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オークレールとアランによるバッハ:ヴァイオリン・ソナタ集

2014年5月26日 (月)

バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全曲
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
マリー=クレール・アラン(オルガン)
なんとオルガンによる伴奏!


フランスが生んだ女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレール。左手の故障のため30歳代で現役を引退したために録音に恵まれなかったヴァイオリニストですが、当復刻盤はオークレールが現役バリバリで演奏活動をしていたころの演奏を聴くことができます。その演奏は年齢を感じさせない、実に落ち着いた堂々たるもので、とてもその若い女性が演奏したとは信じがたいほどの演奏です。温かさを感じさせるヴァイオリンの音色に思わずうっとりとしてしまいます。
 ここでのもう一つの注目はオルガン界の女王マリー=クレール・アランがオルガン伴奏していることです。オークレールとの息もぴったりでオルガンの的確なレジストレーションにも好印象を受けます。(キングインターナショナル)

【オークレール・プロフィール】
ミシェル・オークレールは、1924年、著名な画家の娘としてパリに生まれ、6歳から学び始めたヴァイオリンでパリ音楽院へ入学、卒業後には巨匠ジャック・ティボーからも教えを受け、1943年、ロン=ティボー国際コンクールにわずか13歳で優勝し、国際的なキャリアを開始します。
 1951年にはシャルル・ミュンシュ指揮のボストン交響楽団と共演、アメリカ・デビューを大成功させ、ジネット・ヌヴー以来の天才女性ヴァイオリニストとしての評価を決定的なものとしました。
 オークレールは事故のために30代で現役から引退、その後はパリ音楽院で1969年から1990年まで教鞭を取り、パリ音楽院の名誉教授、桐朋学園の客員教授など、もっぱら後進の指導にあたっていました。(HMV)

【アラン・プロフィール】
1926年8月10日、パリ近郊のサン・ジェルマン・アン・レイに誕生。父アルベールは作曲家でアマチュアのオルガニスト製作者、若くして亡くなった兄のジャンも作曲家という家庭に育ち、幼少からオルガンとピアノに親しんで育ち、11歳で父の代役として教会でオルガン演奏をおこなうなど、特別な環境でオルガンのセンスを磨いて行きました。
 1944年、連合軍によってパリが解放されると、彼女はパリ音楽院に入学、モーリス・デュリュフレに和声学を、シモーヌ・プレ=コサードにフーガを、マルセル・デュプレにオルガンと即興演奏を師事し、1950年にオルガン科を首席で卒業すると、ほどなくジュネーヴ国際コンクールに出場して首位を獲得、すぐにパリでオルガン・リサイタルを開いて注目されるようになり、翌1951年にはパリでバッハ賞を受賞しています。
 以後、パリの聖マリア教会を拠点に、オルガニストとして世界的な活動を展開、実演だけでなくレコーディングにも熱心に取り組みますが、一方で、フランス・オルガン音楽についての研究書も著し、さらに後進の指導にもあたるなど、その多彩な活躍ぶりには驚くべきものがありました。
 そうした活動が評価され、1974年に、レジョン・ドヌール勲章を授けられ、さらに翌年にはドイツのリューベック市からブクステフーデ賞を授与されてもいます。
 アランの演奏は、その驚異的な記憶力により、長期に渡って蓄積された膨大な知識と経験に基づく、曖昧さや曇りのない明快なスタイルに特徴があり、対位法にせよ和声にせよレジストレーションにせよ、常に明確な表現が志向されているのが印象的でした。
 レパートリーはバロックから20世紀作品までと幅広く、おこなったリサイタルの数も2000を超えていたといいますから相当なもの。
 アランは研究熱心なオルガニストでもあり、楽譜や楽器についての考察を欠かすことがなく、生涯に3度もバッハのオルガン曲全集を録音することになったのも、背景には、アラン自身の解釈の変化を反映させるという目的がまずあったものと思われます。また、そうした知識や技能を買われ、歴史的なオルガン本体の修繕や改修に際しても助言を求められることが多く、まさにマルチなオルガニストとして、20世紀オルガン界を代表する重要な存在となっていました。
 活動が国際的だっただけに、1970年代のはじめから日本もたびたび訪れており、常に暗譜で演奏するその姿はおなじみにもなっていました。2013年2月26日没。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全6曲
・第1番ロ短調 BWV.1014
・第2番イ長調 BWV.1015
・第3番ホ長調 BWV.1016
・第4番ハ短調 BWV.1017
・第5番ヘ短調 BWV.1018
・第6番ト長調 BWV.1019

 ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
 マリー=クレール・アラン(オルガン)
 録音時期:1956年12月、1957年1月
 録音場所(ドゥーヴィル)
 使用音源:Japanese Lexington LEXC-1026/27 LP (Sonatas No. 2- 5), French Les Discophiles Francais DF 209 LP (Sonatas No.1, 6)

【ボーナストラック】
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
・第1番ト長調 BWV.1027
・第2番ニ長調 BWV.1028
・第3番ト短調 BWV.1029

 ポール・ドクター(ヴィオラ)
 フェルナンド・ヴァレンティ(チェンバロ)
 録音時期:1955年
 使用音源:U.S.A Westminster XWN 18869 Blue label LP

 録音方式:モノラル
 Digital Remastering
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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