学識や音楽的な感性が程よく調和し、格調高くかつ引き締まった印象を強めています。洗練された美しさと説得力に富んだ名盤です。

J.S.バッハ:
・イギリス組曲第1番イ長調 BWV.806
・イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
・イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
・イギリス組曲第4番ヘ長調 BWV.809
・イギリス組曲第5番ホ短調 BWV.810
・イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
・フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812
・フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
・フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
・フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815
・フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
・フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 録音:1973年、1975年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc49-50:『バッハ:イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガ、組曲、他』
巨匠レオンハルトによるバッハ。「現代のバッハ」との異名をとるレオンハルトの演奏は、チェンバロの特性を最大限に活かし切り、考え抜かれたすえの知的な表現に加え、大胆にファンタジーの飛翔に身を委ねた名演。「無伴奏チェロ組曲」や「リュート組曲」を、自らチェンバロ用に編曲したものも素晴らしい演奏です。

J.S.バッハ:
・イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
・トッカータ ニ長調 BWV.912
・トッカータ ニ短調 BWV.913
・フーガ イ短調 BWV.944
・幻想曲ハ短調 BWV.906
・組曲変ホ長調(無伴奏チェロ組曲第4番のレオンハルトによるチェンバロ編曲版)
・組曲ハ短調(リュート組曲ト短調 BWV.995のレオンハルトによるチェンバロ編曲版)
・半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 録音:1976年、1977年、1979年、ハンブルク美術工芸博物館

Disc51-52:『バッハ:無伴奏チェロ組曲』
オリジナル楽器の使用、そして第6番ではチェロ・ピッコロが使用され、発売当時話題となった新鮮な響きを聴かせてくれた名盤。舞曲という形式とテンポによって「歌う」から「語る」という表現によって、バロック時代の組曲の意味を改めてわれわれに意識させる、オリジナル楽器による演奏としては先駆けともいえる演奏です。

J.S.バッハ:
・無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
・無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008
・無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
・無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
・無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
・無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012

 アンナー・ビルスマ(チェロ、チェロ・ピッコロ)
 録音:1979年、バイエルン州、エヒング

Disc53-54:『バッハ:フルート・ソナタ集』
巨匠フランス・ブリュッヘンによるバッハのソナタ集。真作とされているものを録音収録してあります。ブリュッヘンしか出し得ないタンキングと呼吸法。ブリュッヘンの自由奔放な演奏とレオンハルトの懐の深いチェンバロがバッハの世界を見事に表現されている名盤です。

J.S.バッハ:
・フラウト=トラヴェルソとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV.1035
・フラウト=トラヴェルソとオブリガート・チェンバロのためのソナタ イ長調 BWV.1032
・フラウト=トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1034
・無伴奏フラウト=トラヴェルソのためのパルティータ イ短調 BWV.1013
・パルティータ イ短調 BWV.1013の様々な楽器による演奏
・協奏曲ニ短調(断章:BWV.1030の第1楽章による)

 フランス・ブリュッヘン(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ)
 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 アンナー・ビルスマ(チェロ、チェロ・ピッコロ)
 ルシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)
 ジギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アーデルハイト・グラット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アントニー・ウッドロウ(ヴィオローネ)
 録音:1975年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc55-56:『バッハ:ブランデンブルク協奏曲集』
オリジナル楽器による「ブランデンブルク協奏曲」の決定盤。レオンハルトが全体の指揮をとり、ブリュッヘンが管楽器、S.クイケンが弦楽器をまとめて演奏した。レコード史に大きく位置付けられた名盤。名手達の自在な奏楽と優雅な音と、各々のソロやデュオにも魅力豊かな場面が散見され、優雅で洗練された演奏です。

J.S.バッハ:
・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
・ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
・ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049
・ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
・ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051

 グスタフ・レオンハルト(指揮、チェンバロ)
 ジギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオリーノ・ピッコロ)
 フランス・ブリュッヘン(フラウト=トラヴェルソ、ブロックフレーテ)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ルシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)
 ヴィーラント・クイケン(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アントニー・ウッドロウ(ヴィオローネ)
 ボブ・ヴァン・アスペレン(チェンバロ)
 ポール・ドンブレヒト(オーボエ)
 ク・エビンゲ(オーボエ)
 アブ・コスター(ホルン)
 ヨス・コーニングス(ホルン)
 クロード・リッパース(トランペット)
 キース・ベケ(ブロックフレーテ)、他
 録音:1976年、1977年、ハールレム、ドープスヘジンデ教会

Disc57:『バッハ:音楽の捧げもの』
レオンハルトによる曲順、編成による、堅固な構築を持つストイックなバッハ。従来の演奏に比べ、力強い彼らの抜群の集中力には引き込まれてしまう「音楽のささげもの」。レオンハルトのバッハに対する深い造詣が見事に結晶化した演奏です。

・J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
 バルトルド・クイケン(フラウト=トラヴェルソ)
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 マリー・レオンハルト(ヴァイオリン)
 ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ロベール・コーネン(チェンバロ)
 録音:1974年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc58:『J.S.バッハとC.P.E.バッハのチェンバロ協奏曲』
レオンハルトによる大バッハと次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハによるチェンバロ協奏曲。2曲ともニ短調という調性を持っていますが、鮮やかな対比と変化に富んだ楽想等、父子の特質の差異を楽しめる好企画アルバムです。レオンハルトはテレフンケンにバッハの協奏曲全集を録音していましたが、第1番だけ録音していませんでした。

・J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
・C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲ニ短調 Wq.23

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、指揮)
 レオンハルト・コンソート
 録音:1981年、オランダ、ハールレム、ドープスヘジンデ教会

Disc59-60:『C.P.E.バッハ:ソナタ、ロンド、幻想曲集』
大バッハの次男にして古典派への道を切り拓いた、C.P.E.バッハの鍵盤楽器のための作品集。レオンハルトは3台の鍵盤楽器を引き分けて演奏したものです。多数の鍵盤楽器の曲を作曲したことにより近代鍵盤楽器奏法への転換期として極めて重要な作曲家でもあり、巨匠レオンハルトが自ら精選し、幻想的な繊細さに溢れた名盤です。

C.P.E.バッハ:
・行進曲ニ長調
・ポロネーズ ト短調
・行進曲ト長調
・ポロネーズ ト短調
・ソナタ ホ長調 Wq.48-3 & 6
・ロンド第3番 Wq.58-3
・ロンド第2番 Wq.59-2
・ロンド第1番 Wq.59-1
・幻想曲 Wq.61-3
・ロンド Wq.61-1
・ソナタ ニ長調 Wq.61-2
・ロンド Wq.66
・幻想曲 Wq.67

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード)
 録音:1972年、アムステルダム、ブレーメン

Disc61:『ハイドン:弦楽四重奏曲集』
名手ヤープ・シュレーダーとオランダの古楽器奏者で結成されたエステルハーツィ弦楽四重奏団。それまで古楽器ではなかった、古典派の弦楽四重奏まで分野を広げた演奏。厚く塗られたロマン的表情が消え去り、雲から抜けた光が差し込んだような美しさと人間的表情が映し出された演奏です。

ハイドン:
・弦楽四重奏曲第32番ハ長調 Op.20-2
・弦楽四重奏曲第34番ニ長調 Op.20-4

 エステルハーツィ弦楽四重奏団
  ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
  アルダ・ストゥーロプ(ヴァイオリン)
  ウィル・ペータース(ヴィオラ)
  ウォウター・メラー(チェロ)
 録音:1973年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc62-63:『ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集』
イタリア的な叙情性とフランス的洗練の上に築かれたボッケリーニの比類ない色彩美と旋律美の世界。やわらかな情緒が全曲をおおった「作品29」を取り上げて、「暗くない短調」のロココ風な「甘美」な「やわらかな」憂愁のひびきの世界をまことに見事に実現した演奏。ボッケリーニの音楽は、古楽器でなくては再現できない絡みが発揮された演奏でもあります。
 後半にはビルスマがソロを弾いた「チェロ・ソナタ」を収録。名手ホプキンソン・スミスがバロック・ギターで支え、そのさりげない存在感が粋。

ボッケリーニ:
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第1番ニ長調
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第2番ハ短調
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第3番ヘ長調
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第4番イ長調
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第5番変ホ長調
・弦楽五重奏曲 Op.29〜第6番ト短調
・チェロ・ソナタ ハ長調 G.6
・チェロ・ソナタ イ長調 G.4
・チェロ・ソナタ ハ長調 G.17

【弦楽五重奏曲】
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 アルダ・ストゥーロプ(ヴァイオリン)
 ルシー・ファン・ダール(ヴィオラ)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ヴィーラント・クイケン(チェロ)

【チェロ・ソナタ】
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ヴィーラント・クイケン(通奏低音チェロ)
 ホプキンソン・スミス(バロック・ギター)

 録音:1977年、1981年、オランダ、ハールレム、ルター派教会

Disc64-65:『モーツァルト:フルート協奏曲集』
モーツァルトのフルートとオーケストラのための全作品をオリジナル楽器で録音した初めてのアルバム。オランダのフルート奏者フランス・ヴェスターが、フラウト=トラヴェルソで奏しています。ブリュッヘンは、ここでは師であるヴェスターにソロを渡し、バックの指揮で支えています。オーケストラもS.クイケン、W.クイケン、A.ビルスマ、ヘルマン・バウマンなど、古楽器の名手ばかり。当時の響きを、木のぬくもりが感じられる渋くも美しく再現された演奏です。

モーツァルト:
・アンダンテ ハ長調 K.315
・フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
・ロンド ニ長調 K.Anh184
・フルート協奏曲第1番ト長調 K.313
・フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314

 フランス・ヴェスター(フラウト=トラヴェルソ)
 エドヴァルド・ヴィトセンブルク(ハープ)
 アムステルダム・モーツァルト・アンサンブル
 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 録音:1971〜1972年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc66-67:『モーツァルト:木管のためのアンサンブル作品集』
オランダのフルート奏者フランス・ヴェスターが、指揮と監修を行ったモーツァルト:木管のためのアンサンブル作品集。オランダの古楽器管楽メンバーが集められ、細かなアーティキュレーションが豊かな表情を作り上げている。まだ当時オランダで勉強中だった日本のモダン及びバロック・オーボエ奏者の本間正史も参加しています。

モーツァルト:
・ディヴィルティメント第8番ヘ長調 K.213
・ディヴィルティメント第16番変ホ長調 K.289
・ディヴィルティメント第14番変ロ長調 K.270
・ディヴィルティメント第13番ヘ長調 K.253
・セレナード第11番変ホ長調 K.375
・セレナード第12番ハ短調 K.388『ナハトムジーク』

 ダンツィ五重奏団
 フランス・ヴェスター(指揮)
 録音:1973年、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ/1977年、オランダ、ハールレム, ドープスヘジンデ教会

Disc68-69:『モーツァルト:ヴァイオリンのための協奏曲と協奏楽章』
モーツァルトの若い頃(13〜19歳)に書いた協奏曲と協奏的楽章を、すべて当時の楽器によるもので、本格的古楽器奏法に初録音だったもの。名手ヤープ・シュレーダーが、オリジナルのストラディバリを使用して録音したもので、モーツァルトの世界を古雅に新鮮に表現したものです。

モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
・ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
・カッサシオン K.63〜アダージョ
・セレナード第4番ニ長調 K.203 (189b)〜アンダンテ、メヌエット、アレグロ楽章
・セレナード第3番ニ長調 K.185 (167a)〜アンダンテ、アレグロ楽章
・セレナード第5番ニ長調 K.204 (213a)〜アンダンテ・モデラート、メヌエット、アレグロ楽章
・ロンド 変ロ長調 K.269 (261a)

 ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
 アムステルダム・モーツァルト・アンサンブル
 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 録音:1973年、アムステルダム、ドープスヘジンデ教会

Disc70-71:『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集〜ヤープ・シュレーダー』
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをクイケンとレオンハルトが当時の楽器で演奏した名盤。レオンハルトのフォルテピアノ、それに絡み付く若きクイケン、壮年期の2人の共演は、現在においても実に新鮮に感じられる演奏です。

モーツァルト:
・ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
・ヴァイオリン・ソナタ第11番変ホ長調 K.26
・ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調 K.8
・『ああ、私は恋人をなくした』の主題による6つの変奏曲ト短調 K.360
・ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454

 ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
 スタンリー・ホーホランド(フォルテピアノ)
 録音:1973年、ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館

Disc72:『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集〜シギスヴァルト・クイケン』
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをクイケンとレオンハルトが当時の楽器で演奏した名盤。レオンハルトのフォルテピアノ、それに絡み付く若きクイケン、壮年期の2人の共演は、現在においても実に新鮮に感じられる演奏です。

モーツァルト:
・ヴァイオリン・ソナタ第20番変ホ長調 K.58
・ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
・ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481

 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 グスタフ・レオンハルト(フォルテピアノ)
 録音:1977年、ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館

Disc73-74:『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』
チェンバロとオルガンの巨匠レオンハルトが、古典派のモーツァルトのソナタを弾いた録音。レオンハルト所有の1787年ヴァルター製のフォルテピアノが使用され、当時バロックから古典に行き着いた斬新な音楽だった衝撃さを再現しています。

モーツァルト:
・ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
・ピアノ・ソナタ第14番変ホ長調 K.282
・ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
・ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K.570
・小葬送行進曲 K.453a
・メヌエット K.355
・アダージョ K.540

 グスタフ・レオンハルト(フォルテピアノ)
 録音:1972年、アムステルダム、レオンハルト宅

Disc75-76:『ウェーバー:歌曲と室内楽作品集』
ドイツ・ロマン派オペラの生みの親であるウェーバーの知られざる歌曲と室内楽作品の数々。当時にロマン派の音楽を古楽器で録音することは実験に近いものがあったはずですが、いずれの奏者たちも曲想に応じた見事な演奏を展開しています。現在においてもウェーバーを知る意味で貴重な盤です。

ウェーバー:
・『10のスコットランド民謡』
 心地よい日陰
 吟遊詩人
 ああ酷悦と愛の苦しみよ
 ヤロウの彼は哀れな求愛者だった
 そう、お前は絹の衣装を身に着けてよい
 わずかなもので満足し、人一倍快活に振る舞う
 愛しいジョン・アンダーソン
 ああ、僕の愛は赤いばらのよう
 愛しい、大好きなロビン
 1日中どこにいたの、おまえ、タミー
・フルートとチェロ、ピアノのための三重奏曲ト短調 Op.63
・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.10-6
・モメント・カプリチオーソ 変ロ長調 Op.12
・アダージョ 変ホ長調とロンド 変ロ長調
・『28の歌曲集』
 嘆き Op.15-2
 あなたの魔力 Op.15-4
 小さいフリッツが若い友に Op.15-3
 私の色 Op.23-1
 ソネット Op.23-4
 愛の灼熱 Op.25-1
 猛烈な速さで山を越えて Op.25-2
 私を休ませて Op.25-3
 乞食の歌 Op.25-4
 カンツォネッタ Op.29-1 & 2
 ロマンツェ
 輪舞 Op.30-5
 それは苦しみなのか喜びなのか Op.30-6
 とらわれの歌人たち Op.47-1
 自由な歌人たち Op.47-2
 ロマンツェ
 バラード Op.47-3
 私の願い Op.47-5
 混成曲 Op.54-2
 お婆さんたち Op.54-5
 もし僕が小鳥だったら Op.54-6
 泣いてはいけない Op.54-7
 5月の歌 Op.64-2
 ひそやかな愛の苦しみ Op.64-3
 学問 Op.64-4
 妖精の歌 Op.80-3
 ダンツィに寄せて

 キャロライン・ワトキンソン(メゾ・ソプラノ)
 イアン・パートリッジ(テノール)
 マックス・ファン・エグモント(バリトン)
 ヴェラ・ベス(ヴァイオリン)
 ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 スタンリー・ホーホランド(フォルテピアノ)、他
 録音:1976年、オランダ、ハールレム、ドープスヘジンデ教会

Disc77:『ヨーロッパの歴史的オルガン〜オランダのオルガン』
古楽界の巨匠レオンハルトが自己の原点であるオルガンに回帰してのシリーズ。それぞれの地方の貴重な歴史的オルガンを駆使して、ヨーロッパのオルガンの歴史を俯瞰。レオンハルトのみがなし得た貴重な名盤であり、記録ともいえましょう。

・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ト短調
・ヴェックマン:第2旋法のマニフィカト
・J.S.バッハ:神の子羊なるキリストよ BWV.619/いと高き所にいます神にのみ栄光あれ BWV.711/我らに幸いを与えたもうキリストよ BWV.620
・シャイデマン:前奏曲第9番
・スウェーリンク:我は汝を呼ぶ主イエス・キリスト
・シャイデマン:主よ我汝により頼む
・ムファット:シャコンヌ (1670)
・J.C.F.フィッシャー:ウラニア〜パッサカリア

 グスタフ・レオンハルト(オルガン)
 録音:1983年、アムステルダム新教会、カンペン聖母教会

Disc78-79:『ヨーロッパの歴史的オルガン〜北ドイツのオルガン』
・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ イ短調
・メルヒオール・シルト:第一旋法におけるマニフィカト
・ゲオルク・ベーム:我が愛する神に、我らキリストを誉め称え
・ブクステフーデ:トッカータ ト長調
・シルト:ただ神にのみ栄光あれ
・ベーム:ああ何とむなしく何とはかない
・ピエール・アテニャン:ガリアルド ヘ長調
・パウル・ホフハイマー:パウロ師のカルメン
・作者不祥:おお清く優しい君/パヴァーヌ第26番
・タリス:学者達の掟より
・フリドリン・ジッヒャー:甘き喜びの内に/誉め称えて響き
・作者不祥:パッサメッツォ・アンティーコによるガリアード第2集
・シルト:プレアンブルム
・パウル・ジーフェルト:パドゥアーナ ヘ長調
・シャイデマン:ガリアルダ ニ短調/プレアンブルム第4番/『主キリスト、大いなる神の子』の主題による変奏曲/トッカータ ト短調/『キリストは死の絆に繋がれ給う』の主題による変奏曲/プレアンブルム第5番

 グスタフ・レオンハルト(オルガン)
 録音:1973年、1976年、シュターデのコスメ教会(1673年製)、オホテルズムの聖マテルアーニ教会(1737年製)、リーズムの改革派教会(1457年製)、ウットゥムの聖パウロ教会(1660年製)、マリエンハーフェの聖マリア教会(1713年製)

Disc80-81:『ヨーロッパの歴史的オルガン〜アルプス地方のオルガン』
・ニューマン:パヴァーヌ
・アンマーバッハ:娘がほしい人は
・テイラー:パヴァーヌとガリヤード
・ブリスマン:不滅の統治者よ
・作者不詳:パヴァーヌとガリヤード
・作者不詳:ガリヤード『カタッチョ』
・作者不詳:ガリヤード『ロデサーナ』
・パッヘルベル:トッカータとフーガ 変ロ長調/コラール『人は皆死すべきさだめ』
・ケルル:不協和音と掛留によるトッカータ
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第5番ヘ長調
・メルーラ:クロマティコ又はカプリッチョ(第1旋法による半音のための)
・パスクィーニ:カンツォーネ・フランチェーゼ第7番
・パスクィーニ:リチェルカーレ第4番
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第10番(第6旋法による)
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第4番(第7旋法による)
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第13番(第8旋法による)
・ツァッヒョウ:プレリュードとフーガ ト長調
・ストラーチェ:バッタリアのダンス
・ケルル:カンツォーナ ト短調
・フローベルガー:リチェルカーレ第1番
・フローベルガー:カプリッチョ第8番
・エーベルリン:トッカータとフーガ第3番
・フックス:ソナタ第5番
・フィッシャー:プレリュードとフーガ ハ短調/プレリュードとフーガ ロ短調/プレリュードとフーガ ニ長調/プレリュードとフーガ 変ホ長調
・エーベルリン:トッカータ第6番
・クレープス:『イエスわが喜び』による小前奏曲』/『イエスはわがたのみ』による小前奏曲/『われ神より離れじ』による小前奏曲
・ムファット:『フーガ ト短調

 グスタフ・レオンハルト(オルガン)
 録音:1970〜1972年、チロル地方の教会の歴史的オルガン使用

Disc82-83:『オーストリアの、ルネッサンスからバロック時代のオルガン』
ルネッサンス時代からブラームスまでの様々な時代のオルガン作品を、アイゼンシュッタト、アルダッガー、ウィーンのピアリステン教会にある3台の歴史的オルガンをして再現しています。

・エリアス・ニコラウス・アメルバッハ:Passametzo d'Angleterre
・クリスティアン・エアバッハ:パヴァーヌとガリヤードとクーラント
・アレッサンドロ・ポリエッティ:Capricietto sopra il cucu
・フローベルガー:カプリッチョIII
・ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー:『音楽の花束』より
・パッヘルベル:マニフィカトとフーガより
・ヨハン・スペス:アルスマグナより
・C.P.E.バッハ:ソナタ第2番ト短調
・アルブレヒツベルガー:フーガ ト短調『B-A-C-H』
・ハイドン:変奏曲ハ長調 Hob.XVII.5
・メンデルスゾーン:フーガ ハ長調
・ジーモン・ゼヒター:フーガ ハ短調
・ブラームス:11のコラール前奏曲 Op.122〜第2, 3, 4, 5, 7, 8, 11番

 ヨハン・ゾーンライトナー(オルガン)
 録音:1977〜1978年、オーストリア

Disc84-85:『ヨーロッパの歴史的オルガン〜北イタリア地方のオルガン』
古楽界の巨匠レオンハルトによるヨーロッパの歴史的オルガン第2集。北イタリアの歴史的オルガン(ブレッシア、カゼッレ・ダルティボーレ、ヴェネツィア、カルピ、ルーゴ)を駆使して、ヨーロッパのオルガンの歴史を俯瞰するシリーズ。レオンハルトのみがなし得た貴重な名盤です。

・A.ガブリエーリ:『小りす』によるカンツォーナ・フランチェーゼ
・フレスコバルディ:聖体奉挙のためのトッカータ第4番/ミレファミによるリチェルカーレ第4番
・パスクィーニ:パストラーレ
・トラバーチ:第2旋法カント・フェルモ
・フレスコバルディ:カンツォーナ第5番/『ラ・スパニョレッタ』によるカプリッチョ
・ロッシ:トッカータ第13番ニ短調
・パスクィーニ:ソナタ ハ長調
・ツィポリ:ベルセット ト短調/ベルセット ホ短調/聖体奉挙 ハ長調/カンツォーナ ニ短調
・パスクィーニ:ソナタ ト長調/リチェルカーレ ト短調
・マルティーニ:トッカータ ハ短調/ソナタ第2番ト短調
・スカルラッティ:フーガ ニ短調
・ツィポリ:ベルセット ホ短調/奉献 ハ長調/聖体奉挙 ヘ長調
・アルブレヒツベルガー:フーガ ハ長調
・ストラーチェ:トッカータ第19番ト長調/リチェルカーレ第22番ホ短調/『ラ・スパニョレッタ』によるアリア』
・パスクィーニ:カプリッチョ第2番ト短調
・マルティーニ:奉献のためのソナタ イ長調/トリオ ト短調
・フンメル:前奏曲変イ長調
・作者不詳:ヴィオロンチェロ付きソナタ/トロンボンチーノ付きソナタ/コルネット付きソナタ

 グスタフ・レオンハルト(オルガン)
 録音:1970年、1974年、北イタリア地方の教会の歴史的オルガン使用

【セオン・レーベルの主要アーティスト(生年順)】

ヤープ・シュレーダー Jaap Schroder[1925-]
オランダのヴァイオリニスト、指揮者。アムステルダムとソルボンヌで学び、1960年代からレオンハルトやビルスマと古楽演奏活動を開始。エンシェント室内管弦楽団のコンサートマスターおよびディレクター、スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ、エステルハーツィ弦楽四重奏団としての活動でも知られています。

グスタフ・レオンハルト Gustav Leonhardt[1928-2012]
オランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者。ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアにしてその中心人物。各種の鍵盤楽器によって録音を残していますが、とりわけチェンバロ奏者・オルガン奏者として名高い存在。「セオン」レーベルには、チェンバロ・ソロ、オルガン・ソロの名盤に加え、室内楽や指揮者としての録音も残しています。◎コンラート・ルーラント Konrad Ruhland (1932-2010)指揮者・音楽学者。最初パッサウ大聖堂での聖歌隊員として、そして音楽学を学び、歴史、神学、教会の歴史の中で音楽学の研究を行ってきました。1956年に結成した、ミュンヘンの古楽アンサンブルである、ミュンヘン・カペラ・アンティクヮと数々の宗教的合唱作品を見出し、演奏・録音を行ってきました。

フランス・ブリュッヘン Frans Bruggen[1934-]
オランダのリコーダー、フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者、および指揮者。1950年代よりリコーダー奏者として活動を開始し、リコーダーによる演奏の可能性を格段に広めた20世紀古楽界の草分け的な存在。「セオン」レーベルには、ソリストとしての最円熟期の名盤のほか、18世紀オーケストラの指揮者としての最初期の録音も残しています。

アンナー・ビルスマ Anner Bylsma [1934-]
バロック・チェロの先駆者かつ世界的な名手として知られるオランダのチェロ奏者。ハーグ王立音楽院で学び、メキシコのカザルス・コンクールで優勝後、1960年代にはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。この時期にレオンハルト、ブリュッヘンらと親交を深め、バロック・チェロ奏法を追究・確立。

ヨハン・ゾーンライトナー Johann Sonnleitner[1941-]
オーストリア生まれの鍵盤奏者。ウィーン大学でチェンバロ、音楽教育、歴史、教育学を学んだ後、レオンハルト、マリー=クレール・アランにも学びました。ブルージュ国際チェンバロ・コンクール優勝後、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスに参加。チューリヒでのモンテヴェルディのオペラ公演に出演。ザルツブルクでアーノンクールのアシスタントも務めました。特に歴史的な鍵盤楽器のスペシャリストです。

シギスヴァルト・クイケン Sigiswald Kujken [1944-]
ベルギーのヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者、指揮者。ブリュージュとブリュッセル音楽院でヴァイオリンを学ぶ。バロック〜古典派時代のヴァイオリンを中心とする弦楽器の演奏法や楽器を研究し、それを20世紀に復活させた、古楽演奏運動の立役者の一人。1972年にオリジナル楽器アンサンブル、ラ・プティット・バンド結成。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ならびにチェロ奏者の兄ヴィーラントや、フラウト・トラヴェルソ奏者ならびにリコーダー奏者の弟バルトルトとともに、「クイケン三兄弟」のひとりとして知られています。

ルネ・ヤーコプス Rene Jacobs[1946-]
ベルギーのカウンターテノール、指揮者。ヘントの生まれ。同地の聖歌隊合唱団で歌い始め、その後アルフレッド・デラーに学び、カウンターテノールとしての活動を開始。1970年代にはコンチェルト・ヴォカーレを組織し、指揮者としても活動を始めています。

パウル・ファン・ネーヴェル Paul Van Nevel[1946-]
オランダの音楽学者、指揮者。1970年にベルギーで古楽演奏団体「ウエルガス・アンサンブル」を結成し、地元のフランドルはもとより、中世ルネサンス期のスペイン、ポルトガル、イタリア、ドイツなどの“知られざる名曲”を精力的に録音しています。彼は中世・ルネサンス音楽の優れた学者、演奏者であるばかりでなく、ポルトガル・ファド友の会創立会員という肩書きも持っており、現代のファドとルネサンス期のヴィランシーコの間の同質性を演奏で証明して見せるなど、多彩な活動を続けています。

ルッツ・キルヒホーフ Lutz Kirchhof[1953-]
フランクフルト生まれのドイツの世界的なリュート奏者。当時のリュート奏法などを徹底的に研究しつくし、歴史的手法を再構築することに成功しました。この技術の使用により、テクニックや音楽の表現力、広範な音響スペクトルを可能にしてきました。(SONY)

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