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バロック・ヴァイオリニスト、高橋未希ソロ・アルバム

2014年5月27日 (火)

国内外で活躍するバロック・ヴァイオリニスト
高橋未希ソロ・アルバム


【高橋未希よりコメント】
「たった一人で旋律も和音も奏でられるピアノと違い、旋律楽器であるヴァイオリンは、本来が合奏楽器です。しかし、4本の弦を使って、限りはあるものの重音を弾くこともできるために、希少ではありますが独奏曲も作曲されてきました。その中から、私の好きな曲を中心に、なるべくバラエティに富んだ作品を集めたつもりです。『独奏』とはいうものの2挺のヴァイオリンと3本の弓、録音に使わせていただいた教会という空間、この録音に関わり、様々な形でご協力いただいた皆様、そして何より、想像上ではありますが、最終的に聴き手となって下さる方々との対話は、欠かせないパーツです。ひとりぼっちの独り言ではなく、例えるならば、多くの人が携わり創り上げた劇中での、観客へ向けた『モノローグ』と受け取っていただければ幸いです。」(MA recordings)

【収録情報】
・トマス・バルツァー:プレリュード ト長調
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
・ジョバンニ・バサーノ:リチェルカーレ第2番ト長調
・ビーバー:『ロザリオのソナタ』より、パッサカリア ト短調
・テレマン:無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー第7番
・バブコット/ディンスレー:『詳細な覚書を基にトマス・ディンスレーによって復元されたジョージ・バブコットの間違いの多い哀悼曲』

 高橋未希(バロック・ヴァイオリン)

 録音時期:2011年8月
 録音場所:ドイツ、ベルリン、ヴァンシー、アンドレアッシュキルッヒ(教会)
 録音方式:ステレオ(5.6MHz DSD/セッション)

【使用機器】
 レコーダー:KORG MR2000S
 マイクロフォン:米谷淳一氏による無志向性振動版使用、DC電源のライン出力のもの
 ケーブル:ステレオラボの「トンボ」米国クリス・ソモヴィーゴ作

 エンジニア:タッド・ガーフィンクル
 ディレクター:アダム・レーマー
 イラスト&カバーデザイン:山成美穂
 日本語帯・解説付

【高橋未希】
桐朋学園大学音楽科にて原田幸一郎氏に師事した後、トロントのグレン・グールド音楽院にてローランド・フェニヴェシュ氏のもと、演奏学科の学士資格とディプロマを取得。後に、ベルリン芸術大学古楽科でイルムガルド・フンゲボルト氏の指導のもと、最高得点でバロック・ヴァイオリンのディプロマを取得し、2007年には同大学で国家演奏員資格を「きわめて優秀な成績で」(mit Auszeichnung) 取得した。
 2005年3月には、ドイツのマグデブルクで開催された第三回国際テレマンコンクールに優勝、特別賞としてオリジナルの装飾についても賞を獲得。同年8月、ブルージュ国際古楽コンクールにて、優勝と同時に聴衆賞を受賞している。2005年1月から5月まで、アカデミア・モンティス・レガリスのバロック・オーケストラアカデミーにコンサートマスターと第二ヴァイオリン首席として招かれ、3月にはエンリコ・オノフリとヴィヴァルディの二台ヴァイオリンのためのコンチェルトを共演した。
 2006年には、バッハ・フェスティバル、テレマン・フェスティバルなどヨーロッパ各地でのコンサートで好評を得たほか、同年11月には日本で、2007年11月にはアメリカでのデビューリサイタルも行った。
 演奏活動の他に、ハンガリーのデブレツェン大学音楽学のマスタークラスや、台北芸術大学と台南芸術大学でのバロックシンポジウムに講師として招かれて、教鞭を取った。(MA recordings)

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『モノローグ〜バロック・ヴァイオリン作品集』 高橋未希

CD

『モノローグ〜バロック・ヴァイオリン作品集』 高橋未希

価格(税込) : ¥3,080
会員価格(税込) : ¥2,834
まとめ買い価格(税込) : ¥2,618

発売日:2014年06月10日

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